ぱっとつくれて、「おいしい!」とこどもの最高の笑顔が見れる時短親子丼をご紹介
前回ご紹介した「鮭たらこ」に引き続き、時短レシピ「丼もの」シリーズの2回目は「フライドチキンの親子丼」をご紹介します。これは、家にほとんど何も食材がなくて、コンビニやスーパーでフライドチキンを買えるんだけど、このまま夕飯にするには罪悪感がありすぎる…というときにぜひ作ってほしい親子丼です。余ったフライドチキンも無駄なく使え簡単につくれておいしいのでおすすめです!
材料
・市販のフライドチキン(お好みのもので何でもOK)
・砂糖
・しょうゆ
・だし(だしパック、顆粒だしなどなんでもOK)
・玉ねぎ
・卵
作り方
1:フライドチキンを骨から外し、ほぐしておく。
2:玉ねぎを薄切りにし、卵は割りほぐしておく。
3:フライパンに水とだしパックを入れて火にかけてだしをとり、砂糖、しょうゆで味付けをする。玉ねぎをだしの中に入れ、やわらかくなったら、ほぐしたフライドチキンを入れる。
4:卵を回し入れ、卵が好みのかたさになったら火から下ろす。
ごはんにのせて完成。
フライドチキンを使うことで、生の鶏肉からつくるよりも火を通す時間が少なくなるので時短になります。また、チキンをほぐしているので小さなお子さんでも食べやすいのもポイント。フライドチキンをほぐす時間を省くために骨なしチキン使ったり、玉ねぎをなるべく薄く切って火を通りやすくすることでさらなる時短に。
フライドチキンの衣にいろいろなスパイスが入っていて、それが卵にとても良く合います。普通の親子丼とは異なる旨味が出て本当においしい!娘も小さな頃から喜んで食べてくれるメニューです。忙しくてクタクタでもぱっと作れて「おいしい!」と子どもの最高の笑顔が見られるメニューです。
実はこのフライドチキン親子丼、私が小学生のときからつくり続けているレシピ。私の母も私を含む3人の子どもを育てながら働いていて、料理は私の担当家事でした。フライドチキンが余っていて、でも翌日はあまりおいしくないし…と思ったときに、親子丼で普通の鶏肉の変わりにこのフライドチキンを使って作ってみるのはどうかな?と考え、作ったのがきっかけです。30年近く作り続けています。その頃はまさか、30年後の母となった自分を助けてくれるメニューになるとは思っていなかったので、不思議なものですね。
Domanist
杉山迪子
1児(女児)の母。病理医、乳腺外科医として働く女医。仕事と育児はもちろん、ファッション、人柄もバランス感覚を大切にしている。趣味は娘と旅行に行くこと。おいしい肉と日本酒が大好き。
IG:https://www.instagram.com/michiko_612/