Contents
◆本記事内にある商品は、すべて過去のDomaniの記事から再編集しています。現在はお取り扱いのないものがございますので、メーカーへのお問い合わせはご遠慮ください。
【目次】
子どもの卒園式・卒業式、ママ(母親)の服装は?
まず迷うのが〝色〟。卒業式は落ち着いた印象で臨んだ方が良いと考えるママは多く、「黒」や「ネイビー」など、ダークな色をつい選択しがち。ですが、先輩ママたちに聞くと意外とそうでもないようで…。
先輩ママの感想で多かったのは、「そこまで〝かっちり〟を意識する必要はなかった」という意見でした。また、全員で撮影した集合写真を見て、「服が真っ黒で自分の印象も暗く見えた」というエピソードも。
主役はあくまで子供!ママは脇役ですが、控え目になり過ぎる必要はなく、大切な式典だと意識しながら、子供の門出を祝う気持ちを込めたファッションにトライしてみるのもおすすめです。自身もおしゃれを楽しむ余裕があるくらいが、案外うまくいくのかもしれません。
▼あわせて読みたい
【卒園式の着こなし】おしゃれママのリアルコーデ5つ
卒園・卒業式は、シックなファッションで参加するという人も多いのでは?そこで、Domani専属読者モデル&Domani Labメンバーの卒園式ファッションをスナップをご紹介!定番のネイビーコーデは、華やかなアクセントをつけたり、今どき感のあるシルエットのアイテムを選ぶのがポイント。おしゃれママたちのセレモニーファッションを、ぜひ参考にしてみてください。
1:浅野里絵さん(Domani専属読者モデル)
2:浅野里絵さん(Domani専属読者モデル)
3:鈴木まきさん(Domani専属読者モデル)
4:杉本緑さん(Domani Labメンバー)
5:吉田美帆さん(Domani Labメンバー)
1:浅野里絵さん(Domani専属読者モデル)
白〜淡い紫のグラデーション、かつ片身替わりのデザインの着物だから、彩り豊かな帯を合わせてもエレガントに着地。波模様のような帯がモダンな印象に。
「娘の卒園式はガウンと帽子を羽織る伝統的なスタイルだったので、日本の伝統文化である着物で出席。周りも着物で出席されている方が多かったです。着物は普段なかなか着る機会がないので、娘も喜んでくれました! 息子の卒園式の際も着たいと思っています」(浅野さん)
2:浅野里絵さん(Domani専属読者モデル)
正統派にもハマる、カリッとハンサムなセットアップ風コーデ。着映え度の高いZARAのブラウスが活躍。バッグでグレーを投入することでやわらかさが加わり着こなしに奥行きが。
「小規模保育園の卒園式でのコーデ。バリバリお仕事されている保護者が多いので、フォーマルモードが高まる黒ジャケットスタイルを着用。ジャケットを脱いでも華やかさがキープされるので、ボウタイブラウスはセレモニーファッションにおいてとても重宝しました!」(浅野さん)
▼あわせて読みたい
3:鈴木まきさん(Domani専属読者モデル)
鈴木さんは、セレモニースタイルならではのオールネイビーファッション。深みのあるワンカラーコーデの中、ボウタイブラウスにあしらわれた大振りのパールモチーフがアクセントに。
「王道の濃紺スカートスーツスタイル。パンツスーツなども考えましたが、準礼服に倣いスカートスタイルにしました。ネイビーは、セットアップを着れば間違いない! といえるくらいの定番カラー。ダークネイビーを選べばきちんと感がより増す気がしています。個人的に、子供が小さいときの式典では正統派に徹して、中・高生になってきたら脱コンサバで好きなファッションを楽しみたいなと思っています」(鈴木さん)
4:杉本緑さん(Domani Labメンバー)
セレモニー初心者ゆえ、念入りに情報収集しているという杉本さんは、デイリーシーンでも着まわせそうなネイビーワンピースをセレクト。ハリ感のあるボンディング素材が、王道ネイビースタイルを今っぽく昇華。
「今季購入したフレアワンピースは、ほどよく体にフィットするきれいなシルエットと、かしこまり過ぎないきちんと感を演出できる点が気に入っています。セレモニーに限らず、学校行事や食事会などあらゆるシーンで活躍する予感。レース地×スクエア形にビジューがあしらわれたパンプスや、パールのアクセサリーで華やかさをプラスしているのもポイントです」(杉本さん)
5:吉田美帆さん(Domani Labメンバー)
長男の卒園・入学式の際は正統派ファッションで出席したものの、かっちりしすぎて浮いた経験があるという吉田さん。そんな吉田さんが長女の卒園式に選んだのは、洗練度&洒落感たっぷりのブルーのセットアップ。昨年セレモニー服試着室企画で着用したセットアップが気に入り、購入したのだそう。ブラウスをインすることでフリルのようなディテールが引き立ち、スタイルアップ効果も抜群。
「ブルーのセットアップはなかなか見かけなくて、かぶることがない! ネイビーやモノトーンだとマンネリ化しがちなので、鮮やかなブルーでとびっきり晴れやかに。セットアップが華やかな分、髪は軽く内巻きにする程度のナチュラルスタイルに仕上げています」(吉田さん)
▼あわせて読みたい
【母親の服装マナー】卒業式・卒園式は地味見えを回避して華やかに!
せっかくのハレの日ですから、自分らしい服で出席したい。そこで、T.P.Oをわきまえつつ、スタイリッシュに見えるコーディネートを徹底解説していきます。
無難な「ネイビースーツ」を地味に見せないコツ
“ノーカラージャケット×タイトスカート”は無難すぎる!?
ネイビーは上品で使い勝手のいい色ですが、ノーカラージャケット×タイトスカートといった、あまりにも無難なデザインを選ぶと、写真映えせず地味すぎてしまう可能性が!
“Vカラージャケット×テーパードパンツ”でシャープな印象へ
同じネイビーのジャケットでも、深いV開きがシャープなノーカラージャケットを選べば、こんなにシャープな印象。同素材のブラウス&テーパードパンツを合わせれば、きちんと感も十分です。単品使いしやすいようデザインされているため、着回し力も抜群。セレモニー後は、普段のお仕事で活躍してくれます。洋服にきちんと感があるため、靴はビジュー付きを選んで、ハレの日らしい華やかさをひとさじ加えて。
▼あわせて読みたい
「ゆったりワンピ」は華やかさを大切に
“ゆったりシルエット”ネイビーワンピースだとメリハリ不足に
ド定番なネイビーワンピ、しかもゆったりとしたシルエットのものを選ぶと、締まりのない印象に。
“そで部分だけのレースワンピ”で品よく華やかに!
無地では地味すぎる、かといって総レースでは派手すぎ!? ならば、そで部分にだけレースをあしらった部分レースワンピで勝負! ひじが見えない七分そでや詰まったネックライン、ひざ下の着丈など、きちんと感も十分。そのうえ、繊細なラッセルレースやそで口にあしらわれたレーヨンコードが華やかさを演出してくれます。せっかく新調するなら、卒入園シーズンが過ぎても、会食や記念日ディナーなどで活躍する一枚を選んで、賢く着回してくださいね!
▼あわせて読みたい
上品見えの鉄板!「ツイードスーツ」を今っぽく着こなす
ツイードのジャケットコーデは「細身パンツ×長めタイトスカート」のIラインでキュッと見せて
トレンドに関わらず、卒園・卒業式コーデに毎年選ぶ人が多いツイード素材のジャケットコーデ。ミックスツイードあるいは単色問わず、どんなデザインでも上品なクラシカル感が漂い、リッチに映えるのが最大の魅力です。
テーラードジャケットやプルオーバーも人気ですが、中でもクルーネックのノーカラージャケットのセットアップはすっきりきれいめに映えるとセレモニースタイルの定番アイテム。それ自体がクラシカルにつき、ボトム選びが印象を左右する重要なファクターに。タイトスカートはふくらはぎが少しのぞくやや長めのひざ下丈、あるいは細身パンツで軽やかにまとめるのが今の最適解です。
\短丈と長めタイトの最旬バランスが鮮度よく映える!/
▲ジャケット・スカート(IVY I’M NAVY)
モデル牧野紗弥さんが手がける”IVY I’M NAVY”のネイビーツイードの最旬セットアップ。腰骨あたりまでの短丈ジャケットは着るだけで旬のムードをたたえ、襟やフロントにあしらったウールの飾りテープが着こなしにメリハリをつけて。タイトスカートはミモレ丈が抜け感をもたらしつつ、短丈ジャケットとのバランスで脚長効果もバッチリ。
▼あわせて読みたい
「ベルメゾン」のおすすめツイードセットアップ
▲ツイードスカートスーツ2点セット0[S、M、L、LL、3L]カラー:ライトグレー系
エレガントな雰囲気を演出するツイードセットアップは、ストレッチ素材を採用して動きやすさを両立。ニュアンシーなライトグレーで今っぽい仕上がりに。
ショート丈ジャケットと長めスカートという、着るだけでサマになるバランスを追求しているのも見逃せません。
自分にぴったりな「オーダースーツ」を作る
春の卒入学シーズンを間近にひかえ、そろそろちゃんとしたセットアップスーツが欲しい!とお探しの方も多いのでは?でも、既存のデザインだとどうしても「袖丈がちょっとだけ短い」「もう少し裾が長めの方が安心なのだけど…」となかなかぴったりのサイズに巡り合うのも難しいですよね。そんなときに賢い選択肢として見逃せないのが“オーダーメイド”という選択。
これから迎える方も多い卒業式・入学式用のスーツを、KASHIYAMA the smart tailor(カシヤマ ザ スマートテーラー)でパーソナルオーダーするのも賢い選択のうちの一つです。
「KASHIYAMA the smart tailor(カシヤマ ザ スマートテーラー)」
“オーダーメイド”というとなにやら色々と手間がかかるイメージですが、手順はとても簡単。まずは店舗の来店予約をしたら、その日時に直接来店→素材やデザインを選び→採寸をしてもらい、完了!
一度採寸をしてもらったら、次回からはオンラインでそのデータを元に簡単に注文ができるのも嬉しいところ。
例えば素材を選ぶ際、“黒色”と一口に言っても生地の組成や織り方によってその見え方は様々。プロのスタッフさんと相談しつつ、実際に生地見本を触って確かめながら選べるので、実際の仕上がりイメージとのギャップが少なくて安心です。
シンプルで飽きのこないベーシックなデザインが多いことも、年を重ねてどこに着て行っても恥ずかしくない一着を持っていることの大切さをしみじみ実感しているアラフォー世代としてはとてもうれしいポイント。
注文する時期にもよりますが、最短1週間で自宅に配送してもらえます(シーズンによって異なる場合もあります)。
店舗は全国にあるので、気になる方はお近くの店舗をまずは検索してみてはいかがでしょうか。
▼あわせて読みたい
まだ肌寒い3月の式典での「アウター」は必須
三寒四温で朝晩と日中の気温差が激しいこの時季。3月のセレモニーに冬用のコートはちょっと時季外れと感じてしまいますよね。そこで、卒園・卒業式の活躍するライトアウターをチェックしておきましょう。また、式の間はアウターを脱ぐことになるので、コンパクトに畳めるかどうかもポイントです。
セレモニー用のライトアウターは、ネイビー、オフホワイト、ベージュカラーがおすすめ
4月の入園・入学式も着て、その後は通勤にも着られることを考えると、おすすめは春先でもバッチリ着られる化繊混のとろみ素材。肝心のライトアウターのデザインはインナーのコーデにもよりますが、どんな襟とも合うノーカラーやステンカラーならより安心。
肩のフラップがアクセント。合わせやすいステンカラーのストレートシルエットはパンツにもスカートにも合わせやすい万能デザイン。ポリエステルレーヨンのしなやかな素材感に右肩のガンフラップがこなれたアクセント。比翼仕立てなので、ボタンを留めてもスッキリ見え。シンプルゆえ、セレモニーではブローチをつけたりと自分好みのアレンジができるのも魅力。
▼あわせて読みたい
卒業式・卒園式コーデに欠かせないアクセント
シンプルなスーツにコサージュなどアクセサリーで華やかさを足すこと自体はいいのです。セレモニーでしかできない、ある種コスプレ的なスタイルもたまには楽しいものですよね。でも、お母さんのクローゼットから拝借してきたような、ド派手なコサージュは例外です。“今どきコサージュ”で控えめ華やかに!
卒業式・卒園式の定番【コサージュ】は、甘さを抑えた大人めデザインを選んで
シュッとしたリーフ柄はジャケットにあしらうだけでスタイリッシュな雰囲気に昇華。左中の小さな花が連なったデザインは、シルクサテンの艶やかな葉が上品なアクセント。クリップ付きなのでヘアにあしらったりと色んな楽しみ方ができそう。下はオーガンジーとチュールの繊細な花モチーフにパールビーズが可愛らしいアクセント。
▼あわせて読みたい
品良く映える、柔らかいカラーの【コサージュ】は万能
式典用にひとつは持っていたいコサージュは、ライトグレーやベージュ、クリームなどどんな色合いにもなじむ優しい色を選ぶのもおすすめ。繊細な花びらの作りがクラシカルで可愛らしい写真右のコサージュや、写真上の白い花が連なったタイプなどコサージュのバリエもますます豊富に。左のオーガンジーのコサージュはライトグレーが甘すぎず、服ともなじみがよくおすすめです。
▼あわせて読みたい
【ブローチ】は、普段使いまで考えたモダンなタイプを選んで
フラワー、オーバルetc.。ブローチ流行りの今、好みのデザインを数種類揃えておくのも狙い目!昨年からの流行りで、今季もブローチはバリエ豊富に展開中。同じ服でもローチ次第で雰囲気も変わるので、この機会に少し揃えておくのも一案。クラシカルな花柄モチーフのほか、オーバル型やラインモチーフはすっきりとした大人っぽい雰囲気が楽しめる。
▼あわせて読みたい
祝福シーンにぴったりな【ヴァンドームブティック】のジュエリー
セレモニーシーンのアクセサリーは、華やかにしたい一方で存在感がありすぎてもトゥーマッチ…と悩ましいもの。ブローチやコサージュが定番ですが、おしゃれに身につけるのが難しいという声も。そこでおすすめしたいのが、ヴァンドームブティックのジュエリー。素材の美しさを生かしながら、色鮮やかな日本の四季を職人の手仕事によって細やかに表現したコスチュームジュエリーを展開するブランドです。
写真の「Beauté Nature」では、自然が作り出すさまざまな美しさを切り取った、エレガントかつ繊細な輝きを放つジュエリーがそろいます。天然素材ならではの儚く柔らかな色合いのピンクシェルと、上品なローズゴールドカラーがラグジュアリーな雰囲気を醸すフラワーアクセサリー。甘さの中に凛とした佇まいが感じられる、上品なデザインです。1つ1つ丁寧にかたどったシェルとカットガラスがリッチにきらめいて。
▼あわせて読みたい
【スタイル別】40代ママにおすすめの卒業式・卒園式の服装
ここからは40代ママの卒業式・卒園式にもおすすめしたいパンツやスカートのセットアップやワンピーススタイルをピックアップ!大人の清潔感や落ち着きさを意識しつつ、地味になりすぎない服装を心がけて。体型の変化が気になる40代ママは、タイトすぎないシルエットを選んでみましょう。
ネイビージャケット×ストレートパンツのセットアップ
ネイビーノーカラージャケット×ネイビースカートコーデ
プルオーバー×タイトスカートコーデ
黒ワンピース
フレアブラウス×細身パンツコーデ
ノーカラージャケット×白ブラウス×テーパードパンツ
ネイビージャケット×ストレートパンツのセットアップ
上質なツイードが一目瞭然の、ジャケットとストレートパンツのセットアップ。定番のノーカラージャケットはトレンドの短丈が新鮮見えを叶え、たっぷりとボリュームのある白シャツを下からのぞかせることで今どきのこなれ感を演出。奇をてらってないのに洒落感たっぷりな着こなしに。
ネイビーノーカラージャケット×ネイビースカートコーデ
黒よりも柔らかく、ベージュよりも落ち着いたトーンのネイビーのセットアップ。目の詰まったミラノリブ編みのニットで仕立てた、やや短丈のノーカラージャケットとフレアスカートのセットアップ。ニットならではのリラクシーさがありつつも、目の詰まった仕立てにつききちんと感も申し分なし。スナップボタンがカジュアルに映えつつ、パイピングでキリリとシルエットを引き締めたりとデザインのバランスが秀逸。
▼あわせて読みたい
プルオーバー×タイトスカートコーデ
▲プルオーバー・スカート(マルティニーク ルミネ横浜〈マルティニーク〉)
シアーなオーガンジーに繊細な刺繍があしらわれた洗練度抜群のセットアップ。柔らかく透け感のあるオーガンジーに繊細なフラワー柄の刺繍を施した、最高に贅沢で上品なセットアップ。七部袖や裾の透け感が軽やかで、ゆるっと体を覆うプルオーバーが今どきの雰囲気も感じさせて。すっきりとしたタイトスカートがセレモニーコーデらしいきちんと感を演出。
▼あわせて読みたい
黒ワンピース
すとんと落ちるミモレ丈のストレートシルエットに、たっぷりとした肩のタックがフェミニンなアクセント。シンプルながらもお祝いの場にふさわしい華やかさがきちんと感じられる大人可愛いデザイン。パールやゴールドアクセなど小物合わせもキレよく。
ハレの日のブラックコーデは沈んだ暗い印象にならないことが何よりも大切。どこかに華やかさがあったり今っぽいデザインのものなら、落ち着きすぎずお祝いの場にふさわしい印象に。ゴールドやパールなどアクセを効果的にあしらって、一段と洒落見えさせるのもポイントです。
▼あわせて読みたい
フレアブラウス×細身パンツコーデ
今や卒園・卒業式コーデの定番になりつつある甘トップス×細身パンツのセットアップ。着席時でも顔周りが華やかに盛れる上、細身パンツが動きやすさとスタイルアップを叶えるのが人気の理由です。
ありそうでなかった、ケープとノースリーブのフレアブラウスがセットのトップス。肉感のあるしっかりとしたダブルクロスの素材がきちんと感もあり、ケープは両腕にスリットが入り腕さばきも文句なし。下のノースリーブトップスはフレアの裾が女性らしく1枚でも着映え力十分。スリムパンツでスレンダーにまとめて。
▼あわせて読みたい