ジレをおしゃれに着こなすには？
はおるだけでおしゃれを約束してくれるジレ。ベストと似ていますが、防寒性や実用性のある前開きからプルオーバータイプまで広く含めるベストに対して、ジレは前開きのデザインが基本。レディース向けのジレは、素材や着丈、襟の有無などバリエーションも豊富です。ジレをおしゃれに着こなすコツをコーディネート実例とともにご紹介していきます。
【POINT】
・いつものコーデにプラスするだけで、一気にあか抜ける
・パンツやスカートワンピでも、どのアイテムとも相性がいい
・縦長ラインが強調されて、スタイルアップ効果も期待できる
初心者におすすめ！ロング丈のジレコーデ
【1】白シャツ×茶色ロングジレ×茶色パンツのセットアップ
ボタンレスのロングジレに細身のクロップドパンツは、それだけでスタイルアップを叶えるIラインが魅力。 素材の上質さを物語る微光沢が、こっくりとしたブリック色を引き立てて。
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【2】白Tシャツ×白パンツ×黒ジレ
フロントはテーラードデザインできちんと感がありながら、ポリエステルレーヨン素材で軽やかにはおれるのが魅力。背中には、ゴールドのメタルボタンついたベルトデザインのワンポイントが。上下を白でつないだインナーに黒ジレを合わせることで、コントラストが際立ってキレのあるパンツスタイルが完成。
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【3】白ブラウス×ラベンダースカート×チェック柄ロングジレ
白フェミニンブラウスとジレというトレンドアイテム同士の重ねワザは最高に洒落見え！ とはいえ、ブラウスに黒ジレはそろそろ定番化されてきた感があるので、ツイードなど旬のディテールでひねりを加えるのが新鮮。ブルーのツイードに金ボタンが印象的なロングジレで、秋冬らしいトラッドな着こなしにシフトして。
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【4】白ニット×チェック柄スカート×黒ロングジレ
白のリブニット×チェック柄スカートの王道きれいめコーデを、さらっとはおれるジレで今っぽく。フリンジをたっぷりあしらったデザインが、女らしいフレアスカートにアクセントを利かせてくれます。カシミア100%のなめらかな着心地も魅力的。小物も黒で統一してリッチ感漂う着こなしを楽しんで！
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【5】白ブラウス×黄色パンツ×グレーロングジレ
クラシカルなギャザーブラウスにメンズっぽいオーバーサイズのジレを重ねたMIXコーデ。厚手のウールジレを軽やかに見せるためにも、パンツはパッと目を引くレモンイエローを選んで。とんがりトウの白パンプスを合わせて足元は女らしく。
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【6】白ニット×緑スカート×黒ロングジレ
エレガントなプリーツスカートをロングジレで程よくカジュアルダウン。長めの丈感が今年らしい、ダブル合わせのロングジレ。首元がすっきり見えるノーカラーデザイン＆縦長効果でスタイルよく見せてくれます。ウールブレンドのしっかりとした生地が暖かく、気温の変わりやすいこの時期にとっても便利。フェミニンなスカートに合わせたり、ワイドパンツの上にサッとはおったりと幅広く使える万能アイテムです。
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【7】黒ニット×茶色パンツ×茶色ロングジレ
シンプルなのに、自然とおしゃれ感漂うのがジレのいいところ。細めラペルのテーラードジレ×センタープレス入りのテーパードパンツが、Iラインを生みだしてくれます。気になるウエストまわりやヒップラインを隠しながら、スタイルアップできるのも魅力。キャメルベージュと黒でシックにまとめつつ、首元のスカーフで華やぎをひとさじ足して。
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【8】白タンクトップ×水色パンツ×ベージュロングジレ
腰骨の部分に入ったタックから真下に縦に流れるドレープと、ややハイウエストなデザインが脚を長く見せてくれるワイドパンツ。薄くてとろみのある生地により、この時期でも心地よく履けるのがうれしい。ウエストはバッグゴム仕様。そこに、トレンチ風のロングジレを合わせてIラインをつくれば、全身すっきり！
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【9】白カットソー×ピンクパンツ×白ロングジレ
落ち感と上品な光沢感が魅力のサテンパンツ。センターにピンタックをとることでカジュアルさが軽減し、脚もすっきり見せてくれます。カットソーに軽やかなレースジレを重ねてIラインを強調するのも、スマートな印象に導くポイント。
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【10】白Tシャツ×黒パンツ×ベージュロングジレ
雨の日は、レインブーツに黒スキニーをブーツインするという人も多いのではないでしょうか。もちろんそれもアリですが、より今年らしく見せるなら、パンツのシルエットをややゆるめに修正。リラックス感が増して、こなれた雰囲気を楽しめます。〝ダンスキン〟のパンツは、はっ水加工が施された雨の日の強い味方。そこに速乾性が高く自宅洗いができるロングジレをはおって、感度の高い雨の日コーデが完成！
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春・秋におすすめのジレコーデ
【1】黒シャツ×ツイードパンツ×ツイードジレ
秋らしく着映える、クラシカルなノンウールツイード。大きめ襟のフリンジがカジュアルに映えるジレを、ワイドパンツがハンサムに盛り上げて。インナーはバンドカラーシャツでシンプルに徹し、大人らしい落ち着いた華やぎコーデに。
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【3】水色シャツ×茶色パンツ×ベージュジレ
首元は詰まり気味のバンドカラーで、ゆったりとしたボディが特徴のサックスブルーのシャツは、白のボタンがアクセント。ジレとパンツを合わせて、ジェンダーレスに仕上げるのが今の気分です。足元はローファーでしっかりまとめて。
【3】黒Tシャツ×白パンツ×ツイードジレ
息の長いトレンドアイテムになりつつあるジレは、シンプルな装いの洒落感をぐっと高めるハンサムなアイテム。それがツイード素材なら、華やかさも言うことなし！ 多彩な意匠糸と巧みな織りを駆使した〝ANAYI〟オリジナルのファンシーツイードが、ハンサムなテーラードジレをフェミニンに導いてくれる。その存在感を引き立てるよう、スタイリングは潔くモノトーンに徹して。
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【4】黒Tシャツ×チェック柄スカート×チェック柄ジレ
懐かしいチョッキのようなコンパクトなジレと、量感たっぷりのフレアスカートのセットアップ。カジュアルとフェミニンの絶妙なバランスを楽しんで。
【5】白ブラウス×ベージュパンツ×白ジレ
いつものシャツ×パンツのスタイルにさっとはおるだけで格段に今っぽさがでるのがツイードのジレ。素材次第ではカジュアルに転びがちですが、ツイードならリッチに着映えるので通勤仕様にも最適。ジャケットほど堅苦しくならず、それでいて適度にきちんと感がでるのも嬉しいポイントです。 誰でも失敗しない着こなしは、ジレとその下に着るシャツなどの色を合わせること。ジレだけが浮くこともなく気負っていない仕上がりに。通勤スタイルではセンタープレスのパンツできれいめに仕上げていますが、デニムなどでカジュアルダウンすれば休日仕様にも！
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【6】黒ワンピース×黒ジレ
黒のワンピースに黒のジャケットジレを重ね、小物でホワイトを差し色に。ハンサムでシックなモノトーンスタイルの雰囲気を自然にやわらげてくれるのも、やっぱりブローチ。色を絞ったシンプルな装いがブローチの存在感を高め、同時にブローチの映え感がモノトーンの潔さを引き立てる。そんなおしゃれの相乗効果を感じたい。
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【7】白ブラウス×ベージュパンツ×ベージュジレ
ますます人気が加速するジレ＆パンツのセットアップ。旬のおしゃれときちんと感を両立させたい通勤シーンにオススメです。ロング丈が多かったジレは、ミドル丈が主流に。旬の袖コンブラウスの存在感をしっかりと引き立ててくれるのも◎。
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【8】黒キャミソール×ベージュパンツ×ベージュジレ
細めのテーラードカラーが辛口な印象のジレに、ゆったりとしたワイドパンツを合わせたリラクシーなセットアップ。落ち感のあるウールとナイロン混のドレープが、しなやかな表情を生み出します。
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夏におすすめのジレコーデ
【1】黒カットソー×ベージュパンツ×ベージュジレ
スタイリッシュさ際立つ「ジレ」×「ワイドパンツ」。リネン調のナチュラルな風合いが涼しげな、ミディアム丈ジレ×ワイドパンツのセットアップ。「仕事にはきちんとした格好がいいけれど、ジャケットまでは必要ない」というときに大活躍。ハイウエストデザインのワイドパンツは、付属のロープベルトをつけることで、より目線が上がり、スタイルアップ！
▶︎洗濯機で丸ごと洗える！超優秀40代向け夏の「通勤セットアップ」【洗える服】
【2】白Tシャツ×赤スカート×ベージュジレ
ショルダー部分のエポレットが視線を上げて、二の腕の露出を目立たなくしてくれます。肩をしっかり覆うデザインなので、着ていて安心感があり、通勤にもおすすめ。ベルトでキュッとウエストマークすれば、腰位置を高く、メリハリのあるスタイルに見せてくれます。スカートともパンツとも相性のいいミディアム丈を選んで、軽やかに着こなしたい。
▶︎気になる二の腕カバーに「肩落ちのジレ」が効く！【40代の体型カバー服】
【3】ロゴTシャツ×白パンツ×白ジレ
着回し力が高く、今旬かつ上品に昇華してくれるツイードのジレは、カジュアルトップスを通勤仕様に仕上げたいときにも頼りになるアイテム。全てホワイト系でまとめた清潔感たっぷりのコーデに、ロゴTとツイードのジレがリッチなアクセントを添えてくれます。
▶︎夏めきホワイトワントーンはジレ合わせで着こなしに奥行きを
【4】黒ニット×白パンツ×黒ジレ
夏のレイヤードにジレがいい感じ。シンプルな着こなしながら、ジレを合わせることでグッと今っぽく。Iラインを強調した着こなしだからスタイルアップも狙える。
▶︎のっぺりしがちな夏コーデはジレを使って着こなしに奥行きを！
【5】ベージュオールインワン×ベージュジレ
大人っぽくて素敵な反面、地味にまとまってしまうこともあるベージュのワントーン。そんなときは最旬のアイテムで今っぽく取り入れれば、コーディネートが一気に華やいで鮮度もアップ。ミドル丈のジレと細身のサロペットも、ただ今っぽいだけでなく、洗練された印象とリッチ感が加わるのがうれしい。肌を出すことで自然なメリハリも生まれます。
さらにドライな色味にこだわるのが、夏のベージュワントーンを成功させる最大の秘訣！ 色の濃いベージュだと秋冬感が強くなってしまうので、黄みがあるものや、くすんだものなどをチョイスするのがポイントです。
▶︎ベージュワントーンの旬度を上げるならミドル丈ジレ×サロペット
【6】黒ワンピース×黒ジレ
きちんと感のあるダブルボタンのミディアム丈ジレ。「ワンピ1枚では体のラインが気になる」というときにサラッとはおれば、上半身をカバーし、黒でしっかり引き締めてくれます。大きく開いたアームホールには、二の腕を華奢に見せてくれるうれしい効果も。
▶︎気になる二の腕カバーに「肩落ちのジレ」が効く！【40代の体型カバー服】
【7】グレーワンピース×グレージレ
アラフォー女性だからこそ、すっとなじむモード寄りのセットアップ。カチッとした印象に仕上がるジャケットスタイルながら、軽やかなリネンの風合いと明るいカラーが相まって、辛さをセーブした優しげな印象に。シックな配色でも着映えるのは、上質な素材感とセットアップのなせる技！小物も同じトーンでなじませれば、都会的なムードをより一層高めてくれる。
▶︎この夏、圧倒的におしゃれ見えするのはジレ＆ワンピースのセットアップ！
【8】グレータンクトップ×白パンツ×ベージュジレ
落ち感のある素材が肩を自然に覆い、さらにシャーリングディテールが気になる二の腕をカモフラージュしてくれる一着。ジレとボトムのトーンを近づけることで、重ね着しても重たく見えない工夫を。
【9】白カットソー×デニムパンツ×ツイードジレ
色や素材を変えたツイードジレが印象的。「グリーンのMIXツイードが、上品ながらコーディネートにインパクトを出してくれます。カットソーやデニムを合わせてカジュアルに振るのがベースですが、小物はクラス感のあるものを。秋はニットとレイヤードして･･･長く愛用したい逸品です」（亀 恭子さん）
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最後に
おすすめのジレコーデをご紹介しましたが、いかがでしたか？ いつもの着こなしに加えるだけで、即効で今っぽくなれるジレ。ジャケットよりも硬い印象にならず、女性らしい着こなしにまとまるので、一枚もっていると便利ですよ。ぜひ、普段のコーデに取り入れてみてください。
40代女性のファッション
