そのボディタッチ、後輩をかわいがっているつもりかもしれませんが、相手には全然響いていませんよ!
会社の飲み会やランチタイム。話が盛り上がった勢いで、後輩の肩や背中をバンバン叩いたりしていませんか? 「仲がいいから」と思っているのかもしれませんが、冗談でもバンバン叩かれると結構痛かったり。空気を読んで笑顔で対応してくれているかもしれませんが、内心「こういうところがおばさんっぽいんだよな」と思われているかもしれませんよ!
不快に思われることもあるので、仲がよくても体を触るのは避けるほうがベター
悪気はないけどやってしまいがちなこの仕草。どう改善すればよいのかをカリスマ的人気を誇るマナーコンサルタント、西出ひろ子さんに教えてもらいました。「気持ちを行動で表すことは思いが伝わりやすくよいのですが、体に触れられて、それを不快に思う人は男女問わずいます。また、自分ではそういうつもりでなくても、相手からするとそれをセクハラと感じる人もいるので気をつけてください。私もつい、やってしまうことがありますが、その後に即、『ごめんね、痛かった?』などのコミュニケーションをとるようにしています。ただ、ほかの社員の方に中には、そういうことをすること自体、不快に思う方もいるかもしれないので、やはり体に触る行為は控えることをおすすめします」(西出さん)
マナーコンサルタント
西出ひろ子
参議院議員秘書を経て政治経済ジャーナリストの秘書を経験。その後 マナー講師として独立渡英し海外で起業した経験もあるため、グローバルな視点からマナーをわかりやすく解説している。その実績や成果は、テレビや雑誌などでもマナー界のカリスマとして多数紹介されれおり、「マナーの賢人」として「ソロモン流」(テレビ東京)や「スーパーJチャンネル」(テレビ朝日)などのドキュメンタリー番組でも紹介された。基本のマナーとそこに気くばりを加えたワンランク上のマナーを紹介した新刊、『さりげないのに品がある気くばり美人のきほん』が好評発売中!
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西出ひろ子マナーサロンHP
イラスト/村澤綾香 構成/木戸恵子