素直に謝ることが大事
意地を張って謝らなかったり、「そのうち謝ってくるだろう」と相手任せにしたりしていると、喧嘩が長期化する恐れがあります。
喧嘩をきっかけに、最悪破局や離婚に発展してしまうかもしれません。いつまでも気まずい雰囲気を引きずっていると、取り返しのつかないことになってしまう可能性も。
喧嘩をした後は、自分から素直に謝ることが大切です。「ごめんね」「仲直りしよう」など、自分から仲直りの一言を切り出すことが円満な関係を継続する秘訣です。
スキンシップをとる
長続きするカップルは、喧嘩後の切り替えが上手な傾向が。いつまでもギスギスした雰囲気を引きずらず、メリハリをつけられることが多いよう。しかし、どうしても気持ちの切り替えが苦手だという人もいるかもしれません。言葉で表すのが難しい人は、スキンシップをとるのがおすすめです。
スキンシップにより、体で愛情を表現すると、心が穏やかな気持ちで満たされます。喧嘩後のギスギスとした雰囲気も、キスやハグで甘い雰囲気に変えることができるのです。
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大切にしたくなるパートナーとは?
大切にしているパートナーならば、別れたいという気持ちは生じにくいものです。パートナーから「いつまでも大切にしたい」と思われるためには、どのようなことを意識すればよいのでしょうか。
ポジティブで明るい
人は誰しも、いつでもポジティブでいられるわけではありません。しかし、ネガティブな気持ちになってしまったときに、他の人から影響を受けてポジティブな気持ちを取り戻すこともよくあります。
一緒に過ごす時間が長いパートナーとは、お互いに高めあえる関係でいるのがベストではないでしょうか。いつも笑顔の人やポジティブな人は、相手も自然と笑顔にさせ、よい影響を与えます。
反対にネガティブな発言ばかりな人は、相手の心を疲れさせる存在になってしまうかもしれません。「一緒にいるとネガティブになる」と感じさせ、やがて離れていってしまうということもありえます。
つらいときに支えてくれる
病気のときに献身的に看病してもらったり、落ち込んでいるときに「無理しないでね」と声をかけてもらったりと、つらいときに支えてもらうのは、どんな人にとってもうれしいもの。それはパートナーも同じです。弱っているときのサポートは、癒しになり、心に活力を与えます。
そして、「長い時間を一緒に過ごしたい」と自然に考えるようになり、相手への愛情が深まっていくのでしょう。
自分磨きを怠らない
パートナーから大切にされ続ける人は、自分磨きも怠らない傾向があります。しかも体形やファッションなどの外見的なことだけでなく、言葉遣いや立ち振る舞いなど内面的なことへの気配りも欠かさない人が多いよう。
長く一緒にいると安心感から気が緩みやすくなります。しかし、気が緩みすぎて自堕落な姿を見せ過ぎてしまう人は、パートナーから幻滅されかねません。
大切な人には魅力的な存在であってほしいものです。パートナーに魅力的だと思われるためには、努力し続けることが必要かもしれません。
長続きしないカップルの特徴
長続きしないカップルは、パートナーの気持ちよりも自分の気持ちを優先する傾向があります。「自分はこう思っている」「どうして自分に合わせてくれないの!」と一方的な感情をぶつけるばかりで、相手の気持ちに寄り添う気持ちまで持てないのかもしれません。
長続きしないカップルの特徴から、別れに発展しやすいケースを解説します。
価値観が合わない
長続きしないカップルに多いのが、価値観の違いです。育った環境や生きてきた背景によって価値観は異なります。人によって価値観が異なるのは当然のことですが、大きく異なると「合わない」と感じ別れに発展しやすい傾向です。
性格や趣味が合っていたとしても、価値観が致命的に合わない人と関係を長続きさせるのは難しいのではないでしょうか。なかでも、嫌いなこと・許せないことが大きく違うと、一緒に生活するのは厳しいと感じることも。
また、価値観は簡単には変わりません。相手が変わることを願って関係を続けようとしても、相手が変わらないことに嫌気がさしてしまうこともあります。やがて、別れにつながるケースも珍しくありません。
相手に依存している
相手への依存も長続きしないカップルに多くみられる特徴です。
「パートナーが居ないと強い不安を感じる」「パートナーなしの人生が考えられない」「パートナーが他人と関わることを喜べない」場合は、パートナーに依存している可能性が高いかもしれません。
どちらか一方、もしくは両者が依存する関係は、精神的に疲労を感じやすく、やがては破綻しやすい関係といえます。
依存する人は精神的なゆとりがない傾向があります。自分のことは棚に上げて、相手の非ばかりを指摘してしまうことも、別れに発展しやすい理由の一つです。
不満を改善せず放置
家事の分担が不平等・頼みごとができない・育児に参加してくれないなど、どちらかが不満を抱えている関係も長続きしにくい傾向です。また、不満を言えないことで不機嫌になってしまうと、「何を考えているか分からない」と相手の不信感を買うことにもなりえます。
不満を言えないのは「これを言ったら嫌われるかもしれない」という不安が原因にあるのかもしれません。そして、不安を感じるのは、信頼関係が築けていないことが関係しているのではないでしょうか。
一緒に過ごす時間が長くなれば、不満が生まれるのは当然のことです。相手とずっと一緒にいたいのであれば、不満を含めた本音を言える関係を目指しましょう。
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長続きするカップルになるには
長続きするカップルは、何もしていないわけではなく、お互いが意識することがあるからこそ長続きしています。
「いつも上手くいかない」「最近パートナーとの雰囲気が悪い」と感じている人は、長続きするカップルが意識しているポイントを参考に、自分とパートナーの関係を考え直してみましょう。
感謝を伝える
関係が長くなると、感謝をおざなりにしがち。「言わなくても分かるだろう」と、言葉を伝えることを忘れてしまうと、気付かぬうちに関係が冷え込むこともあります。
長続きするカップルは、感謝の気持ちを伝えることを忘れない傾向に。相手に何かをしてもらったら「ありがとう」と感謝することを習慣づけている人が多いよう。
これにより、相手が自分にしてくれた行動にも気付けるようになるのではないでしょうか。感謝の気持ちを伝えると、相手の「もっと喜んでほしい」という気持ちを刺激することもできます。
思いやりを忘れない
人間関係のなかで「思いやりの気持ち」を持つことはとても大切です。パートナーとの関係でも、それは例外ではありません。
思いやりは優しさと同意義です。大切なパートナーであれば「優しくしてあげたい」「喜ぶ顔が見たい」と思うことは当然といえます。
しかし、関係が長くなると、ついパートナーを雑に扱ってしまうこともあるものです。思いやりを忘れ、感情をぶつけるような関係は健全とはいえません。
思いやりの気持ちを忘れないためには、記念日や誕生日を祝ったり、プレゼントを贈りあったりと、お互いが笑顔になれるイベントを大切にするようにしてみてはいかがでしょうか。自然と相手への感謝や愛情を再確認できるようになり、よい関係を保ちやすくなります。
程よい距離感を保つ
長続きするには、程よい距離感を保つことも重要です。付き合いが長くなり、パートナーを自分のもののように扱ってしまっては、相手の私生活が奪われてしまいます。
お互いにそれぞれの人生があることを認め、パートナーを私物化しないように注意しましょう。
夫婦や親子でもプライベートな時間は必要です。相手のことを気にかけすぎると「重い」と思われ、関係に終わりが訪れやすくなります。
違いを受け入れる
家族同然の関係になると、よくも悪くも気持ちがリラックスします。結果、今まで知らなかった嫌な一面が見えて幻滅してしまう人は少なくありません。
誰しも家族の前では気が緩むもの。相手の欠点や嫌な面に注目するのではなく、よい面に目を向けて違いを受け入れることが、関係を継続させるには大切になります。
また、相手を尊敬する気持ちを持つことも重要です。相手を尊敬する気持ちがあれば、違いを受け入れたり、上手くいく方法を考えたりと改善方法を見つけやすくなります。
【100人に聞いた】その他にこんな意見も…
その他にも、こんな意見がありました。さまざまな方法があることを理解したうえで、自分たちにとってぴったりな方法をぜひ探してみてくださいね。
・言ってはいけないと思うことは絶対に言わない。寄り添ってあげなければならない時は寄り添い、そっとしてあげた方がよいと思われる時はそっとしてあげる。 他人だということを忘れない(40代・岩手県)
・ケンカした後の行動。長引かせないようにする(40代・埼玉県)
・どちらかが、譲ったり折れることができること(40代・高知県)
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