11月22日「いい夫婦の日」に向けて旅の方法を提案
リモートワークの普及など、ライフスタイルに柔軟性が生まれた人も多い昨今。一方、同じ空間で常に一緒にいる時間が増えたことなどによって、パートナーとの間に軋轢が生じてしまうということも。
そんな中、世界最大級の旅行コミュニティプラットフォームの【Airbnb (エアビーアンドビー) 】は、11月22日「いい夫婦の日」を「いいカップル・パートナーの日」と広義に捉え、脳科学者の黒川伊保子さんと共に多様な形のカップルやパートナーに向けてふたりの関係性を良好に保つための方法を提案。コロナ禍で疲弊したふたりの関係を築き直す、おすすめの過ごし方をご紹介します。
旅を通してカップル・パートナーとの関係を深めるおすすめの過ごし方
1:「同じ方向」を見る
景色を見る、そぞろ歩くときなど、同じ方向を向くことで協力関係が築けます。横に広がる場所で夕日を眺めると、視神経の緊張がほぐれ脳は穏やかに。一方で、縦に高い場所で朝日を眺めると、視神経を刺激し、脳の「わくわく感」を強めます。
「惚れ合うペアは感性が真逆。脳は、とっさに違う言動をとる相手に、胸がときめく仕組みになっているから。そんなふたりは、向き合うより、同じ方向を向いているほうがストレスレス。共通の目的があれば、違和感は頼もしさに変わります」(脳科学者 黒川伊保子さん)
2:「定番のテーマ」を持つ
互いに多様な指向を持つふたりは、旅のテーマを決めてシリーズ化すると、より良い関係に効果的です。世界各地の城を訪れる、日本庭園を巡る、スイーツの食べ比べなど。定番のテーマがあると、ふたりの間で共通の話題が自然に増えるはず。
「なんでもない会話」のできる二人は、いつまでも仲良し。ところが、日常を共にしていると用件のみになりがち。旅をシリーズ化すると、旅の思い出を語り合ったり、次の旅の計画で盛り上がったり、二人の会話ががぜん増えます」(脳科学者 黒川伊保子さん)
3:「体験」について語り合う
五感で感じたことを言葉にすると、共感型の回路が刺激され、ふたりの心が通い合います。「おいしい」「きれい」「気持ちいい」「楽しい」の4語は、旅行中に一度は口にすることをおすすめします。
「気持ちをことばにすると、心が通います。なのに、カップルも長くやっていると、気持ちをことばにしなくなりがち。というのも、脳は〝いつものこと〟に対する感度を下げてしまうから。旅では、ぜひいつもと違う体験をして、感じたことをことばにしてみて」(脳科学者 黒川伊保子さん)
どうしてもペースが合わないふたりなら、いろいろなアクティビティが体験できる場所に滞在して、別行動をするのも手です。たとえばどちらかが野外を楽しみ、もう一方はテラスチェアに腰掛け、一日中ミステリーを読む、といったように。カップル・パートナーが安心して別行動し、それぞれの時間を過ごせるような、ふたりの個性に合わせた旅のプランを立ててみてはいかがでしょうか。
監修
黒川伊保子氏
(株)感性リサーチ代表取締役。人工知能研究者、随筆家。1983年、奈良女子大学物理学科卒。コンピュータメーカーにてAI開発に携わり、ことばの発音が脳にもたらす効果に気づき、コミュニケーション・サイエンスの新領域を拓く。人間関係のイライラやモヤモヤに〝目からウロコ〟の解決策をもたらす著作も多く、「妻のトリセツ」をはじめとするトリセツシリーズは累計で90万部を超える人気。
Airbnb (エアビーアンドビー)
Airbnbのコミュニティは、2人のホストがサンフランシスコの自宅に3人のゲストを迎えた2007年に生まれ、以来、ホスト数は400万人に増え、世界中のほぼすべての国と地域にわたる都市で、10億人を超えるゲストをお迎えしてきました。Airbnbのホストは、今日もまたオリジナリティあふれる滞在とユニークな体験を提供しており、ゲストが心のつながりと居心地の良さとともに世界を体験することを可能にしています。
※「Airbnb」「エアビーアンドビー」「エアビー」の各名称およびロゴはAirbnb Inc.の登録商標です。