「女の数秘術占い」でおなじみYURI(左)さんと、「おうちでできるスピリチュアルハワイ」のMARIさん(右)。実はなんとおふたり、高校時代の同級生!お互いにそのころから、普通の人には〝見えない〟いろいろなものを感じやすい体質だったそうで、まわりにはどうしても理解されにくい、それぞれの体験について、ひそかに語り合っていたのだとか…。
時は流れ、それぞれ現在は、なんと、神戸とハワイで人気ヒーラーとして活躍中。今回は、そんなおふたりのスペシャルコラボ!Domaniでしか読めない「2018年上半期、いったいどうなる!?」YURI×MARI対談をお届けします。
全体に、不安定でバランスがとりにくい一年に!?
Domani(以下、D)「今年ももうすぐ終わりますが、さっそく、みんなが気になる、来年上半期の運気について教えてください」
YURI(以下、Y)「今年は数秘術でいうと“1”、来年の2018年は “11の2”の年なんです。1には男性性とか、始まりの意味があって、2は女性性の象徴。で、11っていうのは、ひらめきとかスピリチュアルとか直感の意味があるの。1から11にいきなり飛ぶから、全体に何かとバランスがとりにくい一年になると思うわ」
MARI(以下、M)「同じく、不安定な一年になると思う。1が2本立っている11は、対立しやすい流れもある。でも、11をオーラソーマで見ると、下がピンクで上が透明の蓮の花のイメージのボトル。蓮の花って、泥の中からとても美しい花を咲かせるでしょう? そういう、内に秘めた強さや優しさ、美しさが求められる一年になると思う」
Y「そうやね。数秘で見ても不安定で混沌とした状況だからこそ、人の内側・心のあり方が大切になりそうやね。全体的には不安定やけど、いいこともあるのよ。全体的に感受性が高まる時期だから、芸術面にスポットが当たりやすい。新しいアートや、今まで日の目を見ることがなかった作品に注目が集まったりね。現実的な部分が揺れるから、芸術的な面で心を満たす傾向が強まる。世界が揺れるから、個人個人が心に軸をもっておくことが大切になると思います。あと、直感・ひらめきの年だから、世の中に役立つ新しい薬や商品の発明があるかも」
M「九星気学では、来年は “戊戌(つちのえいぬ)”。戊は、植物が生い茂る様、つまり繁栄・絶頂期を表し、戌は、植物が枯れる様子、つまり終焉・滅亡を表すの。漢字は似ているんだけど、意味は真逆。バランスが悪いし、どちらに転ぶか、やっぱり不安定。そして“九紫火星”の年。燃え上がる火だから、悪い方に転ぶと世界情勢でも個人レベルでも、ゴタゴタや争いが起こりやすい運気。だからこそ、いかに心穏やかに過ごすか…っていうことがテーマになるよね」
D「それって、つまり戦争が起こる可能性もあるってことですか?」
M「戦争にまではいかないかもしれないけど、そういう原因を作っている国の内部では、亡くなる人が多く出てくるかもね…」
Y「うん、来年はなんかきな臭いのよ。今抱えてる国際問題がさらにこじれそうな気配はある。個人レベルでも、だれかの言葉に巻き込まれたり…ってことが起こりやすそう。あと、揺れやすい=地震…とまでは言い切れないけれど、天災に注意」
「白黒」二極化する2018年、どう過ごすのが正解?
M「本来は手に手を取り合って平和な世界を作らなきゃいけないのに、物質的に恵まれた世の中ゆえに、いろんな人たちのエゴがぶつかり合って、どうしても争いが起こるじゃない? そういうときって、天災が起こりやすいの。災害が起こってようやく“本当に大切なもの”に気づくんです。家族の大切さとか、支援されることのありがたさ…とかね。人間は本来愚かで、その、本当に大切なものになかなか気がつかないから、“天の災い”が起こるともいえる。だからこそ、個々人がちゃんと心を正していかないといけない。あと、コツコツ努力している人にはちゃんと成果が表れやすいし、調子にのって怠けていた人は、運気が低下する。上の『白と黒』のカードが示すとおり、そういう差も大きく現れやすい一年に。誠意のない政治家のスキャンダルなんかもポロポロ出てきそう」
Y「MARIのいうとおり、真面目に積み上げてきた人と、適当にごまかしながらやってきた人の差、貧富の差が出やすくなると思う。表面上はどんなにうまくやっているつもりでも、裏でコソコソ小細工している人のメッキははがれるわ。っていうか、そういう2018年の流れはすでににう、始まっているからね…」
D「え…、もう来年の運気の流れなんですか? …ってことは、今までさぼりがちだった人が、残すところ少ないですが、年内今からがんばっても、意味はない…?」
M「もちろん、自分をかえりみて、思考や行動を変えれば、それは反映されます。今からそういう心づもりで動いてください」
D「よかった! ところで具体的に、どういう心がけで行動すればいいのでしょうか?」
M「難しく考えることはないですよ。家族を大切にするとか、与えられた仕事にちゃんとエネルギーを注ぐとか。人は見ていなかったとしても、天は見てますからね。手を抜くことは簡単ですけど、どこまで自分の内面と向き合い、自分を律することができるか。」
Y「あとは、自分に嘘をつかないことやね。自分の心に寄り添うこと。人に嫌われることを恐れて自分を偽ったり、本当にやりたいことを我慢したりっていうのはダメ」
D「でも、本当にやりたいことがあるからといって、簡単に仕事を辞めたりできないですよね?」
Y「自分の気持ちをちゃんとわかったうえで、なにを選ぶかってことよ。仕事でも結婚生活でもいえることやけど、“本当はこの仕事、もしくは旦那さんのことは嫌いだけど、今は生活のために必要だから選んでる”っていう自覚があるかどうか。そこに下手にやりがいを見つけようとしたり、“こういういいところもあるから好きかもしれない”って自分をごまかすのがダメなんよ。嫌いなものは嫌い。でも、それを選択しなきゃいけない状況なのだということを、わかって認めることが大事」
D「なるほど、結局は、自分と向き合わなきゃダメってことですね…。そんな不安定の中、ファッションや、ライフスタイルは、どういうベクトルに進みそうですか?」
Y「“質より量”とか“高見え”をよしとするファストファッションブームが少し落ち着くんじゃないかと。本質的なものに焦点が当たりやすくなるから、みんな“量より質”とか“高級感”、“細部のディテール”に注目するようになるんと違うかな。あと、自分に本当に似合うものを選んでいく時代になるはず」
M「そうね。テイスト的には、すごくシンプルかすごくデコラティブかの二極化が進むんじゃないかしら。色でおすすめなのは、ラベンダーやスミレ色などのバイオレット系のカラー。バイオレットは、第七チャクラである頭頂部の色でもあるので、ピローケースの色に取り入れると、安眠を得られる効果も。ラベンダーの香りと組み合わせると、さらに効果的です」
D「ファッションも自分と向き合わないことには、似合うものがわからないですよね…。とりあえず、スミレ色のピローケースとラベンダーのアロマオイルを調達したいと思います」
M「そうやってこちらの提案を素直に聞いてくれる人っていうのは、いい気の流れにスピーディーに乗れるのよ」
Y「そうそう。こちらが、“こうした方がいいですよ”と提案しても“でも…”とか“だって…”と言って否定されてしまうと、結局うまくいかない現実に逆戻りするだけやからね」
M「同じ悩みで何度もカウンセリングに来られるお客様もいるけど、私は3回以上同じことを言わなきゃいけないお客様には帰っていただく。その方の時間もお金ももったいないから」
Y「日常の喧騒の中にいると、自分の本質や本当に求めているものが見えにくくなるのは事実よね。自分との向き合いかたがわからない…というお客様には、温泉に行きなさいって言ってる。その辺のスーパー銭湯でもいいのよ。広いお風呂でリラックしてお湯に浸かって、自分のスイッチをオフにする時間をつくることが必要だから」
M「ハワイも、自分をニュートラルに戻すために来ている人が多いかも。いつもの忙しい環境から身を離して、ひとりになる時間を作ることが、開運の第一歩です」
イラスト/風森美絵
監修
タロットYURI/神戸在住の開運タロットアドバイザー。幼少期にさまざまなスピリチュアルな体験をしたことがきっかけで、タロットリーディングを始める。鋭い第六感を生かした“インスピレーションタロット”で多くの人の悩みを解決。
対面鑑定はhttps://happydolceyuri.jimdo.comまで。