Q:私の好きなものや趣味を「くだらない」と言う夫…
答える人/田中茉里栄(心療内科医)
A:夫の本意を確かめて、ルールづくりを
好きなアイドルや自分だけの趣味、夫に見つからないように隠してしまうのはどうでしょうか? お友達との食事だと言ってライブに行ったり、こっそり楽しむのも一案です。それは難しい…ということであれば夫を巻き込んでしまいましょう。どういったところが素敵なのか楽しいのか、プレゼンのように夫に説明してみてはいかがでしょうか?
また、夫が「くだらない」と言ってくる原因も探ってみる必要がありそうです。「趣味にかけているお金が大きい、減らしてほしい…」、はたまた「自分がくつろいでいる時間にリビングで趣味の動画などを見ている、疲れが取れないから実はやめてほしい」…など、言外の意図があるかもしれません。また、夫にも趣味があればそちらを尊重することで「お互い趣味の領域には干渉しない」「土日のどちらかはお互いの趣味を優先する時間にする」などとルールをつくることもできそうです。
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心療内科医
田中茉里栄(たなか まりえ)
日本精神神経学会正会員、日本医師会認定産業医
2016年信州大学医学部卒。都内大学病院勤務を経て、現在ゆうメンタルクリニック非常勤医師として0歳児を育てつつ勤務している。
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