【職場や食事シーンに】足
例えば太ももの内側や膝の裏、足首など。ほのかな香りを楽しみたい人は下半身に付けるのがおすすめです。食事シーンやお仕事シーンなど、あまりキツく香らせたくないときにも。
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【ふんわり香る】腰
腰の周辺もそれほど強く香る場所ではないので、ほのかに香らせたいときや食事シーンなどにおすすめと言われています。素肌から30cmほど離して直接つければ、全身からさりげなく香らせることができるでしょう。
【ふんわり香る】髪
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ヘアコロンや香りのいいヘアミストを髪に付けるのもおすすめです。髪は温度変化のない部分なので、風やちょっとした動きによってふんわりと香りが舞い立つのが特徴。香水を直接肌に付けるよりも香りが控えめで、女性らしさや清潔感を感じさせることができるはず。付けるときは髪の毛から20〜30cmほど離して噴射。毛先など動きの出るところに付ければ、動きに合わせてふんわり香ります。
自分の香りに酔ってしまいそうな人は、サイドよりも後ろの髪に付けてみて。通り過ぎた時の残り香が、相手に好印象を与えるはず。香りが強いものは、髪の内側にさりげなく付けましょう。地肌に近い部分は頭皮のニオイと混ざってしまうため、できるだけ避けて。
香水をもっと長く香らせるための付け方とは?
清潔な肌に付ける
香水を付けるときは、シャワー後など、汗や汚れがない清潔な肌に付けるのが基本。また、香水は乾燥した肌に付けるよりも、油分や水分を含んだ肌の方がなじみやすいと言われています。そのため、お風呂上がりの肌に纏うことで、香りの持続性がアップするのだとか。
こすり合わせない
香水を手首に振った後、こすり合わせてなじませようとする人も多いかもしれませんが、これも基本的にはNG。香りはこすることで変質してしまう可能性があるので、吹きかけたらそのまま乾燥させるのが良いでしょう。
ボディクリームと併用する
いい香りのするボディクリームなら、お風呂上がりの肌をケアしながら、ふんわりとした香りも楽しめます。そこに香水を重ねることで香りの持続性がアップ。香水はしっとりした肌の方がよくなじむので、ボディクリーム自体が香るアイテムでなくてもOK。
香りをレイヤードする
元・銀座のNo.1ホステスの勝友さんは、手首に二種類の香りをレイヤードし、さらに別の香水を足首にも付けているんだそう。単品で使うと誰かと同じ香りになってしまうからだとか。
足首は、少しセクシーなものを自分と距離が近い人にだけ香るように、ほんの少量付けるそう。
「手首には常に、二種類の香りをつけていると言いましたが、実は、足首にも、また別のフレグランスをレイヤードしているんです。手首につける香りは、自分自身はもちろん、周囲の誰もが心地よく感じられる、清潔感のあるもの。対して、足首につける香りは、自分と距離が近い人にだけ、たとえば脚を組み替えたときなどにだけわかる、少しセクシーなものを、ほのかに香る程度に、ほんの少量・・・」(勝友さん)
五感の中でもより感情的な反応を引き起こすと言われている臭覚。相手にどういう印象を与えたいのか、どういう女性に見られたいのか、香水の種類や付ける場所を工夫して、上手に自己演出したいですね。
香水の適量や付けるタイミングは?
基本は1ヶ所1プッシュ
香水は基本的に、1ヶ所につき1プッシュが推奨されています。1ヶ所1プッシュで、大体2〜3ヶ所くらいに付けてあげるといいかもしれません。
長く香らせたいからといって大量に付けてしまうと、香りが強すぎたり周囲に迷惑がかかったりするため、少しものたりないくらいでOK。
家を出る30分くらい前に付けるのがおすすめ
香水の主役はミドルノートだと言われています。そのため、出かける30分くらい前に付けるのがベストなタイミングとされているよう。
付け足しをする場合は、香水の香りがほとんどしなくなったタイミングで付けるのがおすすめです。ただし、香りに慣れてしまうと実際は香っていても匂いが消えてしまったように感じることもあるため、慎重に判断しなければいけません。
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