鎌倉で親も子も楽しめる、心のオアシスへ
私がおすすめする〝茶房 空花〟は長谷にある〝長谷空花〟(現在は閉店)の姉妹店として2年前にオープンしたレストラン。江ノ電の和田塚駅から徒歩1、2分と駅近ながら、民家の細道を入っていくような少々わかりずらい場所にあるため知る人ぞ知るといわれるお店なんです! 四季折々の花が咲き乱れるお庭のアプローチを抜けると見えてくる暖簾。都会の喧騒を忘れさせてくれる静かな空間になんだかスーっと心が和みます。
こちらいただけるランチはすべて予約制で『茶房膳』、出来たての豆腐orお魚orお肉からメインが選べる『空』、旬の食材をふんだんに使った一品出しの会席料理『花』の全3種類。鎌倉や湘南の旬の食材を使った身体に優しい本格和食は、栄養士の資格を持つ女性料理長ならでは! すべてのランチに季節の籠/菜六品(季節や仕入れによっても変わりますが、この日は自家製の漬物、フルーツの白和え、カツオの漬け、和牛頬肉の煮込み、トウモロコシを使った前菜にその日漁港で獲れたばかりの新鮮なしらす)がついてきます。ちょこちょこと豆皿に盛りつけられたおかずがそれはそれは美しく、美味しいこと!
土釜で炊いた黒米はおかわり自由!
土釜で炊いた黒米はお櫃に入った状態で。ちょっと多いかな?と思っても、付け合せのとろろ(または鶏肉味噌)やお味噌汁のことも考えると足りないくらい(笑)。こんなにもご飯が美味しいとは!
お待ちかねのデザートタイム!
食後は重箱に入ったお茶菓子から二品を選択して、好きな飲み物と一緒にいただきます。私がチョイスしたのは、ほうじ茶アイスが入ったモナカとわらび餅、加賀棒茶。温かいお茶はひとり用の鉄瓶で。ランチとデザート、飲み物もついて3,000円(税別)は、かなりコスパがいいかなと。窓からはお庭が広がっていて、ただただ癒される。大人だけが楽しむお店のようにも見えますが、子どももOK。七五三や結婚式、冠婚葬祭に使うこともできますよ。
今年は残念ながら遠出の旅行には行けそうもない。身近で老舗旅館気分を味わうなら〝茶房 空花〟がおすすめです!江ノ電が通るたびに電車好きのお子さんは大興奮かも(笑)。
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写真・文/川口ゆかり
エディター
川口ゆかり
女性誌やWeb広告でエディターとして活躍するかたわら、JSIA飾り巻き寿司1級インストラクター資格を取得。2016年夏より、東京・青山で料理教室『おもてなしごはん東京』をスタート。不定期に飾り巻き寿司レッスンを開催しながら、ファッション誌のフードスタイリングや企業のレシピ開発なども行う。プライベートでは2児の母。おしゃれ業界人がたびたび登場する本人のインスタグラムも話題。