ドラえもんが教えてくれる〝夢のかなえ方〟
1970年に連載が始まり、今年50周年を迎える『ドラえもん』。そんな3世代に渡って愛されてきた『ドラえもん』の作者 藤子・F・不二雄先生は、子ども時代を振り返り、「子どものころ、僕は〝のび太〟でした」と語っています。
のび太の性格は「運動も勉強もできない」、「いつも自分に自信がない」、「困ったことがあるとすぐにドラえもんに頼る」と感心できない部分が多いですが、誰もが一度はのび太に自己投影したことがあるのではないかと思います。
この秋発売されたドラえもんのセレクトコミック『おとなになるのび太たちへ』は、今〝のび太〟と同じような時期を過ごす子どもたちから、かつて〝のび太〟だった大人たちまで、幅広い世代に読んでほしい1冊!気になるその中身を早速ご紹介します。
豪華メンバーが『ドラえもん』作品を厳選
豪華ラインナップの10名がセレクトした10作品が収録された、『人生を変える『ドラえもん』セレクション おとなになるのび太たちへ』。
小中学生の「なりたい職業」ベスト10にも入っている職業の面々が、これからおとなになる子どもたちへ、人生の道しるべにしてほしい『ドラえもん』のコミックス1作品をそれぞれ厳選しました。さらに、自分の歩んできた人生や、夢をかなえるためにはなにが必要かなど、1人1人がじっくりと語るエッセイも収録されています。
本書に登場する10人はこちら!
・猪子寿之/アート集団チームラボ代表「家の中をアスレチックにしたように、街の中にアスレチックを作りたかった」
・梅原大吾/eスポーツプレイヤー「何に価値があって何にないかなんて、それぞれの中にきちんとした基準なんかない」
・梶 裕貴/声優「誰かを想いなにをすべきかを考え、想像することで、人は成長していく」
・亀山達矢(tupera tupera)/絵本作家「大切なのは思い込むだけでなく行動にうつすこと」
・菅田将暉/俳優「『夢がない世の中』だからこそ『夢のある世界』を作っていかなきゃいけない」
・田村 優/プロラグビー選手「同じ目標があれば人と仲良くなれる」
・辻村深月/小説家「優越感や劣等感を超えて友情は芽生える」
・なかしましほ/お菓子研究家「魔法のような実験が新しいわくわくをつくる」
・はなお(はなおでんがん)/YouTuber「楽しく生きるコツは子どものままでいること」
・向井千秋/宇宙飛行士「当たり前は常に当たり前ではない」
※本書掲載順
また、10人が選んだ作品に加えて、最後にはスペシャルなメッセージが込められた1話を収録。そちらにも注目してください。
果たして、この豪華ラインナップのみなさんがセレクトした『ドラえもん』作品とは?そして、そのセレクトに込められたメッセージとは?気になる人はぜひ本書をチェックしてみてくださいね。
まんが/藤子・F・不二雄 小学館刊
本体1400円+税
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