朝7時半。インターネット企業「Yahoo! JAPAN」の社内レストラン「BASE11」には、早朝にもかかわらず行列が。
目当てはサラダ、ひじき、おひたしなどが並ぶ、ヘルシーな朝食ビュッフェ。社員は、これらを無料で食べることができるという。
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〝朝型勤務〟推奨のワケとは?
「今年3月からトライアルとして始めましたが、想像以上に好評です」と話すのは、社内レストラン運営担当の小谷浩一さん。
「当初の目的は、社員の健康増進のため。ただ、アンケートを取ったところ、出社が早まることで退社時間が1時間ほど早くなったという人も。早朝出社するモチベ ーションにつながっているよう」と、その効果は様々なところに表れています。
社員への朝食提供は「電通」や「LINE」などでも実施。通勤ラッシュが軽減されるという観点から、各鉄道会社も朝型勤務を応援しています。
社内のヘルスリテラシーを上げるための取り組みは、生産性はもちろん、企業としての魅力も向上させることに。「健康的な働き方」という、新しい価値観のもと、 働く環境も自然と変化が生まれています。
Domani1月号 私たちアラフォー世代が日本の仕事服を変えていく! より
撮影/安井宏充(WEEKEND) 構成/福本絵里香(本誌)