Q：後輩育成を任せられても、自信がありません
答える人／武藤友木子（Uber Japan 執行役員、Uber Eats 日本代表）
A：テクニックよりも愛情で接してみましょう
私がかつて部下によく言っていた言葉に、「愛がいちばん大切！」というのがありました。管理職としての経験が少なくても、後輩が成長できるようにと本気で愛情をもっていれば、それが上司としての態度に表れるもの。そもそも、部下に指示を出したり、怒ったりするのは、とてもエネルギーがいることで、愛がないとできません。
実は私、かつては厳しい上司でした。仕事の細部までチェックしては指示をしたり、厳しく指導したり、そして怒ったり…。今思うと、「愛がいちばん大切！」は、当時若くてまだ経験が少なかった私自身の言い訳だったのかもしれません（笑）。でもやがて、みんながハッピーに働けるか、それぞれが力を発揮できるか、ということに、私の役目が移行していきました。自信やテクニックがないならなおさら、「愛がいちばん」と考えて行動してみるといいと思います。
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Uber Japan 執行役員、Uber Eats 日本代表
武藤友木子（むとう ゆきこ）
Uber Eats日本代表。アクセンチュア（元アンダーセンコンサルティング）、楽天、OpenTableなどを経て、2017年グーグル合同会社の新規顧客開発 日本代表に就任。2018年より現職。4歳の娘をもつ。
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