上手く言葉が出てこない
言いたいことを言えない、話が上手にまとめられない、表現するのが苦手で伝わりづらいなどコミュニケーションが成立しにくいということも多いようです。
内向的
自分に自信がなかったり、人の目を気にしてしまうという人は「自分が言ったことで相手が不快に思ったらどうしよう」と考えることで言葉が出にくくなってしまうことがあるようです。
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【体験談】口下手を克服するための方法
口下手を克服するためにできることは?働く女性が実際に行っていることを調査しました。
まずは少人数と話すことで慣れていく
・複数人での会話に入れないので、まずはマンツーマンから挑戦(40代・兵庫県)
自分から話しかけ、会話の機会を増やす
・挨拶だけでもいいから、なるべく自分から話しかける(40代・熊本県)
・休憩時間などに積極的に話しかける(40代・群馬県)
最低限の意思表示はしっかり行う
・YES、NOをはっきりさせ、挨拶とお礼はハッキリと。意見を一言添えられれば、口下手とは思われなくなると思って実践するようにしています(30代・愛知県)
身振りや手振りを交える
・話が上手でないので、会話の補助的動作として、身振りや手振りなど加えてみる(40代・青森県)
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頭の中で整理してから話す
・話す前に言いたいことを頭で整理してから話す(30代・神奈川県)
・起承転結で話す癖をつける。質問など事前準備もしておく(30代・埼玉県)
知識を持つ
・自分に自信が持てるように、幅広い知識をもつ(40代・福岡県)
・会話に困らないように、引き出しをたくさんもつこと(40代・愛知県)
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臨床心理士が教える、話すことへの苦手意識を変える方法
「口下手をする改善するのは簡単ではないのですが、心がけ次第で思いを伝えるコツが掴めるかもしれません。まずは以下の3つを意識してみてください。
1. 「口下手なのでうまく言えないのですが」と先に伝えてしまうと気持ちが楽になり、話しやすくなる。
2. 自分でゆっくり考えをまとめると伝えられる場合は「気持ちを伝えたいので、時間いただいてお返事してもいいですか?」と聞いてみる
3. 面と向かって言うのは苦手でも、メールなら伝えやすい場合は、メールを利用する手も。その際も、それを事前に相手に伝えておくと誤解されなくていいと思います。
まずは相手との会話に臆せず、自分に合った方法を見つけてみてくださいね」(吉田さん)
取材・文/福島孝代
写真/(C)Shutterstock.com
臨床心理士
吉田美智子
東京・青山のカウンセリングルーム「はこにわサロン東京」主宰。自分らく生きる、働く、子育てするを応援中。オンラインや電話でのご相談も受け付けております。
HP
Twitter: @hakoniwasalon
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