【目次】
・なぜ胸の形が崩れるの?
・胸の形【どのタイプに】当てはまる?
・胸の形の【理想】とは?
・胸の形を【理想に近付ける】には筋トレが近道!?
・【ブラ選び】も慎重に
なぜ胸の形が崩れるの?
胸の形は、普段生活しているときにはあまり意識しないかもしれません。しかし改めて見てみると、若い頃とは形が違ってきた、崩れてきたと感じることがあります。胸の形が変化してしまうのには、どのような原因があるのでしょうか?

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エイジングや生活習慣で変化する胸の形
胸の形に大きな影響を与えるのが、「エイジング」という加齢現象。年齢を重ねると皮膚の弾力が低下し、胸を支える力が弱くなる上、ホルモンバランスの変化で胸全体が柔らかくなります。さらに胸自体の重さや運動などにより揺れることで、胸を支える「クーパー靱帯」が伸びて胸の位置が下がるため、垂れ下がったように見えるのです。
また、パソコンやスマホを長時間使うことが多い現代人は、姿勢が悪くなりがちです。そのため大胸筋の筋力が弱まる傾向に。下を長く向くことによって胸が下に引っ張られるのも、胸が垂れ下がる要因の一つと考えられています。さらに下着による影響もあります。カップ付きキャミソールなど、胸をホールドしないタイプの下着は、付け心地は楽ですが、胸の揺れを防ぐことはできません。その結果、クーパー靱帯に負担をかけてしまい、胸の形が崩れることにつながります。
胸の形にも種類がある。どのタイプに当てはまる?
胸の形は人によってさまざまで、いろいろな種類があります。まずは自分の胸の形がどのタイプに当てはまるのか、チェックしてみましょう。

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おわん型・半球型
おわん型と呼ばれるのは、ふっくらと丸みがあるタイプです。おわんを伏せたような形を思い浮かべれば、イメージしやすいでしょう。上下均等に脂肪が付いており、バランスがよい形とされています。おわん型に似た形で、さらに上下が均等にふくらんでいるタイプは、半球型。正面から見るときれいな丸い形をしており、ふっくらと弾力があるのが特徴です。
ロケット型
ロケット型は円すい型とも呼ばれ、胸の幅よりも高さがあるタイプです。デコルテからふくらみがあり、長く突き出したような形になっています。乳腺が発達しているのが特徴で、脂肪はあまり多くありません。全体的にハリがあり、どちらかというと固めの胸です。遺伝的な要素が強く、後からこの形を目指すのは難しいとされています。
下垂型・しずく型
胸の上部にボリュームがなく、バストトップが下向きになっているのが下垂型と呼ばれる形です。胸が大きい人はその重力によってクーパー靱帯が伸び、年齢を重ねるにつれてこの形になる可能性があります。また、ボリュームがあり、全体が下がり気味になっているのがしずく型です。ロケット型に似ているものの、脂肪が多く柔らかいのが特徴で、きちんとケアをしないと垂れやすくなってしまいます。
三角型
デコルテにあまり脂肪がなく、バストトップが上向きになっているのが三角型です。横から見ると、全体の形が三角形に見えることから、このような呼び名が付いています。デコルテ部分にボリュームがないため、カップ数が大きくてもあまり胸が大きく見えません。小さめでハリのある胸が垂れることによって、三角型になることも。また、妊娠・出産・授乳を経験することで三角型になる場合もあり、入念なケアが大切です。
胸の形の理想とは?
胸の形にいくつかの種類があり、形が崩れやすいタイプがあることもわかりました。では、どのような形が理想的なのでしょうか?女性に人気のある胸の形の特徴を紹介します。

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ふっくらとした曲線を描く胸
ふっくらとした曲線を描く胸は、女性らしさがあり人気です。大き過ぎず小さ過ぎず、上下均等に脂肪が付いているなど、全体的にバランスが取れた胸は理想的と言えます。胸を正面から見たとき、「バージスライン」と呼ばれる胸の下部にある曲線がしっかり見えるのは、美しく見える胸の条件の一つです。半球型やおわん型のように、円を描くように胸がふくらんでいると、胸の形がきれいに見えます。
ハリのある上向きシルエット
胸が垂れてしまうと、やはり気になってしまうもの。ほどよい弾力とハリがあり、上向きのシルエットになっている胸は、理想的な形のポイントです。バストトップが二の腕の真ん中くらいの高さにあると、ハリがある印象を与えます。胸が大きい人は、その重さによって垂れやすい傾向があるため、ハリを保つことが大切です。胸の輪郭がくっきりと際だって、上向きのシルエットになると、胸の形がきれいに見えます。
胸の形を理想に近付けるには筋トレが近道!?
胸の形は人それぞれで、年齢や生活習慣の影響を受けます。しかし日々の生活に注意することで、胸の形を理想に近付けることもできるのです。

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筋トレをする
胸の形をきれいに保つには、胸回りの筋肉を鍛えることが大切です。胸にはある程度の重さがあり、それを支えるだけの筋肉を維持しなければ、時間が経つにつれて胸は下がってしまいます。特に胸が大きめの人はその分垂れやすいため、若いうちから筋トレを習慣にしておくとよいでしょう。
大胸筋など胸を支える筋肉を鍛えると垂れにくく、今の状態をキープすることができます。日頃から筋トレをするのは大切ですが、やり過ぎると脂肪がなくなり、ふっくらとした感触まで失うかもしれません。ほどよい筋トレを継続して行い、胸を支える筋力を維持しましょう。
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胸の形をキープするならブラ選びも慎重に
胸の形をきれいにキープするには、下着選びも重要なポイントです。ブラジャーを選ぶ際には、どのような点に気を付ければよいのでしょうか?

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購入前にきちんとサイズを測ろう
日々胸を支えるブラジャーは、胸の形を保つために重要な役割を果たします。まず大切なのが、自分に合ったサイズのブラジャーを付けること。サイズの合わないブラをしていると体に負担がかかったり、胸が垂れるなどの原因になります。自己判断でサイズを決めるのではなく、ランジェリーショップなどで店員さんに計測してもらい、正しいサイズを確認しておきましょう。体形や年齢の変化でサイズが変わることもあるため、こまめに計測してもらうのがおすすめです。
採寸のタイミングの目安
・生理周期に合わせて
・季節ごと(年4回)
・バストに関する悩みが見つかったとき
(生理周期による排卵日や、生理前後でバストが張るなど)
また、寝ている間は胸が上下左右に流れてしまいます。それを防ぐにはナイトブラの活用が効果的です。しかし、睡眠中は何よりもリラックスできる状態であることが大切。ナイトブラをつけることが負担になる場合は、つけなくても問題ありません。胸が大きかったり、普段からナイトブラを着用した方が安心できるという人は活用してみましょう。
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