冷え性さんが靴下を選ぶときのポイント
履き心地や機能性で選ぶ
季節を問わず、一年中同じ素材の靴下を着用している人も多いのではないでしょうか。靴下にはさまざまな素材や形状があり「履き心地」や「機能性」が異なります。
例えば、足が蒸れやすい夏場は通気性の良い素材や編み目が粗いものを選び、冬は保温性・保湿性の高い靴下で足をしっかり保護するのが理想です。また、靴下の形状は足全体を包むオーソドックスなタイプの他に、足袋タイプや5本指タイプもあります。素材や形状を変えるだけで、水虫や外反母趾、冷え性の予防につながることもあるのです。
靴下の素材で選ぶ
靴下の素材は「天然繊維」と「化学繊維」があります。肌への優しさや手入れのしやすさ、履き心地を考えながら選びましょう。
「天然繊維」は獣毛や天然植物が原料で、コットン・リネン・ウール・アンゴラなどが代表的です。素材ごとに特徴があるため、季節によって使い分けるのが一般的です。植物素材は通気性・吸湿性に富み、ウールやアンゴラは保温性に優れています。天然素材は肌に優しく、敏感肌でも安心して着用できるのもメリットです。
一方、ポリエステルやアクリルなどの「化学繊維」は、安価で丈夫なのが魅力です。速乾加工を施したものもあり、ニーズに合わせて選べるのがメリットです。しかし、天然素材に比べて吸湿・吸水性がやや劣り、場合によってはすぐに毛玉ができることがあります。
靴下の長さで選ぶ
靴下の丈はさまざま。
くるぶしまでの短めの丈から、ふくらはぎまで覆ってくれる長めの丈まで。つま先だけを覆うタイプもあります。
一般的にはくるぶしタイプの靴下を選ぶ方が多いようですが、冷えがひどく、できるだけ広範囲で温めたい方には長めのタイプがおすすめです。先端だけ冷えやすい方やパンプスをよく履く方などは、つま先のみを覆うタイプを選んでみてもよいかもしれません。
冷え性さん向けおすすめの靴下
こたつに足を入れているような温かさ！
▲靴下サプリ｜まるでこたつソックス
まるでこたつに入っているかのように温かい、むっちり分厚い生地のソックス。足先、足首、ふくらはぎはそれぞれ編み方が異なります。中でも足首部分は独自の編み方がされていて、冷え性の改善が期待される“三陰交”というツボを温めてくれるそう。
「足先部分はフワッと優しく包み込まれるような感覚で締め付け感がなくとても快適。足首部分はキュッとフィットし暖かく、ふくらはぎ部分は適度な密着感でズレにくい上に締め付け跡がつかないので心地良いです。そして、本当にこたつに足を入れているかのようにホカホカなんです。汗をかくような感じではなく、じわっと温まる感じがこれまた心地良い…」（Asamiさん）
ストッキングのような靴下
▲まるでストッキングを履いたようなくつした
一見ストッキングですが、実はハイソック。黒い部分が強度の弾性糸が使われた素材になっています。蒸れにくいうえ、一体型なので脱げずに快適。冷えが辛い寒い時期におすすめです。
「もっと靴下っぽいのかな～と勝手に思っていましたが、実際はスニーカー用の靴下に厚手のストッキングがくっついた感じ。ビジネスシーンや母行事はもちろんですが、ちょっと華奢な靴で外出するとき、この靴下なら靴とのバランスを損ねることなく、したいおしゃれができると思います。寒い冬時期はこれで乗り切ろう♡」（川口ゆかりさん）
ネットで買える、韓国発の防寒ソックス
「ポソン」とは韓国の伝統服である韓服(ハンボク)を着るとき履く靴下のことをいうようです。ですが、ここでいう「ポソン」は裏地が起毛素材のとても暖かい靴下のこと。見た目は決しておしゃれとは言えませんが、自宅で足元が冷えるのを防いでくれます。
また、足底には全体的に滑り止めが付いていて歩きやすさも抜群です。もちろんガンガン洗濯してもOK！ 「ポソン」で検索すると楽天市場やアマゾン、その他サイトなどでも販売しています。柄もかなり色々あり、値段は１足500〜700円くらいで購入できます。
▲韓国発・防寒ソックスのポソン（버선）
▲この全面裏起毛が脚をあたたかく包んでくれます。
