1日のもち時間は誰でも等しく24時間。けれど、時間の使い方や過ごし方にはその人のスタンスや個性が現れます。ひとりの女性の中の女・妻・母の3つの顔に迫る「女の時間割」。“女・妻・母としての自分を自己分析してください”という質問に高橋さんが考えてきてくれた“ユニークな自己分析”をお届けします。
高橋ユウさんの「女の時間割。」
Vol.1「女」時間〜ひとりの女性として仕事に向き合う時間〜
Vol.2「妻」時間〜妻として夫に向き合う時間〜
Vol.3「母」時間〜母として子どもに向き合う時間〜
仕事をしているときの自分は『生卵』
「3つの顔を“卵しばり”で考えてきました(笑)。仕事をしているときも、妻をしているときも、母をしているときも、全部自分の好きなことをしているという意味で、大好物の卵をベースに考えたいなと思いまして。
まず、仕事をしているときの自分は『生卵』。その心は“求められれば、何にでもなります!”というポジティブなスタンスです。卵は生のままでも美味しいし、焼いても煮てもゆでても美味しい。どんな料理にでも合いますし、何に入れても美味しいですよね。そんな柔軟性や幅のある人間でありたいという願いも込めています」
妻としての自分は『目玉焼き』
「目玉焼きって、黄味がすごく甘く感じられてそこが美味しいじゃないですか。妻としての自分はやっぱり、仕事や母をしているときよりも少しだけ甘さがある。だけど、白身は焼き加減によってはカリッとした固さも出すことができる。完璧ではないだけに、状況に合わせて焼き加減を変えてみることで、ただ甘いだけじゃない印象も打ち出せますよね。なんて、白身の部分で自分の芯の強さや気持ちの固さを表現してみました(笑)」
母としての自分は『だし巻き卵』
「母としての自分は、たとえるなら『だし巻き卵』。日によってムラがある。うまくいくときもあれば、いかないときもある。思いどおりの形にできなかったり、だしを入れすぎたり甘くなりすぎたりすることもある。でも最終的にどうなっても、これがお母さんのだし巻き卵なんだよ、と。私自身も母のだし巻き卵を食べながら“これがお母さんの味”と思いながら食べていました。ママとしてはまだ1年生なので、これからも息子にいろいろな顔を見せてしまうと思うのですが、どれも自分自身だと自信をもって向き合っていきたいですね」(高橋さん)
働くママの中にある「3つの顔」をキャッチアップする『WebDomani』の連載「女の時間割」。初の主演ドラマの収録直前というタイミングでのインタビューでしたが、たくさんの質問に丁寧に答えてくれた高橋ユウさん、ありがとうございました。ドラマでは回収率100%の闇金の取り立て屋を痛快に演じる姿が話題です。新しい扉を開き続ける高橋さんの今後にぜひ注目したいですね。
Profile
高橋ユウ
たかはし・ゆう/1991年、滋賀県大津市生まれ。日本人の父とスペイン系フィリピン人の母をもつ。2006年に14歳でティーン誌『Cawaii!』(主婦の友社)の専属モデルとしてデビュー。25歳で姉のファッションモデルで俳優の高橋メアリージュンさんと、出身市の魅力を発信する「びわ湖大津ふるさと観光大使」に就任。現在はバラエティからドラマ、映画、舞台まで幅広く活躍。プライベートでは27歳でK-1ファイターの卜部弘嵩氏と結婚、昨年29歳で長男を出産。特技は掃除、韓国語、歌。3月26日(金)23:00より配信ドラマ『取り立て屋ハニーズ』(ひかりTV、dTVチャンネルほか)にて連続ドラマ初主演中。
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写真・取材・文
谷畑まゆみ
フリーランスエディター・ライター・キャリアコンサルタント 働く女性のインタビュー企画がライフワーク。カウンセラーやキャリアコンサルタントとしての「聴く」スキルを活かして、YeLLのクラウドサポーターとしても活動中。Domaniオンラインサロンでは「女の時間割」の取材デモンストレーションをレクチャーするコンテンツを展開。サロンメンバーがレポートした当日の様子は「Domaniオンラインサロン公式note」にて公開中。https://note.com/domanisalon/n/n4e3258ade37e