【目次】
・素材で変わるビールの飲み心地
・素材以外に見るべきポイントは?
・「ガラス製」のおしゃれなビールグラス
・冷えたビールがおいしい「金属製」グラス
・「陶器製」のおすすめビールグラス
・プレゼントにもおすすめの高級ビールグラス
【目次】
素材で変わるビールの飲み心地
ビールグラスはさまざまな素材のものがあり、どれを選ぶかによってビールの味わいは変わります。グラスの材質によって、飲み心地が変わるのです。
ビールをおいしく飲むために知っておきたい、素材ごとの特徴を見ていきましょう。
飲み心地や見た目も満点の「ガラス製」
ビールは種類によって味だけでなく色も異なり、黄金色や琥珀色などの美しい色合いを楽しめます。ガラス製のビールグラスは、ビールの色が透けて見えるため、見た目を楽しみたい人におすすめです。
ビールの特徴である泡の様子もよく分かり、注ぎ具合を調整しながら「自分好みの泡立ち」にしやすいでしょう。豊富なデザインがあるところや、比較的安価で入手できるところもガラス製を選びたくなるポイントです。
売り場をのぞけば、あらゆる大きさや形状のビールグラスが見つかります。値段は張りますが、「江戸切子」や「琉球ガラス」などの工芸品を選ぶと、贅沢なリラックスタイムを過ごせるでしょう。
保冷力重視なら「金属製」が最適
冷たいままビールを堪能したい人には、金属製のグラスがおすすめです。金属製のグラスには主に、「ステンレス」「銅」「アルミ」「錫」などの素材が使われています。
金属は熱伝導率が高いため、グラス自体を冷やしておくことで、中に入れた飲料を冷たいまま飲めることが特徴です。「二重構造」になっているタイプを選ぶと、より高い保冷力を感じられるでしょう。
ガラス製や陶器製とは違い、万が一落としてしまっても割れづらく、長く使えるところも魅力といえます。ただし、錫のような比較的柔らかい金属でできたビールグラスは、変形しやすいので注意しましょう。
優しい口当たりと泡重視なら「陶器製」を
陶器製のビールグラスは、優しい口当たりと温かみのある質感が魅力です。独特の美しい色合いや形状も楽しむことができ、和食器ともコーディネートしやすいでしょう。
陶器ならではの「ザラザラとした面」が、細かくクリーミーな泡立ちを生み出します。泡が消えにくく、専門店で飲むようなビールに近い味わいを楽しめるでしょう。
ただし、釉薬(ゆうやく)が多く使われているものは内側に凹凸がないため、泡立ちのサポートは期待できません。内側の質感をよくチェックしてから、購入しましょう。
素材以外に見るべきポイントは?
ビールグラスを選ぶポイントは素材だけではなく、ほかにも、注意して見ておきたいポイントがあります。
ビールのおいしさを左右する選び方のポイントをチェックしましょう。
ビールグラスの「形状」をチェック
ビールグラスにはさまざまな形状があり、形状ごとにそれぞれ違った特徴を持っています。
「タンブラー型」は、ビール以外の酎ハイやハイボールなどのアルコールにも使いやすく、汎用性が高いことが特徴です。「脚付きグラス型」は、脚を持って飲むと、ビールが体温で温まってしまうことを防げます。
「ビールジョッキ型」は、ハンドルが付いているので、しっかりと手に持って飲み干せるでしょう。まっすぐな形状をしているため、流し込みやすく「のどごし」を楽しみたいときに向いています。
ほかにも、ビールの味わいや泡立ちに合わせて作られた専用のビールグラスもおすすめです。
例えば、「ピルスナーグラス」は飲み口が広く、底に向かって狭くなる形状をしており、香りを感じやすく、きめ細かい泡立ちを作れるように工夫されています。
「容量」も考慮して選ぼう
使いやすいビールグラスを選ぶには、飲む量に合った大きさを選ぶこともポイントです。たくさんの量を飲む人が小さいグラスを使うと、何度も注ぐ手間が発生し、味や風味が損なわれてしまいます。
注意したいのは、「ビールの泡立ち」を考慮した大きさのグラスを選ぶことです。
グラスの容量は、口いっぱいまで注いだときの状態を示しているので、ジャストサイズだと泡の部分があふれてしまいます。
泡を楽しむには、飲みたい量よりもやや大きめのグラスを用意しておきましょう。例えば、350mlのビールで7:3の泡を作りたい場合、500ml程度の容量があるビールグラスがおすすめです。
グラスの「厚さ」にも注目
厚みがあるグラスは、のどごしのよさを感じたいときにおすすめで、ラガービールなどに向いています。
薄いグラスは繊細な味わいを楽しみたいときに向いており、ビールの風味や微妙な味わいを感じながら飲めるでしょう。
厚みがある方が保冷性が高く、冷たい状態で長く楽しむことができます。厚みがないと手の熱でビールが温まりやすくなるため、脚付きのグラスを選ぶとよいでしょう。脚の部分を持って飲めば、冷たさを保てます。
また、厚みがあるビールグラスは、ぶつけたときに割れづらいこともメリットです。薄いビールグラスほど、割れやすいことを覚えておきましょう。
「ガラス製」のおしゃれなビールグラス
ガラス製のビールグラスは種類が多く、定番の人気を誇っています。サイズ展開やデザインも豊富で、選びがいがあるでしょう。
ガラス製のビールグラスの中から、おすすめのアイテムを紹介します。
松徳硝子「うすはり ビールグラス(ピルスナー)」
唇に触れたときの異物感がほとんど感じられないほど、薄いビールグラスです。「職人による手仕事」にこだわり、極限まで薄く吹いて作られています。
一点一点が手作りされた高級品で、グラスごとに微妙な個体差があるところも、手作りの魅力です。底がくびれた「流線型のフォルム」で、緩やかにビールが流れるデザインとなっています。
素材を均一にすることで、薄くても割れにくいビールグラスに仕上げているところもポイント。ビールをおいしく飲めるだけでなく、耐久性も考えられています。
商品名:松徳硝子 うすはり ビールグラス(ピルスナー)
東洋佐々木ガラス「ビールグラス ディアマン ピルスナー 350ml」
強化クリスタルガラスの「ファインクリスタル・イオンストロング」を使用した、美しい透明度や光沢が楽しめるビールグラスです。
見た目が美しいだけでなく、機能性にも優れています。ファインクリスタル・イオンストロングは、東洋佐々木ガラスが独自に強化加工した新素材です。
「耐久性」や「耐傷性」に優れ、家庭用食洗器でも洗える丈夫さを備えています。高級感があるだけでなく、頑丈で壊れにくいところが魅力です。
シンプルな脚付きのデザインで、どんな食卓にもなじみやすいでしょう。ワインやアイスコーヒーなど、ビール以外を飲む用途にも使いやすいデザインです。
商品名:東洋佐々木ガラス ビールグラス ディアマン ピルスナー 350ml
アデリア「プレミアム鳥獣戯画ビア M」
平安時代に描かれたとされる絵巻物「鳥獣戯画」を金の転写加工でグラスに写した、個性的なデザインのビールグラスです。
グラスの内側に施された「サンドブラスト加工」がポイント。細かい粒が浮き上がるように加工することで、ビールを注いだときに「きめ細かい泡」が立ちやすくなっているのです。
また、くびれを設けた形状で、持ちやすさにもこだわっています。鳥獣戯画がデザインされた高級感のあるギフトボックスで、プレゼントにもおすすめです。
同じデザインのロックグラスや日本酒グラスなどもあり、シリーズでそろえられるでしょう。
商品名:アデリア プレミアム鳥獣戯画ビア M
冷えたビールがおいしい「金属製」グラス
金属製のグラスは注いでから時間がたっても、冷えた状態のビールを楽しみたい人におすすめです。
機能性だけでなく、デザインにもこだわった金属製のビールグラスを紹介します。
パール金属「燕人の匠 銅製ビアタンブラー 300ml」
「燕人の匠」は古くから金属加工が盛んな、新潟県燕市で生まれたブランドです。燕人の匠のビールグラスは、職人の手によってプレス加工や研磨加工などの各工程が施されています。
「クリーミーフォーム加工」により、サーバーから注がれたかのようなクリーミーな泡立ちを楽しめるでしょう。ハンマーで叩いて「槌目」を出した純銅製と、シンプルなステンレス製の2種類のデザインから選べます。
口が広くなったタンブラー型で、ソフトドリンクなどにもおすすめです。ビールを飲むだけでなく、幅広い使い方ができるでしょう。
商品名:パール金属 燕人の匠 銅製ビアタンブラー 300ml
ドウシシャ「飲みごろビールタンブラー 420ml」
ステンレス製で「真空断熱構造」のビールグラスです。二重構造で内部が真空状態となっているため、熱が伝わりにくく冷たい温度を保てます。飲み物を薄めず冷たいまま飲みたいときに活躍するでしょう。
また、断熱性に優れた構造で結露しづらく、コースターなしでも使用が可能です。
底に設けられた突起の働きにより、ビールを注ぐと対流が起きて泡立ちをアップしてくれるところもポイントとなっています。
飲み口がすぼんだ形状で、泡を逃さずにおいしく飲めるところにも注目です。
商品名:ドウシシャ 飲みごろビールタンブラー 420ml
サーモス「真空断熱ジョッキ ステンレス1(S1)」
容量720mlと、ビッグサイズのビールジョッキです。500mlのビールを飲みたいときに、ぴったりな大きさとなっています。丈夫で大きなハンドルが付いているので、しっかりと持って飲めるでしょう。
魔法瓶と同じ二重構造で、飲み物を冷たいままキープできます。保冷性が高く氷の節約にもなり、室内だけでなくアウトドアシーンでも使いやすいでしょう。
また、結露しにくい構造なので、氷をたっぷりと入れて飲み物を飲みたいときにもおすすめです。本体の重さは約400gと、大きさの割には軽量で扱いやすいところも魅力です。
商品名:サーモス 真空断熱ジョッキ ステンレス1(S1)
「陶器製」のおすすめビールグラス
陶器製のビールグラスは独特なデザインのものや、泡立ちにこだわって作られているものが多く、用意しておくとビールを飲む時間が楽しみになるでしょう。
陶器製のビールグラスの中から、おすすめのアイテムを紹介します。
エールネット「金銀流し 泡立ちカップペア」
軽くて丈夫な美濃焼のペアグラスです。釉薬を使用せずに焼き締めたザラザラの面にビールを注ぐことで、泡立ちアップが期待できます。
職人がひとつひとつ手がける金と銀の印象的なモチーフと、きめ細かい黒土のコントラストがおしゃれです。ビールをおいしく飲めるだけでなく、食卓のワンポイントになるでしょう。
化粧箱入りで高級感のあるペアカップなので、夫婦やカップルへの贈り物におすすめです。
商品名:エールネット 金銀流し 泡立ちカップペア
丸伊製陶「信楽焼 へちもん ロングカップ 刷毛目いぶし」
刷毛目がワンポイントになった、信楽焼のロングカップです。
容量は約450mlで、日常使いしやすい大きさ。陶器特有の凹凸が、ビールを泡立ちやすくしてくれるでしょう。
商品名の「へちもん」は、信楽の職人の言葉で「ふうがわりなモノ」を意味し、不均衡であることに面白さや遊び心などが感じされるシリーズです。
いぶしたような風合いを持つ、独特な黒い色をしており、渋さが感じられます。
シックな食器が好きな人におすすめのデザインで、ビールだけでなく焼酎のお湯割りなどの温かい飲み物も楽しめます。季節を通じて多くの出番があるでしょう。
商品名:信楽焼 へちもん ロングカップ 刷毛目いぶし
プレゼントにもおすすめの高級ビールグラス
お酒好きな人に、高品質なビールグラスをプレゼントすると喜んでもらえます。できるだけ、自分では購入しないような、高級感のあるビールグラスを選ぶことがおすすめです。
大切な記念日の贈り物や、お世話になった人への感謝の気持ちを表したいときに、きっと喜んでもらえる、高級なビールグラスを紹介します。
HORIE「チタン二重タンブラー 窯創り プレミアム ゴールド」
高い金属加工の技術を持つことで有名な、新潟県燕市で作られた「純チタン製」の高級タンブラーです。1055℃もの温度の窯の中に入れて焼くことで、表面に独特の凹凸模様が生まれます。
この表面の凹凸が、タンブラーを手にしたときの、柔らかく独特な触り心地を生み出しているのです。光が当たったとき、金属が変化したときにできた酸化膜が反射し、環境によってさまざまな色合いを生み出します。
独特の美しさを持っているので、高級感のあるプレゼントをしたいときにおすすめです。見た目がきれいなだけでなく、縁の厚みはわずか0.7mmで、滑らかな口当たりを楽しめます。
チタンを2重にすることで、通常のグラスの約6倍もの保冷力・保温力があるところも見逃せません。結露することなく、テーブルの上を汚す心配がないでしょう。
商品名:HORIE チタン二重タンブラー 窯創り プレミアム ゴールド
和平フレイズ「さくら街道 ステンレス二重タンブラー(外面金メッキ) 」
艶やかな越後の花絵巻をイメージした「桜模様」と、ゴールドカラーが華やかな雰囲気を生み出す、プレゼントにぴったりなタンブラーです。外面金メッキが施されており、高級感があります。
桜柄はレーザー刻印され、鏡面仕上げで表面がピカピカに磨かれているところも魅力です。見た目にこだわっているだけでなく、二重構造でビールの冷たさも保てるでしょう。
女性へのプレゼントや、新しい門出を祝うためのプレゼントにおすすめです。
商品名:和平フレイズ さくら街道 ステンレス二重タンブラー(外面金メッキ)
能作「ビアカップ 2ヶセット」
富山県高岡市の伝統産業として有名な、鋳物の技術によって生産された「錫100%」の高級ビアカップです。鋳込む際に表面に付けられたザラザラな部分が、ビールの泡立ちをよくし、まろやかな味わいを楽しめます。
錫は抗菌作用に優れ、衛生的に使えることで知られる素材です。熱伝導率にも優れているため、ビールを飲む前に1~2分程度冷蔵庫の中で冷やしておくと、より冷たく飲めるでしょう。
高級感のある桐箱入りで、プレゼントにぴったりです。
商品名:能作 ビアカップ 2ヶセット e00117