物事を打算的に考える
我儘な人は、打算的に物事を考えることが多い傾向にあります。打算的とは、損得勘定で動くことです。自分にメリットがあるか無いかで判断して、物事を決めていきます。そのため、自分にメリットが無いことはしません。
たとえ過去にお世話になった人が困っていたとしても、助けることはありません。ギブ&テイクの精神はなく、損得勘定で動くため、困っているときに助けてくれないことも多々あります。
打算的に考える人は、職場や友人関係、恋人関係でも常に自分にメリットのある人と付き合いたがります。メリットが無い相手の場合は、全く関わろうとしないでしょう。人によって態度が全く違うので、周りから嫌われてしまう傾向にあります。
【100人に聞いた】その他にこんな意見も…
100人の女性にアンケートを実施したところ、上で説明した点以外にもこんな意見が聞かれました。
・自分の意見が通らないと気が済まない(30代・東京都)
・人の話を聞かずに自分の話ばかりする(40代・愛知県)
・自分がされたら嫌だと言ってることを人にはする(30代・愛媛県)
・急に何も言わず行き先を変える(40代・神奈川県)
・欲しいものは手に入れる。駄々をこねて買ってもらう(30代・岩手県)
・会話のなかで、「でも」の登場回数が多い(30代・千葉県)
恋人同士ならあり? 好かれる「我儘」の特徴
ここからは、パートナーに好かれる「我儘」について3つ解説します。
我儘にはマイナスイメージを持たれますが、ポイントを抑えると「可愛い我儘」に変わるのです。好かれる我儘とはどんなものなのか、その特徴を見てみましょう。
無理のないおねだりをする
無理のないおねだりをするのは、可愛らしい我儘のひとつです。例えば、「今から会いたいな」や「今電話できる?」など、すぐに叶えられるおねだりをされると、可愛いと感じる人は多いでしょう。
上記のような我儘は、相手のことが好きだからこそ言える我儘です。相手側からすると、我儘を言えるくらい自分のことを好いていると判断できるため、我儘を叶えてあげたいと思うのです。
相手への好意を感じさせる、無理のない我儘を言うと、相手は我儘を叶えてあげた達成感に喜びを感じてくれるでしょう。
ありがとうを伝える
可愛い我儘を言える人は、必ず最後には感謝の気持ちを述べています。叶えてもらうのは当たり前ではないことを知っているためです。感謝の気持ちを述べられると、「可愛いな」や「また叶えてあげたいな」と思う相手も多いようです。
きちんとお礼が言える人は好かれる傾向にあり、逆にやってもらって当たり前という考えでお礼も言わないでいると敬遠されてしまいます。我儘に応えてもらった場合には、素直に感謝の気持ちを述べるようにしましょう。
時には相手を優先する
相手を優先し、気遣いのある我儘は相手に好まれます。自分の都合ばかりではなく、相手の都合も考えた我儘は、言われた方もかなえてあげたいと思うものです。
また、パートナーに好かれる我儘を言える人は、相手を立てる我儘の言い方も熟知しています。例えば、頼りないパートナーに我儘を言うことで、それを叶えてくれた相手の評価を上げることも。適切なタイミングもすべて把握した上で我儘を言うので、相手の負担になりません。
相手を優先した気遣いのある我儘を言うと、受け入れてくれるでしょう。
嫌われる「我儘」の特徴
パートナーに嫌われてしまう「我儘」の特徴は3つあります。
自分の言っている「我儘」はこれらに当てはまっていないか確認してみてください。
我儘を叶えてもらって当然だと思っている
相手に嫌われてしまう我儘の特徴の1つは、叶えてもらって当然だと思っていること。そのため以下のような態度をとってしまうことが多いようです。
・お礼を言わない
・上から目線で我儘を言う
自分の我儘を叶えてもらって当たり前と思っていると、叶えてもらえなければ不機嫌になってしまいます。そのため、付き合っていくうちに相手はうんざりしてしまいます。こちら側は、最初は叶えてくれたのに段々自分の我儘を叶えてもらえないことで不機嫌になる、という負のループになります。
強制力のあるお願いをする
強制力のある「我儘」も相手から嫌われてしまう要素の1つです。好きな人の我儘は叶えてあげたいと思うものですが、絶対叶えてもらわなければいけないといったスタンスでいると相手は疲れてしまいます。
相手に強制的に何かをしてもらうという姿勢でするお願いは、嫌われる我儘です。我儘の度が過ぎると、脅迫にまで発展する人も。「私のお願いを聞いてくれなかったら○○する!」や「◯◯しないのなら別れるから!」などの発言を繰り返してしまい、言われた相手は気持ちが冷めてしまうことも。
相手に無理やり何かをしてもらおうとする、強制力のある我儘は嫌われてしまいます。相手の要望も聞き入れる努力をすることが大切です。