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「我儘」の意味や読み方を解説
「我儘」とは「わがまま」と読み、自分本位な考え方のことです。辞書では以下のように解説されています。
1. 自分の思いどおりに振る舞うこと。また、そのさま。気まま。ほしいまま。自分勝手。「—を通す」「—な人」
2. 自分の思いのまま。
出典:小学館『デジタル大辞泉』
相手の都合などは考えずに振る舞うことなので、マイナスの意味が込められていることが多いです。もし「あなたは我儘だ」と言われてしまったら、自分の行動を振り返ってみましょう。
「我儘」な人の5つの特徴
ここからは、我儘な人の特徴を5つご紹介します。
自分自身に当てはまっていないか、周りに我儘な人はいないか、チェックするときの材料にしてみてください。
与えてもらうことに熱心
我儘な人は、相手から与えてもらうことに大きな満足感を得ます。相手に与える喜びは知りません。そのため、与えてもらうことばかりに執着します。恋愛でも、追われる恋を求める傾向にあり、与えられ、尽くされることで愛されていると実感します。
大抵の人はギブ&テイクの考え方を持っていますが、我儘な人は相手に与えることをしないので、周りの人にマイナスのイメージを持たれてしまうことが多いでしょう。
感情の振れ幅が大きい
我儘な人は感情の振れ幅が大きい傾向にあり、感じたことをすぐに口や態度で示してしまいます。そのため、5分前までは上機嫌だったのに、ふと見ると不機嫌になっていることも。
気に入らないことがあれば、納得できるまで不機嫌なままでい続けるでしょう。我儘な人は自分の感情に従うので、上機嫌の場合は笑顔で周りの目を気にせずに振る舞います。しかし、自分が気に入らないことがあると不機嫌になってしまうのです。
我儘な人は自分の感情を優先し、相手の考えなど気にも留めていません。機嫌を取るために動く周りの人はうんざりしてしまうことも少なくありません。
自分のことが大好き
我儘な人は、自分のことが大好きです。自分が好きすぎるあまり、周りの人に関心が向かない傾向にあります。そのため、相手の都合を考えずに無理なお願いをしてしまいます。
また、自分が好きなため「自分はこんなに素敵な人間なのだから、何をしても許される」「大切にされるのは当然である」というマインドで生きています。そのため、周りの人が言うことを聞いてくれない場合には、不機嫌になるでしょう。
言うことを聞いてくれるまで不機嫌になり続けるため、我儘な人の相手をするのはかなり苦労します。その結果、離れてしまう友人や恋人も少なくないでしょう。
自分の都合がいちばん
我儘な人は、相手の都合よりも自分の都合を優先する傾向にあります。我慢をすることは知りません。
自分の意見がすべて正しいと考えているため、たとえ間違っていたとしても強引に押し通してしまいます。一度言ったことは最後まで曲げることは無く、相手が言うことを聞くまで意見を言い張ります。
自分の都合を優先してしまう理由は、欲望に忠実であるためです。我儘な人は自分がやりたいことを思うがままにすることに喜びを感じています。すべて自分中心で考えているため、自分が良ければ他人はどうでもいい存在なのです。周りの人は、我儘な人の自分本位な考え方にうんざりしてしまうでしょう。