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EDUCATION 教育現場より

2021.07.19

朝食は学校で? 台湾と日本の小学校、こんなに違う!

 

台湾で2人の男の子の子育て真っ最中の神谷知佳が台湾の育児事情などについてお届けします。

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台湾の小学校の様子

以前台湾の小学校について記事を書きましたが、台湾の小学生の学校での様子は何か日本と違いがあるのでしょうか? 今回はその点について書いていきたいと思います。

朝と夕方の学校前は大渋滞

台湾では公立校・私立校関係なく、親が送り迎えをするのが一般的です。(スクールバスの場合もあり

これは台湾の交通事情(交通事故が多い)や変質者などから身の安全を考慮しての事だと思いますが、通学時間帯の校門前は大渋滞します。

自家用車だけでなく、バイク、自転車、徒歩、タクシーなど、様々な手段で親もしくは祖父母が送っているので、学校前の道は混み合い、先生方やボランティアの父兄が毎日交通整理をしてくれています。日本の登校班のような集団登校はありません

学校で朝ごはん?

台湾グルメでもよく取り上げられる朝ごはん。

台湾の学校の前には必ずといっていいほど、学生をターゲットにした朝ごはん屋さんが並んでいます。そして登校している学生を見ると、朝ご飯屋さんで買った朝ご飯を手にしている子が結構います。これは朝、時間がないときに学校で朝ごはんを食べるから。

朝ごはんを外で購入して食べる文化が台湾にはあるので、学校の自分の机で食べる子も多いようです。幼稚園の場合、園によっては朝ごはん、昼食、おやつ、夕飯まで出してくれるところもあるようです!

自由な校風が多い

小学校では制服と運動服が指定されている場合がほとんどで、曜日によって指定された服で登校します。

そんな中、特におしゃれだなとびっくりするのは女の子たち! 高学年になるとパーマをかけている子、ピアスを開けている子、髪を染めている子、大きなヘアアクセサリーをしている子、ネックレスをつけている子など、日本では校則でNGとされるようなおしゃれを楽しんでいる子が多い印象です。

台湾の小学校の校則(特に服装や持ち物)はそんなに厳しくないようで、授業や学校生活に支障をきたさない程度であれば問題ありません。男の子も低学年から子供用のスマートウォッチをつけている子が多いです。

学期は2学期制

上学期 8月1日~1月31日
下学期 2月1日~7月31日

となっており、日本の3学期制とは違い2学期制をとっています。学校にもよりますが、通常は7月1日〜8月29日頃の約2か月間が夏休み。(長い!)そして夏休みの終わる8月末か9月から新学年のスタートとなります。

あまりにもカジュアルな!? 入学式

台湾の小学校の入学式は、びっくりするくらい軽い扱いで、あまり重要視されていません。親も子供も正装している人はおらず、普段の服で入学式に参加します。

入学式と言っても学校生活の簡単な説明や注意事項を受け、先生方のご紹介があるだけ。説明会のような位置づけです。日本の感覚で気合を入れて参加してしまうと浮いてしまうかもしれません。

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ライター

神谷知佳

台湾で2児(ともに男児)の子育て真っ最中。国際線CA→大手スポーツメーカーの人事を経て台湾移住。現在はフリーランス人事として仕事と育児のバランスを模索中。

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