周囲の批判を気にしない
マイペースな人は自分の価値観で物事を判断するため、周囲から批判を受けてもあまり気になりません。
常に「自分は自分、人は人」というスタンスで生きているので、批判を受けても「あなたはそう思っているのね。私は違います」と影響されずに自分というものを貫きます。また、批判を受けても気にならないので、ストレスも溜まりにくいです。
裏表がなく正直
マイペースな人は、基本的に人に合わせて行動しようという気持ちが希薄です。相手に合わせて意見を変えることもないため、裏表がなく正直な傾向にあります。
いつも正直で率直な話をしていると、次第に周囲の信用を勝ち取ることができるでしょう。「あの人の意見には嘘がない」と評価され、ご意見番的な立ち位置になることもあるかもしれません。
マイペースな人の注意したい3つのポイント
マイペースな人は、率直で自分に自信がある優れた資質を有しています。しかし、マイペースな性格が良くない方向に発揮されてしまうと、周囲に迷惑をかけたり、煙たがられたりする可能性もあるでしょう。
特に次の3つは、マイペースな人に見られがちな注意すべきポイントです。
・周囲の意見を取り入れない
・気分によって態度がころころ変わる
・細かなミスが多い傾向にある
周囲の意見を取り入れない
自分の意見を持つことは良いことですが、周囲の意見を取り入れないことは決して良いことではありません。特に集団で何かを決定するときには、多くの人々の意見を取り入れて、最大公約数的に不満が生じにくい決定をする必要があります。
自分一人の裁量でできるときは自分の意見を優先し、そうではないときは周囲の意見を取り入れるようにしましょう。一人のときと大勢のときで決断方法を変えることができれば、周囲からの評価も高くなります。
気分によって態度がころころ変わる
自分の意見を尊重するあまり、態度がブレてしまうことがあります。しかし、周囲から見れば、マイペースというよりは単にわがままな人になってしまうので、気分によって態度を変えないように注意しましょう。
自分の意見を述べるときは、常に「単に気分で話していないか」「信念を持って主張しているのか」を考える習慣をつけると、意見がころころ変わるのを防ぐことができます。マイペースな性格が好意的に受け取られるためにも、気分で意見を変えないように注意してください。
細かなミスが多い傾向がある
マイペースな人は、感覚的に物事を処理する傾向にあります。そのため、細かな点まで注意が行き渡らず、ミスを頻発することも少なくありません。
感覚的な思考が芸術的な方面に発揮される分には問題はありませんが、事務作業や執筆などを行うときには問題が生じます。作業後の見直しを習慣化し、ミスを回避するようにしましょう。
いい意味でマイペースな生き方を目指そう
マイペースな人は自分というものを確立し、周囲の批判を気にせず、決断力に優れ、裏表がなく正直に生きているという優れた資質を有していることが多いです。
しかし、マイペースな性格が間違って発揮されると、他人の状況を配慮しなかったり、気分によって態度が変わったりと、好ましくない性質として周囲から受け取られてしまうことがあるかもしれません。
いい意味でマイペースさを発揮するためにも、自分が本当にしたいことと気分的にしたいことの区別をつけておくといいでしょう。また、自分を持ちつつも、意識的に客観的な視点を持ち、周囲の気持ちに配慮するようにすることも大切です。
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