4.自己肯定感を高める
1日の終わりに今日の自分を見直し、頑張った自分を褒めてあげる習慣をつけましょう。「予定通りに過ごせた」「今日の料理いつもよりおいしく作れた」など、些細なことで問題ありません。自分の行いを振り返って、良かった点や頑張った点などを自覚することが大切なのです。自分と向き合って評価することで、自信がつくようになるでしょう。
人と比べてしまうことで落ち込んだときの乗り越え方
人と比べてしまい、落ち込んでしまう人は少なくありません。そんなときは「相手と同じ立場になったら、自分は本当に幸せかどうか」を考えましょう。案外、不必要な落ち込みの場合もあります。また自分と相手の状況の違いを理解することも大切です。立場や環境が異なるのに、比べてしまうのは意味をなさないでしょう。それでも比べてしまう場合は、自分の成長につなげる努力をするのがおすすめです。客観的に見つめて、うまく乗り越えていきましょう。
不必要な落ち込みはしない
人と比べて落ち込んでしまう人は、相手と同じ立場になったら本当に幸せかどうか、じっくり考えてみましょう。もしかしたら自分は「こうなりたい」とか「こういう状況が私にとっての幸せ」と、自分なりの価値観に気づけるかもしれません。他人と比較して本当に羨ましいと感じた場合は、マイナス思考に至らないよう、ではそうなるために自分は何をすべきなのか自己分析してみると、新たな発見やスキルアップなど自分の成長にもなります。
自分と相手の違いに目を向ける
人と比べてしまうときは、人は人、自分は自分、と切り替えてみましょう。そもそも他人と自分は違う環境で生活をしています。その中で人と比べること自体、無理があるのです。たとえばスリムな友人と体型を比較して落ち込むことがあるかもしれません。しかし、自分ではどうにもできないもともとの体質が関係している可能性もあります。友人のようなスリムな体型が、必ずしも自分にとってのベストな体型とは限りません。自分ベースで理想の姿を想像することが大切なのです。
相手の良いところを真似て吸収する
どうしても人と比べてしまう場合は、相手のいいところを真似て自分のものにしましょう。「なんであの人だけ」「どうせ私は」などと思うだけでは、成長できずに比べて終わってしまいます。相手のいいところを取り入れることができれば、気にならなくなるはずです。「比べるより、いい部分を真似てみよう」という気持ちで、自分にはない部分を吸収するとよいでしょう。
人と比べてしまうときに参考にしたい名言
人と比べてしまうときは、信念を持った人の言葉を参考にするのもよいでしょう。人と比べない生き方を知れば、今後の人生に役立つかもしれません。以下に著名人の名言を紹介します。
・本田圭佑選手の名言
【何で他人が俺の進む道を決めるねん、自分の道は自分で決める】
サッカー選手として活躍している本田圭佑選手は、オランダ移籍を決めた際、周囲から日本に残ったほうがいいと助言されました。自分の信念を貫いて、移籍を決めた本田圭佑選手の想いが伝わる名言になっています。
・ビル・ゲイツの名言
【自分のことを、この世の誰とも比べてはいけない。それは自分自身を侮辱する行為だ】
マイクロソフト社の創業者でもあるビル・ゲイツは、さまざまな偉業を成し遂げ、巨万の富を築いている一方、倹約家として有名です。彼はお金の使い方に関して独自の哲学をもっており、多額の寄付を毎年行って、信念を貫く生き方をしています。
・セネカの名言
【自分で自分のことをどう思うか。それは他人からどう思われるかよりも、はるかに重要である】
ローマの哲学者でもあり、政治家でもあったセネカの書物は、当時の人々の思想に大きな影響を与えました。セネカの名言は、人と比べないことの大切さを表しているといえます。
人と比べてしまうのは卒業しよう
人と比べてしまう原因は自分に自信がなかったり、勝ち負けで判断していたりとさまざまな原因が考えられます。また、人と比べてしまう人は自己基準がないために、結婚や恋愛もうまくいかない傾向に。
人と比べて落ち込んでしまわないために、人と比べてしまう要因となる環境を見直したり、比べる対象を他人ではなく過去の自分にしたり、自己肯定感を上げる努力をするのがおすすめです。自分を成長させることで、自信を持てる部分を増やしていきましょう。また、人と比べて落ち込んでしまった場合は、客観的に物事を判断するのが大切です。自分と相手の違いを理解することで、不必要な落ち込みを捨て、うまく乗り越えていきましょう。
▼こちらの記事もおすすめ
写真・イラスト/(C)Shutterstock.com