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2024.10.10

体育会系企業の特徴とは? 就職事情なども併せて紹介

先輩、後輩、上下関係はきちっと分ける。目上の人には逆らわない

いい意味でも悪い意味でも、先輩の言うことは絶対なのが「体育会系」。この体質は社会人になっても続きます。反対に先輩は後輩の面倒をしっかりみないといけないので、先輩になるのも楽ではないはず。

「体育会系企業」とは? 

「体育会系企業」とは、どんな体質を持っているのでしょうか。みなさんが想像する通り、運動部のノリの延長のような企業も少なくありません。もちろん、いい面、悪い面があるはずです。会社を選ぶ際のチェックポイントのひとつになるかもしれませんね。

飛び跳ねる人

(c) Adobe Stock

「体育会系企業」の特徴とは? 

「体育会系企業」には、どんな特徴があるのでしょうか? 

ノリは学生時代そのままに。口実を見つけては飲み会

「体育会系」は、縦・横ともに人とのつながりを大切にします。コミュニケーションを取ることを重視するので、飲み会や食事会の機会なども多いかもしれません。悪いことばかりでもないですが、苦手な人には少し辛いかも…。

先輩を立てる。大切なのは礼儀。挨拶はしっかりと

気持ちのいい挨拶で、嫌な気分になる人はいないはず。大きな声できちんと挨拶をできる人は、大切にされます。また「体育会系」は、先輩に対して、礼を尽くすことを忘れません。

社員を信じ、チャレンジを歓迎する

あきらめない心を持つ「体育会系社員」は、失敗をしたからといってそこで終わりにはしません。何度でも立ち上がる機会を与えられるくらい、信じ切れるのも相手が「体育会系」だからこそかもしれません。

「体育会系企業」が多いといわれる職種

体育会系な人が活躍できる職種には、どのようなものがあるのでしょうか? 「私も体育会系かも」と思う方は、転職時などの参考にしてみてください。

営業職

営業の現場では、目標に向かって突き進む「体育会系」の精神が求められることが多くあります。顧客のニーズに応えながら売り上げを伸ばすため、個人の努力はもちろん、チームで成果を上げるための協力が欠かせません。

体育会系特有の根性や負けん気、粘り強さが、大きな成果をもたらす職種といえるのではないでしょうか。また、結果を出さねばならない高いプレッシャーも、たくましい精神で乗り越えることができるでしょう。

建設業

建設業界では、体力が求められるだけでなく、チームワークや規律も重視されます。現場作業では、仲間との連携が非常に重要で、協調性や上下関係の尊重が求められる場面が多く、これらの要素が「体育会系」の気質とよく似ています。

また、長時間の肉体労働や厳しい環境に耐えながら、安全かつ効率的に仕事を進めるためには、強い精神力と体力が必要不可欠。体育会系の根性が成功の鍵になる職種ですね。

広告業

広告業界では、常に新しいアイデアや戦略が求められ、プレッシャーも大きいですが、体育会系の精神が活かされます。プロジェクトごとに異なるクライアントのニーズに応えるため、チームでの協力が必要です。

厳しいスケジュールの中で粘り強く取り組む姿勢や、困難な状況にも動じず結果を出すための強い精神力が評価されます。創造力と共に、努力を惜しまない体育会系の根性が活かせる職種といえるでしょう。

「体育会系企業」に向いている人の特徴とは? 

では、「体育会系企業」にはどんな人が向いているのでしょうか? 特徴をチェックしましょう。

上下関係の窮屈さを気にしない、礼に始まり礼に終わる人

会社によっては、上下関係に厳しい先輩と朝から晩まで一緒に過ごすことになります。先輩と接することにストレスを感じる人には、きつい環境かもしれません。先輩を立てつつ、うまくコミュニケーションをとれる人なら、苦ではないでしょう。

体育会系企業は体力勝負。ノルマやトラブルをチームで乗り切れる人

「体育会系企業」は、どうしても就業時間が長くなりがち。残業に耐えうる体力は必須です。またチームプレーが得意な人であれば、「体育会系企業」で活躍できるでしょう。

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