〝春のアウター〟は何を着る?
厳しい寒さを乗り越え、あたたかい日差しを迎えると欲しくなるのが春アウター。季節の変わり目は朝晩の気温差もあり、薄手のアウターはマスト。ここでは、大人の女性に向けてカジュアルやきれいめシーンに使えるおすすめの春アウターコーデをご紹介します。
【POINT】
・春アウターは持ち運びしやすい&着回し力の高いものがおすすめ
・防寒性にも優れたロングタイプはスタイルアップ見えも
【カジュアル】春アウターのお手本コーデ
ショート丈
はっ水加工が施され、防風性も併せもつシェルジャケット。軽くてコンパクトに収納できるものなら、通勤バッグに入れっぱなしでも邪魔になりません。コットンライクな生地がスポーティすぎず、フレアスカートのような甘めのボトムとも好相性。
ロング丈
カジュアルなイメージの強いナイロンコートも、上品なトレンチデザイン、程よくハリのあるマットな質感ならラフさをセーブでき、洗練された印象に。辛口派の鉄板カラー「ブラック」を面積広めに効かせて、ボーダー×デニムの爽やかな装いをシャープに移行して。
▶︎今年の注目株!〝ラクおしゃ〟が叶うナイロンアウター3選 【働く大人の着るべき春アウター】
【きれいめ】春アウターのお手本コーデ
ショート丈
とろみのあるギャザーブラウスとすっきりとしたグレージュのジャケットを、白やブルー系の爽やかなツイードパンツでエレガントに盛り上げて。まっすぐ下に落ちるワイドパンツが今旬のハンサムな女性らしさを演出します。
▶︎トレンドの「ツイード」1点投入で普段コーデがハレの日仕様になる!【2023卒入園・卒入学式】
ロング丈
ボリュームスリーブや首元がすっきり見えるノーカラーで脱・コンサバ! さらにエレガントに振るなら、赤みのあるこっくりキャメルがおすすめ。生真面目に見せないよう、小物で大人の余裕もプラスして。
▶︎品格とこなれ感を両得できる今どきトレンチコート3選!【働く大人の着るべき春アウター】
40代におすすめのレディース春アウター
【1】ジャケット
ベーシックな紺ブレザーをハンサムに仕立てたセットアップは、フォーマルからカジュアルまで、どんなシーンのおしゃれにも寄り添ってくれるタイムレスな一着。ドットブラウスやブローチなど、華やぎのある遊び心を加えてモードに着こなして。
▶︎【40代の優秀セットアップ】ダブルジャケット編/〝わかってる〟おしゃれ感が出るアイテム3選
【2】トレンチコート
美人シルエットのマキシ丈トレンチで、エレガントな雰囲気に。ジャケットの上からはおっても窮屈にならない、ゆったりとしたシルエット。立体感のあるヨークで、360度おしゃれ見えが叶います。
▶︎雨にも強い〝マッキントッシュ〟のマキシ丈トレンチは360℃おしゃれ見えが叶う名品!
【3】ナイロンアウター
朝晩の寒暖差が激しいこの時期は、気温調整がしやすい機能的なアウターが必須。ナイロンコートなら「軽い・着やすい・おしゃれ」の3拍子が揃います。たとえば子供とアクティブに遊ぶ日は、動きを邪魔しないショート丈が正解!
▶︎今年の注目株!〝ラクおしゃ〟が叶うナイロンアウター3選 【働く大人の着るべき春アウター】
【4】ブルゾン
スポーティなイメージが強いブルゾンも、ドラマティックに揺れるフレアスカートとのセットアップならこんなにもきれいめな印象に。春らしい軽やかな見た目のブルゾンだけど、中綿入りなら肌寒いときも季節感のあるスタイリングを楽しめる!
▶︎【40代の優秀セットアップ】ブルゾンセットアップ編/カジュアルアウターを大人っぽく! 鮮度の高いアウターセットアップ3選
【5】ロングカーディガン
肉厚ながら軽くやわらかな着心地がたまらないガウンカーデ 。ひざ上丈なら重すぎず、バランスがとりやすいのも高ポイント。フーディ×レザーパンツの辛口カジュアルを優しげにこなして。
▶︎「ガウンカーデ」は上品カラーで軽やかに着こなして【今着られるライトアウター】
「きれいめ」春アウターのおすすめコーデ
【1】ネイビーコート×ツイード柄ワンピース
【2】ネイビーブルゾン×白ブラウス×白スカート
【3】黒ジャケット×キャメル色ニット×緑スカート
【4】ベージュコート×白Tシャツ×白パンツ
【5】白ジャケット×黒ニット×白スカート
【6】キャメル色ジャケット×ベージュワンピース
【7】黒トレンチコート×黒カットソー×ネイビースカート
【8】白ジャケット×白Tシャツ×黒パンツ
【9】ベージュトレンチコート×黒Tシャツ×チェック柄パンツ
【10】黒ジャケット×黒ニット×ピンクチュールスカート
【11】水色シャツ×グレーニット×グレーパンツ
【12】紫ロングカーディガン×白ブラウス×カーキスカート
【13】チェック柄ジャケット×白Tシャツ×茶色パンツ
【1】ネイビーコート×ツイード柄ワンピース
どんな着こなしにもすんなりマッチする、いたってシンプルなノーカラーのコクーンシルエット。なだらかなショルダーラインにボリューム袖、少し裾が絞られている丸いシルエットを、ボンディングのようなハリとコシのある軽やかな素材が引き立てます。程よく地厚なのでセレモニー用アウターにも最適。
▶︎セレモニーにも普段使いにも!「薄軽ネイビーの春アウター」5選【2023卒入園・卒入学式服】
【2】ネイビーブルゾン×白ブラウス×白スカート
軽やかで品のよいほのかな透け感でロマンティックに。シアー感が持ち味の華やかなセットアップに、あえてエコレザーのブルゾンを。かっこよさをひとさじ加えて。
▶︎品のいいセットアップには〝エコレザーブルゾン〟でかっこよさをプラス!
【3】黒ジャケット×キャメル色ニット×緑スカート
かしこまったシーンに必携のジャケットも、いかにもな通勤着とは一線を画すものをチョイス。直線的なロング丈なので、ボリュームスカートで柔和な雰囲気を加味。クリーンな白小物で抜け感と軽やかさを意識して、印象的なスタイルに。
【4】ベージュコート×白Tシャツ×白パンツ
広範囲で雨から濡れるのを防いでくれるロング丈のレインアウター。通勤用にきちんと感のあるレインコートを探すなら、ロング丈がおすすめ。レオパード柄の傘でスパイシーなエッセンスを添えて。
▶︎雨の日以外でも着たくなる〝マッキントッシュ〟のレインコート【雨の日コーデ】
【5】白ジャケット×黒ニット×白スカート
バランスが難しいジャケット×マキシ丈スカートには、ノーカラーがうってつけ。長めのアイテム同士でも、直線的なラインがすっきり見えを叶えてくれます。
▶︎こんなに万能なんです!【ノーカラージャケット】の着回しコーデ5選
【6】キャメル色ジャケット×ベージュワンピース
ベージュ×キャメルのワントーンは、小物の色味をビターなブラウンでそろえるのがおすすめ。かっちり小物でシックなテンションを後押しすればグッドバランス。
▶︎春、このコーディネートなしでは過ごせない!? 最旬コンビはこれ!
【7】黒トレンチコート×黒カットソー×ネイビースカート
ストイックなシンプルアイテムをかっこよくエレガントに着こなしたスタイル。プレーンなトレンチコートもドレスライクに見せるアレンジがポイント。
【8】白ジャケット×白Tシャツ×黒パンツ
クリーンな印象が増す白ジャケットは、大人のかわいらしさを引き立てるフリンジつきのツイード素材。きちんと感をくれるだけでなく、キリッとした白T×黒パンツコーデにちょっとの甘さを足してくれます。小物はモノトーンを中和するベージュでフェミニンにまとめて。
▶︎こんなに万能なんです!知的で上品! こなれ見えするノーカラージャケット3選【働く大人の着るべき春アウター】
【9】ベージュトレンチコート×黒Tシャツ×チェック柄パンツ
トレンチをさらっと軽やかに着たいなら、抜け感のある着こなし方に注目を。ボタンをすべて留めてベルトまでかっちりすると少し堅苦しい印象になるので、前を閉める場合もボタンは開けてベルトだけで軽く閉めるのがおすすめ。
▶︎人気スタイリストに聞く!トレンチはボタンを留めて着ちゃダメなの?【2020年トレンチコートおしゃれ術】
【10】黒ジャケット×黒ニット×ピンクチュールスカート
コーディネートを瞬時にドラマティックにしてくれる、ダスティピンクのチュールスカート。黒のレザージャケットを合わせることで、強さとフェミニンさを感じるスタイルに。スカートにボリュームがあるので、アップヘアにするとバランス良好。
【11】水色シャツ×グレーニット×グレーパンツ
ミントブルーのロングシャツはインナーも小物もグレーでつないでシックに。ブルー以外の色をそろえることで、流れるような色のトーンがきれいでやわらかな印象をつくってくれます。
【12】紫ロングカーディガン×白ブラウス×カーキスカート
ヴィンテージ風のレースブラウスにロングスカートを合わせた着こなし。そのままでも素敵ですが、パープル系のロングカーデをプラスするとよりエレガントなムードを楽しめます。 小物はキャメルやベージュといったまろやかな色味を選んで、優しい雰囲気に。
▶︎最高気温17度・最低気温9度の晴れの日、何を着る?[気象予報士監修!天気別コーディネート]
【13】チェック柄ジャケット×白Tシャツ×茶色パンツ
「Tシャツの中で体が泳ぐ感じが好きなので、ジャストサイズではなく夫のメンズものを着ています。チェック柄ジャケットは母から譲り受けたもの。かなり大きいので昔は着ていませんでしたが、最近はこのざっくり感がお気に入り。トップスとアウターがカジュアルなので、エレガントな小物でバランスを取りました」(アパレルディレクター・川人未帆さん)
▶︎タイトな服よりゆったりサイズのほうが逆に女っぽく見えるんです
「カジュアル」春アウターのおすすめコーデ
【1】ベージュコート×ベージュニット×白パンツ
【2】デニムジャケット×黒ニット×花柄スカート
【3】ネイビージャケット×白Tシャツ×水色スカート
【4】ブラウンジャケット×白Tシャツ×ブラウンパンツ
【5】ベージュジャケット×白カットソー×ベージュパンツ
【6】ネイビートレンチコート×グレーニットワンピース
【7】ベージュトレンチコート×黒ニット×デニムパンツ
【8】緑ブルゾン×カーキフーディ×ベージュスカート
【9】モノグラム柄ブルゾン×黒ニット×黒スカート
【10】ベージュコート×ボーダー柄Tシャツ×デニムパンツ
【11】水色ニットカーディガン×白Tシャツ×白スカート
【13】白ロングシャツジャケット×黒ニット×カーキロングスカート
【1】ベージュコート×ベージュニット×白パンツ
1枚あると必ず重宝する、何にでも合わせやすくすっきりとしたAラインのロングコート。パリッとハリのある素材感と艶やかな光沢をベージュが引き立て、大人にふさわしいラグジュアリーなムードに昇華。白パンツにスニーカーの休日コーデにはもちろん、セットアップのような通勤コーデは即こなれた雰囲気に。
▶︎ワーママ指名率1位!「モンクレール」のダウンじゃない春アウター4選【2023春アウター】
【2】デニムジャケット×黒ニット×花柄スカート
タートルネックニットに小花柄スカートを組み合わせた優しげなコーデ。そこに肩が落ちたリラクシーなシルエットのデニムジャケットをはおって、こなれたカジュアルさをプラス。
▶︎大人カジュアルがすぐ叶う♡ 〝レッドカード〟のジャケットコーデ【30~40代おしゃれワーママは何着てる?】
【3】ネイビージャケット×白Tシャツ×水色スカート
リラックスムードのボリュームマキシスカートと信頼感のあるダブルブレストジャケット。一見相反するキャラクターのアイテムを掛け合わせることで、仕事シーンにぴったりな肩肘はらないムードに。インナーに入れたヘルシーな白Tシャツも、適度な抜け感を生むのにいい仕事をしてくれます。
▶︎今すぐ買うべき春アイテムって? 迷ったら“サックスブルー”のマキシスカートをまず一枚!
【4】ブラウンジャケット×白Tシャツ×ブラウンパンツ
長めのダブルジャケットと、太もも回りに余裕のあるタック入りパンツを組み合わせたジャケパンスタイル。インナーには遊び心のあるレタードTシャツを入れ、足元はリラックス感のあるクロスサンダルに。カジュアル通勤だけでなく、休日のショッピングやランチにも着ていきたくなるコーディネートです。
▶︎大人気の茶色のパンツセットアップ!おしゃれに着るコツは?【BROWNが教える!春こそブラウン】
【5】ベージュジャケット×白カットソー×ベージュパンツ
CPOジャケット×パンツの組み合わせも、セットアップで着るとラフになりすぎない。とはいえカジュアルなアイテムなので、レザートリミングのレオパ柄トートや、ゴールドチェーンをあしらったショートブーツといったコンサバ小物をちらして大人っぽく着こなして!
▶︎最高気温21度・最低気温12度のくもりの日、何を着る?【気象予報士監修!天気別コーディネート】
【6】ネイビートレンチコート×グレーニットワンピース
ニットワンピにトレンチコートを合わせたシンプルなスタイル。大ぶりのピアスをつければ、全身もぐっとキャッチーな印象に。
▶︎秋冬定番のニットワンピにはトレンドの〝バロックパール〟を合わせて今っぽく!
【7】ベージュトレンチコート×黒ニット×デニムパンツ
「きちんと感のあるトレンチこそ、ゆるく雰囲気を出して着たいので、メンズサイズを選びました。身長が170㎝あるので、丈も身幅もちょうどいい感じです。コートにボリュームがある分、インナーは黒タートルやインディゴのデニムで引き締めてIラインを強調しています。ベーシックな色合わせなので、足元はレオパード柄のフラットシューズでアクセントを効かせました」(アクセサリーデザイナー・小林有里さん)
▶︎【トレンチコート】メンズのLサイズを選ぶとこなれて見える説
【8】緑ブルゾン×カーキフーディ×ベージュスカート
ブルゾン×フーディのカジュアルな組み合わせ。チノパンを合わせたくなるところを、ベージュのレザーマキシスカートにチェンジ。いきなり色もシルエットも新しくするよりも、どこかなじみのある要素を残しておくと、手持ちのアイテムとも組み合わせやすい。
▶︎ブルゾン×フーディの鉄板コーデ、合わせるボトムはコレが今っぽい
【9】モノグラム柄ブルゾン×黒ニット×黒スカート
スポーティなポンチョをモノトーンで都会的に。落ち着いたベージュとブラックのロゴなら、大人っぽく着こなせます。アウトドア要素が強いアイテムなので、タイトスカートを合わせてきれいめに着こなして!
▶︎最高気温17度・最低気温9度の雨の日、何を着る?[気象予報士監修!天気別コーディネート]
【10】ベージュコート×ボーダー柄Tシャツ×デニムパンツ
軽やかな印象のナイロンコート。控えめなベージュでありながら、ゆったりめのAラインシルエットやボリューム袖が存在感を発揮し、サッとはおるだけで洒落感のあるルックスに。
▶︎今年の注目株!〝ラクおしゃ〟が叶うナイロンアウター3選 【働く大人の着るべき春アウター】
【11】水色ニットカーディガン×白Tシャツ×白スカート
パステルブルー&ふわふわ素材がフェミニンなロングニットカーディガンが主役のスタイル。辛口なミニバッグとスニーカーで甘さをやわらげて。
▶︎無敵のかわいさ!ブルー&白の配色は冬こそ着たい組み合わせ
【12】ベージュコート×白タンクトップ×グレージュデニムパンツ
バサッとしたシルエットや少し落としても着られる肩ラインで、ラフにはおるだけでも絵になるシャツワンピのようなしゃかアウター。白のニットタンク、グレージュデニム、ベージュコートで全身をつなげた優しげワントーンは、誰の目にも好印象。
▶︎今季アウターをプラスするなら〝薄軽しゃかアウター〟が断然おすすめ!
【13】白ロングシャツジャケット×黒ニット×カーキロングスカート
トレンチ感覚で使える、ロングタイプのシャツジャケット。黒ニットとカーキスカートの辛口配色コーデにボタンを開けてはおれば、コンサバになりすぎるのを防いでくれます。
▶︎大人気のCPOシャツ、何を買えばいい?「正解は2WAYを選ぶこと!」
季節の変わり目は気温差が激しくアウターのチョイスも難しい時期。ぜひ今回紹介したコーデを参考にしてみてくださいね。
▼あわせて読みたい