また最近では、パスワードを巧みに聞き出そうとする怪しいメールが届くことも。パスワードの取り扱いにはじゅうぶんに注意してください。
「パスワードの使いまわしは危険です」という注意を目にした人もいるのではないでしょうか。利用するサービスごとに異なるパスワードを設定し、それらを管理するのは面倒ですよね。ですが、パソコンが勝手に「ID」と「パスワード」を保管してくれる場合は、覚える必要がないので、そういった機能を使うのもひとつの手です。
【目次】
「ID」が必要な場面とは?
実際に「ID」が必要とされる場面をいくつか紹介します。
ショッピングサイトでの買い物
アマゾンや楽天のようなWeb上のショップで買い物をする場合には、本人を特定するために「ID」と「パスワード」が必要となります。自宅で使っているパソコンや自分のスマホなら、いちいち入力せずに済むようにこの二つを覚えさせている場合が多いと思います。ですが、普段とは違う環境下にあるパソコンなどで買い物をしようとした場合は、必ず「ID」と「パスワード」が求められます。
ネットバンキングの利用
誰かに振り込みをしたい場合にも、最近では昔のように銀行へ足を運ばずに、ネットバンキングで振り込みを済ませてしまうことも多いと思います。自分の口座に誰でもアクセスできては困るので、ネットバンキングなどでは「ID」と「パスワード」の他、「ワンタイムパスワード」のように、さらにもう一つ手続きを設けている場合も多く見られます。
航空会社でのフライト予約
航空会社でフライト予約をする場合も、その航空会社でアカウントを持っているなら「ID」と「パスワード」を求められます。アカウントがあれば、マイルを貯めたり使ったりするのも、手間なく行えます。
クレジットカード会社のマイページ
クレジットカード会社でカードの利用履歴や口座振替の額などを確認したい場合(マイページにアクセスしたい場合)には、「ID」と「パスワード」が必要です。この場合のパスワードは、カードを利用する時に必要となる4桁の数字とは異なりますので、混同しないようにしましょう。
SNSの投稿
ツイッターやフェイスブックなど、SNSの投稿にも「ID」と「パスワード」が必要です。SNSの利用はスマホで行われることが多く、スマホ自体が「ID」と「パスワード」を覚えている場合がほとんどです。スマホが勝手にログインしてくれるので、SNSにも「ID」や「パスワード」が必要だということを意識していないことがほとんどだと思いますが、SNSにも「ID」と「パスワード」が存在しています。
最後に
ここまでで解説したように、普段はあまり意識していないものでも、実は「ID」と「パスワード」で管理されているものが結構ありましたね。それだけに、「乗っ取り」や「不正アクセス」には気を付けたいもの。よく理解して、便利に安心して利用しましょう。
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