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EDUCATION 子供の習い事

2021.10.20

将来の夢がない子どもは心配すべきなの? 親がサポートできること&おすすめの習い事

将来の夢がある子どももいれば、夢がない子どももいます。親にできることは、子どもを見守り可能性を広げることです。将来の夢がない子どもに対して、親ができるサポートや子どもの可能性を引き出す方法、将来に役立つおすすめの習い事を紹介します。

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小学生が将来なりたい職業

子どもに「将来は何になりたい?」と聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。しかし、コロナ禍の影響により、子どもが憧れる職業には変化があるようです。

将来の夢がない 子ども 小学生 なりたい職業

(C)Shutterstock.com

男の子がなりたい職業

第一生命保険株式会社が、全国の小学生(小学校3~6年生)に行ったアンケートによると、男の子がなりたい職業は以下のような結果となったそうです。

1位:会社員
2位:YouTuber/動画投稿者
3位:サッカー選手
4位:ゲーム制作
5位:野球選手

出典:第32回「大人になったらなりたいもの」調査結果を発表 コロナ禍で人気の職業は男子「会社員」、女子「パティシエ」

コロナ禍でリモートワークを導入する企業が増え、自宅で仕事をするパパやママも多いのではないでしょうか。子どもは仕事をする親の姿を間近で見て、「会社員」という職業に興味を持つようになったと思われます。

2位にある「YouTuber/動画投稿者」という結果からは、動画配信サービスが小学生にも浸透していることが分かります。3位や5位には、時代を問わず男の子から人気のある「スポーツ選手」がランクインしています。

女の子がなりたい職業

続いては、女の子がなりたい職業の順位を見ていきましょう。

1位:パティシエ
2位:教師/教員 
3位:幼稚園の先生/保育士
4位:会社員
5位:漫画家

出典:第32回「大人になったらなりたいもの」調査結果を発表 コロナ禍で人気の職業は男子「会社員」、女子「パティシエ」

コロナ禍の影響で、休日も自宅で過ごす時間が増えています。家族でお菓子作りを楽しむ子どもたちが多く、なりたい職業ランキングにも大きく影響しているのでしょう。

また、2位には「教師/教員」がランクインしていることも注目です。2019年度に実施された文部科学省の調査によると、公立小学校の教員採用倍率は過去最低という結果も。教育現場では人手不足が課題のため、「教師」に興味を示す子どもへの期待も高まるでしょう。

参考:令和2年度(令和元年度実施)公立学校教員採用選考試験の実施状況のポイント

親が子どもになってほしい職業

子どもが将来なりたい職業と、親が子どもに将来なってほしい職業には違いが見られます。子どもはかっこよさや憧れで職業を選ぶのに対し、親はライフステージの変化に対応できる職業を望んでいるようです。

将来の夢がない 子ども なってほしい職業 親 小学生

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男の子になってほしい職業

株式会社ビズヒッツが実施した「子どもに将来なってほしい職業に関する意識調査」によると、親が男の子になってほしいと考えている職業が分かります。

1位:公務員
2位:エンジニア・プログラマー
3位:スポーツ選手
4位:医師
5位:警察官

出典:子どもに将来なってほしい職業ランキング!500人のパパ・ママにアンケート調査

男の子をもつ親が重視するのは、「収入の安定」「失業リスクの低さ」であることがわかります。家族を養う可能性を考えると、景気に左右されにくく、安定収入が見込める職業に就いてほしいと思う親心があるのでしょう。

また、IT化が進んでいることから、エンジニアやプログラマーにも人気が集まっています。子どもの将来を心配する親にとって、今後も需要が高まるであろう仕事や、時代が変化してもなくならない仕事は安心感があるのです。

女の子になってほしい職業

続いては女の子になってほしい職業です。

1位:看護師
2位:薬剤師
3位:公務員
4位:医師
5位:保育士・幼稚園教諭

出典:子どもに将来なってほしい職業ランキング!500人のパパ・ママにアンケート調査

女の子をもつ親が重視するのは、「結婚や出産をした後も働ける仕事」のようです。女性はライフステージに変化があると働きにくさを感じることもあるという、ママ自身の経験が反映されている結果かもしれません。手に職をつけることで、「就職先に困らない」「経済的に自立できる」といったメリットもあります。

将来の夢がない子どもが心配

自分の子どもが「将来なりたいものがない」となると、親としては心配になるのではないでしょうか。しかし、将来の夢がないことは決して悪いことではありません。

将来の夢がない 子ども 対策 どうすれば

(C)Shutterstock.com

はっきり決めていない子どもも多い

世界11カ国を対象に行われた調査によると、「なりたい職業が決まっていない」と答えた日本の子どもは約3割でした。11カ国中で最も高く、将来を見据える力を身につけることも、日本の教育課題の一つであることがうかがえます。

また、将来の目標がはっきりしている子どもの比率は、小学校高学年で半数程度、中学生で4割、高校3年生で6割という調査結果もあります。中学生は将来像を持ちにくい傾向が見られますが、高校生になると進路選択で将来を考えるようになります。

この他にも、親の働いている姿を見たことがある子どもは、将来の夢を抱きやすい傾向があるようです。しかし、親の働く姿を見たことがない子どもは珍しくありません。

「仕事」や「働くこと」がイメージがしづらいこともあり、将来の夢をはっきり決められない子どもの割合が多いと考えられます。

参考:スプリックス基礎学力研究所:世界11ヵ国22,000名の子ども・保護者に学習調査を実施 日本の子どもの約3割はなりたい職業がない・決まっていない! 

参考:東京大学社会科学研究所・ベネッセ教育総合研究所 共同研究プロジェクト「子どもの生活と学びに関する親子調査 2015」結果速報 

参考:子供のキャリア観に関する意識調査 親の働く姿を見たことがある子供、親への憧れや将来の夢を持ちやすい傾向に

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