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子どもが「習字」を習うメリットは?
「習字」とは読んで字のごとく、「字を習う」ことです。字を習うことで、美しい書き方や正しい書き順などを覚えることができます。最近はスマホやパソコンで字を入力することが増えたので、今後「字を習う」ことは大切にしていくべき文化なのではないでしょうか?
「習字」のよいところ
「習字」をすることでどのような効果があるのでしょうか? 一緒にみていきましょう。
きれな字が書けるようになる
パソコンでの入力が主流の時代ですが、履歴書などはいまだに手書きで提出させるところもあります。その際、字がきれいなことは直接の合否には結びつかないにしても、相手に与える印象は格段に良くなるでしょう。
集中力がつく
習字では、1枚ずつ丁寧に書くため、集中力が求められます。何度も何度も納得いくまで我慢強く、集中して書かなければなりません。集中力が途切れてしまっては、習字の基本である「とめ」「はね」「はらい」などを上手に書くことはできません。集中力がつくとともに、我慢強さも鍛えらることでしょう。
正しい姿勢が身につく
習字を習う時にはまず姿勢から教わります。字を書くことよりも、姿勢を正すことが基本中の基本です。机の正面に座り、背筋を伸ばし、肩の力を抜いて、頭を少し前に傾け、左手で半紙を押さえ、右手で筆を持つー。
椅子に座る場合は、足をしっかりと地面につけます。床に座る場合は正座。そして半紙を身体の中心に置き、下腹に軽く力を入れて書き始めます。姿勢がいいと見た目も気持ちがいいものです。
字がきれいだと、将来役立つ
「習字」を習う効用について、説明してきました。さらに字がきれいだと、将来いざという時に役に立つこともありますよ。
受験で生きる
字がきれいだと、記述式の問題の時に役立ちます。直接合否に関わるものではありませんが、少なくとも字が汚くて読めないということは回避できるでしょう。そんなことで点を失うのはもったいないですからね。また習字で培われた集中力で試験と向き合えます。そもそも漢字の書き取りなどは、直接的に役立ちますね。