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【ワーママ100人に聞いた】子供に習い事をさせている?
送り迎えやスケジュール管理を考えると、共働き家庭の子が習い事に通うのは、大変なことかもしれません。実際のところ、共働き家庭の子が習い事に通っている割合はどのくらいなのでしょうか?
そこで日本全国100人のワーキングマザーにアンケート調査を実施。結果、「子供に習い事をさせている家庭」が47.1%という結果に。約半数が該当することがわかりました。
※アンケートは30〜49歳の日本全国のワーキングマザーを対象にDomani編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数119名(以下同)。
共働き家庭の習い事で大変なことは?
共働きの家庭では、自由に使える時間は多くありません。子供に習い事をさせたくても、送り迎えの時間などを考えると、難しいと考えている保護者の方も多いのではないでしょうか。しかし、やり方次第では問題を解決できる方法もあります。
【100人に聞いた】共働き家庭で習い事をさせるときに大変なことは?
続いては、共働き家庭で子供が習い事をする際に「大変なこと」をアンケート調査。
半数の人が回答したのが「送迎」。次いで、行事への参加や費用に関して大変さを感じている家庭が多いようです。
みなさんの体験談も、詳しく見ていきましょう。
送迎
「送迎に時間を取られる」(40代・大阪府)
「子供が低学年ということもあり、毎週迎えに行かないといけないこと。夕方で子供も疲れてぐずりやすく、お迎えにいってもすぐに帰れる日ばかりではないので本当に疲れる」(40代・兵庫県)
「車で送り迎えが必要な距離」(30代・群馬県)
「送迎のために会社を早退しないといけない」(40代・千葉県)
「迎えに行っても、習い事が終わるまで待っていないといけない時が大変だった」(40代・宮崎県)
「仕事や急な予定で送迎が間に合わないことがある」(40代・佐賀県)
行事への参加や費用面
「衣装や発表会費用など細々お金がかかる」(40代・北海道)
「経済的に余裕がないと家計が逼迫する」(40代・東京都)
「発表会のチケットノルマがある。売れなかったら3万円くらい自腹」(40代・徳島県)
「発表会のリハーサルや本番の裏方のお手伝い」(30代・北海道)
習い事選び
「良いと思って始めても、子供が嫌になってやめることがあるから」(40代・埼玉県)
「子供が何に興味があるかわからないのでいろいろと試してみたいが、そんな金銭的・時間的余裕がない」(30代・兵庫県)
「周りに習い事の教室が多すぎて、どれが良いのか逆に悩む」(40代・広島県)
人付き合い
「スポーツチームの目指すレベルがそれぞれ違い、足並みが揃いずらい」(40代・北海道)
「周りに合わせて、やらなければならないことが増えそうです」(30代・千葉県)
送迎の悩みを解決するには?
共働きの家庭だと、「園へのお迎えと習い事に送る時間に会社を退社できない」など、決まった時間に送迎することが困難な保護者も多いと思います。
小学生高学年くらいになれば、保護者の送迎が不要になることも。自宅からの距離によっては、子供1人で通うことができるようになるでしょう。しかし、基本的には保護者の送迎が必要です。この送迎問題をどう解決するかが大きなポイント。親が仕事をしながら送迎できる習い事や、共働き家庭の送迎方法にはどのようなものがあるのかみていきましょう。
送迎付きの習い事を探す
送迎付きの習い事を探すのもひとつの手。スイミングスクールなどでは、送迎バスで送り迎えしてくれるところもあります。しかし、結局は送迎場所までは送って行かないといけない、ということも。職場の近くや、自宅の近くなどまで送迎してもらえる習い事を探してみてはいかがでしょうか。
民間学童保育・私立保育園を利用する
延長保育や教育プログラムが充実している私立保育園なども多くあります。保育時間が終了したあと、外部から講師を招いて、そのまま習える場合も。子供を預かってもらえる時間が長くなり、親の送迎は保育園に行くだけです。
子供が小学生になれば、民間学童保育を利用するのもおすすめです。民間学童保育では、学習サポートが受けられたり、英会話やダンスなどの習い事が充実している施設も多くあります。また習い事先への有料送迎サービスがある場合もあり、それを利用するのも手でしょう。その他、スポーツジムなどでも学童保育を行なっていることもあるので、調べてみることをおすすめします。
代理送迎サービスを探してみる
仕事をしていれば、「どうしても子供の習い事の時間に退社できない」ということもあるでしょう。そんな時は、ファミリーサポートセンターやベビーシッター、タクシーなどの代理送迎サービスを活用することもできます。
ファミリーサポートセンターを活用
ファミリーサポートセンターとは、自治体で運営されている子育て支援サービスのことです。子育ての手助けをしてほしい人、子育てをお手伝いしたい人が「依頼会員」、「提供会員」となって、地域で子育てを助け合う制度です。サービスの対象は、習い事の送迎や提供会員の自宅での預かりなど。各市区町村が運営する行政サポートであるため、利用料金が比較的安く、利用しやすいのが嬉しいポイントでしょう。
利用前には事前面談が行われる場合が多く、地域によって依頼できるサービス内容は異なります。事前に確認しておくと、いざというときに役立つかもしれません。
ベビーシッター
ベビーシッターの基本サービスは自宅でのシッティングですが、習い事の送迎も行ってくれる場合が多いようです。また習い事が終わってからも、引き続き子供をみてくれることも。個別に保育を依頼するため、様々な家庭の事情にも対応してくれるのがベビーシッターの人気の理由の一つです。
タクシーの送迎サービス
最近では、自宅から保育園や、自宅から習い事までの送迎などを行ってくれるタクシー会社が多くあります。子供1人でも送迎が可能。サービスを利用するにあたり、タクシー会社への事前登録が必要ですが、送迎後は保護者へ連絡をしてくれたり、保険などの補償がしっかりしていたり、安心できるサービスが魅力です。
参考:日本交通
身近な人の力を借りる
もし身近な人で信頼できる人がいれば、力を借りること考えてみてはいかがでしょうか。
ママ友との連携
同じ習い事に通わせる親しいママ友などがいる場合、保護者同士で協力し合って送迎できるのが理想です。その際は、誰か1人に負担が偏らないようにすることが重要。習い事先まで送るのはお願いして、お迎えは自分が担当するなど、信頼できるママ友たちと協力し合えると心強いでしょう。