【目次】
大切な子供を預けるには情報不足で気軽にサービスを受けられない!?
仕事の繁忙期。ママだからといってパスできないもの…。保育園のお迎えが難しい時期や休日どうしても進めなくてはいけない仕事があっても、夫も多忙で子供の面倒を任せられる人がいない…といつも悩んでいる人もいるのでは?
そこで上手に使いたいのがベビーシッターサービス。「忙しい時期だけでもヘルプに来てくれたら精神的な負担が全然違う…」なんて声もあります。その一方で、「大切な子供を他人に預けるのは不安」という意見も。そこで今回はDomaniサポーターの皆さんにベビーシッターに対する意識調査をおこないました。皆さんはベビーシッターを利用するのはアリですか?ナシですか?(調査対象:Domaniサポーター 有効回答数41人)
ベビーシッターを利用したことがない人は約6割! 理由は「身近に利用者が少ないから」!?
サービスを受けたことのある人の数は「ない」がやや優勢。利用したことがない理由として「他人に子供を預けることに抵抗がある」と「周囲に利用している人がいない」が特に多く、ベビーシッターに対する信頼度はやや低めのよう。身近に利用している人がおり、さらに「利用して良かった」という意見が聞ければ、もっと利用者が増えるのかもしれません。また利用してみたいけど、「数ある中からどのサービスを利用したら良いか分からない」という意見も。
シッターサービス、皆さんはどうやって選びましたか?
シッターサービスを利用するきっかけでいちばん多かったのは「夫の会社の福利厚生を利用して」という意見でした。「勤務先の会社が契約しているサービスなら…」という安心感と特別価格で受けられるという理由で、試すには丁度いい機会なのだとか。これを機に利用し続けている、という人も。
また「リーズナブル」であることも欠かせない条件。金額さえ積めば確かに良いサービスは受けられるものの、定期的に利用することを考えると価格は抑えたいのが本音…。サービス内容と価格のバランスは慎重に考えたいところですね!
どういうときにシッターさんを利用している?
やはり多かったのは保育園や習い事などへの「お迎え」の依頼でした。また「急に子供が熱を出したときも、シッターさんによっては病院に連れて行ったりケアをしてくれる」人もいるなど、保育だけでなく働くママのピンチヒッターとして、なくてはならない存在にもなっているようです。
もっと知りたい! ベビーシッターの利用術とその感想!
◆ 仕事の都合だけでなく、リフレッシュのために使ったっていいんです!
・残業のため、お迎え時間から2時間シッターをお願いするだけでもだいぶ負担が軽減され、忙しい時期も乗り越えられた(あさみさん・公務員)
・生後半年くらいでなかなか夫婦二人きりで食事ができなかったので息抜きになった(うさこさん・自営業)
・「お母さんの愛情が伝わってきます」「きっといつもお母さんが話しかけているからですね」とシッターさんが褒めてくれるので励みになる(濱田麻里さん・会社員)
・家族以外の人と接することで子供のコミュニケーション能力の向上にも繋がる(スサユリコさん・会社員)
仕事が立て込んで、保育園のお迎え時間に間に合いそうもない、という人のヘルプはもちろん、「産後は夫婦二人きりで食事ができなかったから利用した」など、息抜きのために利用する人も。また、子供が家族以外の人と接することで子供のコミュニケーション能力も向上(人見知りが改善されるなど…)するという意見もあり、子供の成長という点においてもメリットがありそう!
◆ 毎回同じシッターさんに来てもらえないのはやはりマイナス…
・自宅で保育してもらう場合、部屋の片付けや保育で必要なものを揃えて出して置かなければならない(みほさん・会社員)
・気に入っているシッターが空いていないと、別のシッターにお願いせざるを得ず、毎回事前面談をするのが手間…(面談は必須ではないが心配なのでおこなっている)(濱田麻里さん・会社員)
・初めての方や2、3回会っただけのシッターだと娘(1歳5か月)がなつかず、満足いくサービスを受けられなかった(あさみさん・公務員)
人気のシッターさんについては毎回来てもらうのが難しく、その度に「はじめまして」のシッターさんが訪れてはイチから、家のこと・子供のことについて説明し直さなくてはならず、忙しいママたちにとってデメリットに。子供にとっても顔見知りの人と接する方が心を開きやすいことを考えると、毎回固定のシッターさんが来てくれることは安心感に繋がります。
心配なのはシッターさんとのトラブル…。対策は何かしてる?
・子供のベッドサイドにカメラを設置(三谷瑛さん・会社員)
・貴重品は鍵付きの部屋にまとめている(なぎささん・自営業)
・職場近くのプレイルームにいてもらった(はるかさん・自営業)
「貴重品などは目につかない場所へ閉まっていた」というように、多くの人が、鍵まで掛けて管理はせずとも、サービスを受ける前にきちんと貴重品は閉まっているようでした。
また貴重品の管理だけでなく、子供の安全性を考え、「自宅にカメラを設置した」「自宅ではなく自分の職場から近い場所で子供の面倒をみてもらった」という徹底した安全策をおこなっている人も。シッターさんに依頼して任せっぱなしにするのではなく、独自の安全策まできちんと考えているようです。
「対人間だから手軽に頼めない…」ママの複雑な思い
仕事でやむを得ない人も、育児からたまには解放されたい人も…シッターサービスを利用したい理由はさまざま。ただし大切な子供を預けるからには、きちんとお世話をしてくれる人にお願いしたいところ。今回特に感じたのは、口コミの大切さ。特に近所のママが利用しているかどうか、というのは大きいように思いました。また夫の会社の福利厚生も同じく、シッターサービスを受けてみようという後押しに。安全性を信頼できるポイントがあることが必須のようです。今後も働きながら子育てをする女性が増えていく中、仕事と育児の間で悩む女性たちのサポーターである「ベビーシッター」についてウェブドマーニで紹介していきます。
構成/望月琴海
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