祖父母など、家族に頼む
子供が懐いていて、信頼できる家族に送迎を頼めると親御さんも安心ですね。その場合は、祖父母や兄弟などの家族が、無理なく送迎できる範囲内で習い事を探すとよいでしょう。しかし、祖父母や兄弟の急な用事や、体調不良などで送迎に行けなくなる場合があることも念頭においておくことが必要です。
習い事を続けるために、発想を転換する
子供のための時間を捻出するために、保護者は無理をしがちです。そこで、発想を転換してみるのはいかがでしょうか。
自宅でできる習い事にチェンジ
送迎が難しいなら、自宅で行う習い事を選択肢に入れてみてはいかがでしょう。最近ではオンラインレッスンや、先生を自宅に招く家庭教師のような訪問型のレッスンも多くあります。メリットとしては、比較的月謝が安いこと、送迎の手間が省けるということ。子供と先生との1対1のレッスンもあるので、家庭の事情や子供の習得ペースに合わせたレッスンを受けることができそうです。
休日に親子参加型・短期集中型の習い事へ
毎週、決まった曜日に習い事に行かせるのが難しい場合、休日に行われる親子参加型の習い事に参加するのもよいでしょう。リトミックやヨガなどのスポーツ系、キャンプなど自然の中で行うアウトドア活動など、様々な体験学習型の習い事があります。大人も一緒に楽しめるものも多く、休日をともに過ごすことで、親子のコミュニケーションも深まりそう。
また、春休みや夏休みを利用して短期集中コースの習い事を探すのもよいでしょう。休みの期間は、キャンプなど宿泊つきのものに参加させると、子供も楽しんで学習できそうですね。
習い事のある日は、家事の手抜きもヨシとする
仕事が終わって、子供の習い事の送迎、それから食事の支度に片付け、用事を全てやり切った頃にはグッタリ…なんてこともありますよね。子供の習い事がある日は、家事などを完璧にこなさなくてもいいのです。外食したり、簡単な食事にしたり、子供と過ごす時間を優先してあげてください。保護者が無理をしていると、子供も習い事を楽しんで続けられなくなるかもしれません。
時短勤務・リモートワークを導入
会社に対して、就労意欲があること、家族の状況などをしっかり説明した上で、勤務時間を相談するのも方法の一つです。子供の習い事がある日は時短勤務にしたり、リモートワークにするなど、働き方を見直してみてはいかがでしょうか。
【体験談を紹介】共働き家庭の「子供の習い事」ここを事前にチェック
子供に習い事をさせる前にやっておいた方がいいことや、調べるべきことについても、体験談を集めました。費用や送迎、時間・曜日の状況などは、要チェックです。
費用
「トータルでどれくらいの費用がかかるのか」(40代・東京都)
「必要になる物やそのトータルの費用など」(40代・石川県)
「費用tp、振り替えが可能か」(40代・埼玉県)
送迎
「夫婦どちらが送迎するのか」(40代・大阪府)
「送迎。中学生くらいになると、塾の終わりの時間が遅くなる事もあるから、夫婦両方で協力して送迎をする必要がある」(40代・愛知県)
「親の送迎が必要な時は事前に仕事の調整を」(40代・千葉県)
「送迎バスの有無。夏休み期間の変則的なスケジュールがどうなるのか」(40代・兵庫県)
時間や曜日
「習い事の終わる時間や、待合室などがあるか」(30代・兵庫県)
「長く通わせるのであれば、自宅からの所要時間や曜日など、夫婦・子供それぞれの都合を念入りに確認しておく必要があると思う。実践して良かった事は特にないが、今通わせている習い事は万が一の振り替えにかかる費用が無料で、インターネットから直前でも簡単にできる事が決め手でもあった」(40代・東京都)
子供のやる気
「親の強制ではなく、子供の意志で通うのかどうか」(40代・東京都)
「本人がやりたがらない限りさせても無駄」(40代・滋賀県)
「本人のやる気」(40代・愛知県)
親の協力
「どの程度まで親の協力が必要か」(40代・北海道)
「父母の会などの負担、お手伝いの量など」(30代・北海道)
「親がどれだけ関与するのか」(40代・埼玉県)
保護者も子供も、無理をしないで
とにかく時間のやりくりが大変な共働き家庭の習い事事情。子供の才能や可能性を伸ばす習い事に、折角なら親も楽しく関わりたいもの。習いたいことが決まったら、無理なく通うことができる日時や場所、方法をしっかり検討してみましょう。下調べをせずに習い事を始めてしまうと、長続きしません。
さまざまなサービスを上手く活用して、頑張りすぎずに、仕事と習い事の両立にチャレンジしてみませんか。
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