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共働き家庭の習い事で大変なことは?
共働きの家庭では、自由に使える時間は多くありません。子どもに習い事をさせたくても、送り迎えの時間などを考えると、難しいと考えている保護者の方も多いのではないでしょうか。しかし、やり方次第では問題を解決できる方法もあります。
送迎の悩みを解決するには?
共働きの家庭だと、「園へのお迎えと習い事に送る時間に会社を退社できない」など、決まった時間に送迎することが困難な保護者も多いと思います。
小学生高学年くらいになれば、保護者の送迎が不要になることも。自宅からの距離によっては、子ども1人で通うことができるようになるでしょう。しかし、基本的には保護者の送迎が必要です。この送迎問題をどう解決するかが大きなポイント。仕事をしながら通える習い事や、共働き家庭の送迎方法にはどのようなものがあるのかみていきましょう。
送迎付きの習い事を探す
送迎付きの習い事を探すのも手でしょう。スイミングスクールなどでは、送迎バスで送り迎えしてくれるところもあります。しかし、送迎場所までは送って行かないといけない、ということも。職場の近くや、自宅の近くなどまで送迎してもらえる習い事を探してみてはいかがでしょうか。
民間学童保育・私立保育園を利用する
延長保育や教育プログラムが充実している私立保育園なども多くあります。保育時間が終了したあと、外部から講師を招いて、そのまま習える場合も。子どもを預かってくれる時間が長くなり、送迎は保育園に行くだけです。
子どもが小学生になると、民間学童保育を利用するのもおすすめです。民間学童保育では、学習サポートが受けられたり、英会話やダンスなどの習い事が充実している学童保育も多くあります。また習い事先への有料送迎サービスがある場合も。それを利用するのも手でしょう。その他、スポーツジムなどでも学童保育を行なっていることもあるので、調べてみることをおすすめします。
代理送迎サービスを探してみる
仕事をしていれば、「どうしても子どもの習い事の時間に仕事が終われない」ということもあるでしょう。そんな時は、ファミリー・サポート・センターやベビーシッター、タクシーなどの代理送迎サービスを活用することもできます。
ファミリー・サポート・センターを活用
ファミリー・サポート・センターとは、自治体で運営されている子育て支援サービスのことです。子育ての手助けをしてほしい人、子育てをお手伝いしたい人が「依頼会員」、「提供会員」となって、地域で子育てを助け合う制度です。サービスの対象は、習い事の送迎や提供会員の自宅での預かりなど。各市区町村が運営する行政サポートであるため、利用料金が比較的安く、利用しやすいのが嬉しいポイントでしょう。
利用前には事前面談をする場合が多く、地域によって依頼できるサービス内容は異なります。事前に確認しておくと、いざというときに役立つかもしれません。
参考:厚生労働省「ファミリー・サポート・センターのご案内(リーフレット)」
仕事と育児カムバック支援サイト
ベビーシッター
ベビーシッターの基本的なサービスは自宅でのシッティングですが、習い事の送迎も行ってくれる場合が多いようです。また習い事が終わってからも、引き続き子どもをみてくれることも。ベビーシッターは、個別に保育を依頼するため、様々な家庭の事情にも対応してくれるのが人気の理由の一つです。
タクシーの送迎サービス
最近では、自宅から保育園や、自宅から習い事までの送迎などを行ってくれるタクシー会社が多くあります。子ども1人でも送迎が可能。サービスを利用するにあたり、タクシー会社への事前登録が必要ですが、送迎後は保護者へ連絡をしてくれたり、保険などの補償がしっかりしていたり、安心できるサービスが魅力です。
参考:日本交通 キッズタクシー|学校・塾・習い事などお子様の送迎サービス
身近な人の力を借りる
もし身近な人で信頼できる人がいれば、力を借りること考えてみてはいかがでしょうか。
ママ友との連携
同じ習い事に通わせる親しいママ友などがいる場合、保護者同士で協力し合って送迎できるのが理想です。その際は、誰か1人に負担が偏らないようにすることが重要。習い事先まで送るのはお願いして、お迎えは自分が担当するなど、信頼できるママ友たちと協力し合えると心強いでしょう。