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2022.10.03

習い事「新体操」の魅力とは? 始める時期から費用、教室選びのポイントまで

 

子どもの習い事「新体操」の魅力とは? 基礎体力や柔軟性だけでなく、協調性や表現力なども身につきます。そんな魅力ある「新体操」を始める時期やメリット・デメリット、かかる費用、教室の選び方まで紹介します。

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子どもの習い事「新体操」の魅力とは

「新体操」というと、リボンやボールなどの道具を使った華麗な演技が特徴。ダイナミックな動きは観る人を惹きつけます。「体づくりや柔軟性を、子どものうちから高めたい!」と、人気の習い事の一つです。

新体操の魅力は、観る人を魅了する美しさではないでしょうか。ダイナミックな動きの中にも、頭のてっぺんから足のつま先まで、隙のない繊細さ。そして、驚くほどの柔軟性としなやかさが新体操の魅力です。

習い事 新体操 子ども メリット デメリット

「新体操」と「体操」の違いは?

「新体操」と「体操」の違いはなんでしょうか。それぞれの特徴を見ていきましょう。

新体操は、手具(ボールやフープなどの道具)を使いながら、音楽に合わせて演技をします。身体能力や手具を扱う技術と同時に、表現力などの芸術性も求められます。

「体操」は、鉄棒や平均台などの器具を使いながら演技をします。技の難易度や美しさ、安定感などが求められる競技です。

また、子どもの習い事としての新体操は、表現力以外にも身体の柔軟性に重点が置かれます。一方、体操は基礎体力作りに重点が置かれるので、この点も違いといえそうです。

「新体操」はいつから始めるのがいい?

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新体操は3歳から学べるといわれています。ただし、未就学の子どもはレッスンをしている教室も少ないため、事前確認した方がよいでしょう。

8歳ごろは「プレゴールデンエイジ」と呼ばれ、運動能力の基礎がつくられる時期だという意見も。新体操は、全身を使って様々な動きを表現するスポーツ。そのため、この時期に新体操を始めるのは、運動神経や反射神経を身に付けるのに適しています。

「新体操」に向いている子は?

習い事に新体操を考え始めると、身体の柔軟性や体つきが気になるところ。 最初から柔軟性があると、新体操は始めやすいでしょう。反対に柔軟性がなかったとしても、レッスンを重ねれば徐々に柔軟性が高まるので、それほど気にする必要はありません。

体つきについても同じです。徐々に新体操に必要な筋肉がついてくるので、はじめから気にし過ぎない方がよいでしょう。

また、新体操というと、女の子の習い事、というイメージが強いかもしれませんが、男の子が新体操を習うことも珍しくありません。テレビなどで男子新体操の存在を知っている方も多いでしょう。女子との違いは、男子の場合、団体競技のみ手具を使わず、身体だけで表現をすること

向き不向きを考えるよりも、子どもが新体操を好きかどうかが大事なポイントになります。

習い事に「新体操」を選ぶメリット・デメリット

子どもの習い事として魅力的な「新体操」。他の習い事にはない、メリットやデメリットを見ていきましょう。

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「新体操」のメリットは?

子どもの習い事に「新体操」を選ぶと、どんなメリットがあるのでしょうか。

・柔軟性やバランス感覚が身につく
新体操で豊かな表現力を発揮するために必要なのが、柔軟性、体幹、しなやかな筋肉。日頃から身体づくりのトレーニングを積むので、自然に柔軟性とバランス感覚が身に付きます。

・表現力が身につく
表現力というと、演劇やアートなどの芸術世界を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。新体操は、自分の身体を使って表現する、一種のアートです。表現力を身につけることで、感受性豊かになり、優しい子になるともいわれています。

・協調性が身につく
新体操の団体競技では、手具を投げたり、楽曲に合わせて演技をします。チームワークがよくないと、できない技も多いもの。仲間と一緒に一つの演技を作っていくため、自然と協調性が身に付きます。

「新体操」のデメリットは?

「新体操」のメリットに意識が向きがちですが、デメリットも確認しておきましょう。

・練習はハード
観る人を魅了する、華やかな演技の新体操。その裏には、日々の練習の積み重ねや、柔軟運動などの基礎トレーニングがあります。見た目の美しさとハードな練習のギャップに、驚く親子も多いようです。

・体への負担がある
幼児期は、基礎トレーニングが多いため、ケガをすることは少ないです。しかしながら、新体操は、腰や骨盤、股関節に負担のかかりやすい競技とも。また、ウエイトコントロールも必要となります。長期的に続けていくことを考える方は、こうした体への負担を考慮しておいたほうがよいでしょう。

・費用がかかる
習い事の新体操は、入会金や月謝の他にも様々な費用がかかります。かわいい衣装やレオタードも新体操の魅力ですが、発表会ごとに違う衣装を用意する場合も。また、大会に出場するようになると、大会参加費や遠征費、保険料などの費用も発生します。入会を検討する際は、将来的な費用も含めて考えるとよいでしょう。

「新体操」の習い事にかかる費用は?

新体操の習い事には、月謝以外にも、基本的に入会金が発生します。入会金の相場は5,000円から10,000円ほど月謝は、週1回のレッスンで3,000円から10,000円が相場です。

「新体操」の習い事で購入する道具は?

新体操で使用する手具は、教室が用意したものを使えることもありますが、必要に応じて購入するのが一般的。手具(リボン、フープ、ロープ、クラブ、ボールなど)は、各手具4,000円から10,000円が相場です。

手具の他にも、レオタードなどの衣装費もかかります。練習用のシンプルなレオタードは数千円程度ですが、華やかな衣装を用意する場合、数万円かかる場合があります。また、大会によっては国際ルールに従った衣装やメイクが必要です。

道具や衣装の他にかかる費用は?

入会金、月謝、衣装や手具以外にも、大会参加費、施設利用料、スポーツ保険料がかかるケースも。選手として競技大会に出場するようになると、強化レッスン費、大会参加費、遠征費、合宿費などの費用も必要です。

発表会や大会参加費、施設利用料、保険料などは教室によって異なるので、よくチェックしておきましょう。

「新体操」教室選び3つのポイント

習い事の「新体操」を続けるためには教室選びも大切です。「新体操」教室を選ぶ際の3つのポイントを紹介します。

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1:対象年齢を確認する

3歳から始められる新体操ですが、教室によっては、小学校低学年から高学年など、年齢を設定している場合も少なくありません。通いたい教室が何歳から通えるのか、また何歳まで通えるのかを確認しましょう。

2:目的に合った教室を選ぶ

プロ選手を目指したいのか、基礎体力や柔軟性を身につけるために新体操を習うのか、目的から教室を選ぶとよいでしょう。最初からプロを目指すかわからない場合は、通いやすい新体操教室に通ってから考えるのもひとつの手です。

3:設備が整っているか?

新体操では床だけでなく、手具も使うので、広さや天井の高さも必要です。競技で使う道具以外にも、身体づくりを目的とした器具などを置く教室も。安心して、楽しく、子どもが通える設備が整っているかどうかも確認しましょう。

最後に

芸術性が高く、様々な魅力がある「新体操」。華やかな舞台裏に隠されたハードな練習も含めて、子どもが楽しく続けられることがポイントです。

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