演じている「ジャック」と自分自身とで、似ている部分はありますか?
「LOS†EDENでは末っ子気質で、周囲を能動的にひっかきまわしにいくジャック。歯に衣着せぬ物言いなど、小生意気なところもありますが、心の中には家族・仲間としての深い愛をLOS†EDENに持っている、なんとも愛おしいキャラクターです。ちょっと生意気な部分が昔の自分は似ていたかも(笑)!? 誰かに興味を持ってもらうためのアタックがやや強めだったり、照れ隠しでからかってしまったり…と、いわゆる〝好きな女の子につい意地悪してしまう〟ような気質はあったかもしれません。…あっ、これはあくまでも昔の話ですよ!(笑)」
【未公開!】真っ直ぐで真面目でいつでも笑顔! そんなインタビュー現場での雰囲気とは異なるクールな顔をのぞかせくれた撮影中の矢野さん。「なんだかいつもと違う!」とその姿に自分でも驚いていらっしゃるようでした。
歌唱に対して意識した点を教えてください
「LOS†EDENのユニット曲『BLOODY KISS』は、メロディを低音で支えながら強い言葉を繰り出していくところが他のユニットと大きく異なる魅力。だから、キーの高さも全体的にぐっと低めになっています。僕が演じるジャックは声が高くて可愛いキャラクターなんですが、そのジャックが低いところで攻め込んでいくことで、曲全体の攻撃性や挑発的な側面が際立つんじゃないかと思って歌いました。ふだんのジャックとは一味違うところを感じていただけると思います。楽曲でいうと、第3話で公開されたロビンとのデュエット曲『AI = ZO』でも、また違った魅力を味わってもらえるはずです! 愛と憎しみはイコールであるという複雑な感情、出だしのふたりのユニゾン…心をぐっと掴まれる部分がたくさんあるので、ぜひストーリーと合わせて聴いてほしいです」
【未公開!】LOS†EDENを意識したアクセントカラーの赤がとってもお似合い! ゆらゆらと左右に揺れる一風変わったポージングも、すぐさま自分のものに。
これまでどんな音楽を聴いてきましたか?
「学生時代にはじめて音楽を聴き始めたころは、兄の影響もあってGLAYさんやL’Arc〜en〜Cielさんをよく聴いていましたね。それから、ゆずさんが大好きになりました! なけなしのお金でCDやMVを全部買って、ギターとハーモニカも買い揃えて、よく真似していました。どれだけ練習しても、ついぞ上手くはならなかったんですけど(笑)。憧れの存在でした…」
【未公開!】NiziUをきっかけに、昨年からアイドルにハマっているという矢野さん。「元気がもらえますし、自分がお仕事をさせていただいているアイドルコンテンツに対する意識も大きく変わりました…!」と〝推し〟を熱く語りながらも、真面目な顔がチラリ。
最近の癒しはなんですか?
「癒しかぁ…いっぱいあります! 仕事ができていることも癒しのひとつです。もちろん大変な部分もありますが、仕事ができないほうがストレスだから。友達と連絡を取り合うのも癒しだし、好きなアイドルを応援するのも癒しだし…去年から〝できなくなったこと〟がたくさんあったからこそ、普遍だと思っていた当たり前がどれだけ自分を癒してくれていたのか気づくことができました。なんていいつつも、わかりやすい癒しはお酒ですね! 仕事の前日はお酒を飲まないようにしているので、仕事を頑張った後に「明日は休みだ!飲んでもOK!」と飲むお酒は最っっ高にうまい! 最近はサントリーの『リザーブ』が味と値段のバランスと、鼻に抜けていく感覚が良くて気に入っています。散々言葉を並べておきながら、オチは酒になっちゃう…ここに〝矢野奨吾〟という人間性がよく現れていると思います(笑)」
【Oggi12月号掲載】「かっこいい!」とOggi11月号・12月号でも話題を呼んだ各キャストの撮り下ろしポートレート。明日11月27日(土)発売の1月号でもたっぷり掲載しています!