肩書きで自分を括らず「今の僕」を届け続けたい【髙田健太インタビュー/前編】 | Domani

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2021.10.21

肩書きで自分を括らず「今の僕」を届け続けたい【髙田健太インタビュー/前編】

日本で初の個展を開催する髙田健太さんがWEBDomaniにカムバック! 前後編にわけて公開予定のインタビューと撮り下ろし写真にて、個展への思いについてたっぷりお話しいただきました。

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髙田健太が伝えたいメッセージをアートから感じ取ってもらいたい

——まず最初に、展示会への意気込みをお聞かせください

まず、展示会という、僕が今までに皆さんに見せてこられなかった新しい部分を見せられるという面で、すごく僕自身楽しみにしていますし、日本でこういうイベントを開催するのも2019年のコンサート以来2年振り。ファンの皆さんに2年振りに会えることを、僕の方がファンの方よりも楽しみにしているんじゃないかな。

アート活動を通して、僕がいろいろと皆さんにお伝えしたいメッセージがあるので、今回の展示会で多くの方にそのメッセージが伝わればいいなと思います。

髙田健太,高田健太,MADE in KENTA : Ultimate Illuminating

——前回は韓国で開催されたため、日本での開催が熱望されていましたよね

ありがたいことにそういう声をいただきました。前回韓国で開催したときも、コロナが落ち着いて日本や海外の方も来られるようになるだろうと思って準備していたんですよ。2020年の年末から準備を始めて、2月頃だったらきっと状況も落ち着いてみんな来られるだろうなって。でも年が明けて1月くらいから状況がひどくなっちゃったじゃないですか。そのときから日本で開催することは考えていました。絶対に今年中に日本でやる!って。

だからteamKENTAとしてチームのみなさんや、情報を伝えてくださる方々の力をお借りして年内中の開催が実現でき、僕自身がすごくうれしいんです。

髙田健太,高田健太,MADE in KENTA : Ultimate Illuminating

——準備をする上ですごく大変だったことは?

とにかくリモート! リモートで会場を決めるのはもちろん、何をするにもリモートで、ZOOMで会議をしながら毎日のように連絡を取り合うのはやっぱり大変でした。

僕が実際に会場を見ることができないのも、本当に大丈夫かな?と。でも、チームのみんながお互いを信頼し合って進めていきました。でも、正直やっぱり大変でしたね。グッズのサンプルはEMSで送りあってのやりとりになるし、そこにタイムロスが生じることもネックでした。

あと何より大変だったのは「どんなメッセージを伝えるか」ということ。前回、韓国で作品作りをしているときよりもタイトでした。テーマが出てこなかったんです。舞い降りて来なかったというか。どうしようってなりましたよね(笑)。だから日本に来る直前まで作品作りをしていました。

髙田健太,高田健太,MADE in KENTA : Ultimate Illuminating

——インスタライブで作品作りのことなどをお話されていましたよね。インタビューで聞こうと思っていたことを全部喋ってる!と思いながら観ていました(笑)

やばいやばいやばいやばい!そうですよね(笑)、すみません! 営業妨害(?)してますね、僕(笑)。

——営業妨害ではないです(笑)。むしろ大切なことです。展示会に関することを綴っている連載でもすごく詳しく語っていたので、思いをすごく感じました。

あ、さらにすいません(笑)。でもそう言っていただけてよかったです。以前もお話ししたと思うんですが、母国語である日本語だから伝えられること、日本人だから伝わる細かなニュアンスも、今回の展示会を通して伝えたいもののひとつでもあるんです。

例えば今回コラボして作ったカヌレですが、カヌレの『紡ぐ』という名前も英語や韓国語だと、言葉がもつニュアンスを100%伝えるのは難しいと思うんです。やっぱり日本語だからこそ『紡ぐ』という言葉を聞いたときに、『時間を紡ぐ』とか、『一瞬一瞬を紡いでいく』という、細かなニュアンスが通じるじゃないですか。日本で開催するからこそ伝わる、そんなタイトルにしました。もちろん今後も、開催する国や地域に寄り添いながら変えていきたいと思っています。

作品と向き合うことで見えたもの

——作品と向き合う時間は、ご自身にとってどんな時間ですか?

自分が伝えたいこと、気持ちを表現するひとつのアイテム、表現の仕方だと思っていて、アイドルだから、歌手だから、舞台で歌でダンスで…それも表現のひとつですが、「髙田健太」という人間として、アートなど様々なものを通じて僕というものを表現したいし、メッセージを表現していきたい。

だから、自分と向き合う時間でもあるし、ひとつひとつ何を伝えたいんだろう、どうすれば表現できるだろうと考える時間だと思っています。

——作品を作っている中で新たな気付きはありましたか?

いっぱいあります! ああ、自分ってこんなこと考えているんだって思ったことがたくさんありました。例えば今回、環境に配慮した展示会にしたいということなどをひとつずつ決めていく上で、「環境に関してすごく興味があったんだ」とか、「こういうジャンルにも興味があったんだ」というのもあるし、自分は別に美大出身でもない、絵を習っていた人でもないし、それに特化している人間でもない。作品を作りながら苦手なものを知ることもできました。例えば、自画像が苦手とか、こういうテイストの絵を描くのは苦手だとか、ドローイングが苦手とか(笑)。

本当にいろいろな発見の場でもあります、アートという場は。だから楽しいんだと思います。自分の知らない自分を知ることができる場所。歌もそうですが、ある程度活動してきた中で、「こういう発音苦手だな」「こういうダンスの動きが苦手だな」というのがわかってきます。それをどうやって上手くできるようにするか、舞台に立つときに苦手な部分をどうやって自分のものにするかを考えているんです。

でも、アートはまだそこまでになっていない。自分が何が得意で何が苦手なのかわからないことが多いから、本当に子どもみたいな感じで「これもできないんだ、楽しい!」って、全部が〝楽しい〟になるんですよ。体験することすべてにワクワクする。だから準備するのがすごく楽しいです。

髙田健太,高田健太,MADE in KENTA : Ultimate Illuminating

——来場する方にどんな時間を過ごして欲しいですか

今回のテーマである『Ultimate Illuminating』は、みなさんに素敵な光を見つけていって欲しいというのが大きなテーマなので、それを見つけてもらいたいです。見つけてもらえる自信はあるので! 誰にとっても「ああそうか」「光を見つけられたかも」と思ってもらうために、作品の意味が被らないよう、様々な方向から人生というものを見つめられるようにしました。

作品だけじゃなく、カヌレであったり、キャンドルなどコラボしたアイテムなど会場にあるものの中から、光をひとつひとつ見つけてもらえる展示会になるんじゃないかと思いますし、そうしてなってほしいなと思っています。

髙田健太,高田健太,MADE in KENTA : Ultimate Illuminating

——健太さんにとってのUltimate とは?

難しいですね~。う~ん、自分自身でいることですかね。僕はサンギュンにはなれない。僕はあんなラップは出来ないし、あの顔ではないし、それは最強であり最高。

でも、僕が僕であるからこそ、この個性を100%活かすことができるから「Ultimateとは僕自身であること、髙田健太であること」です!

髙田健太,高田健太,MADE in KENTA : Ultimate Illuminating

なんか今の時代って、本当に全てのものが絡まりやすい時代だなと感じています。SNSの発展によって、昔は見えなかったことが見えたり感じられるようになってきたからこそ、絡まりやすくなっていると思うんです。

例えば、ジェンダーとかセクシャルマイノリティのこととか、環境問題だったり。芸能人にとっても、昔はSNSがなくて見えなかった部分がたくさんありましたよね。見えなかったからこそスター性があって、絶対的に輝く部分があった。でも、SNSが人気の今はどちらかといえばもっと親しみやすい感じがしています。個人がいろいろな情報を手にしやすく、敏感で発信しやすいこの時代、これっていい部分としても捉えられますが、逆から見るとすごく生きにくいし絡まりやすい部分かなって思うんです。

だからこそ、そういう部分もプラスに変えて、自分自身というものを大事にしないといけないと感じています。パーソナリティ、アイデンティティというもの、自分の境界線というものをしっかりもっておくことが、今、世界中の人たちが大切にしないといけない部分じゃないかなって。だからこそ、今回、そういう部分を大切にして欲しいという作品も作りました。

髙田健太,高田健太,MADE in KENTA : Ultimate Illuminating


展示会についてや、作品への思いを熱く、真摯に語る健太さん。ひとつひとつのことにたくさんの想いがこもっていることがひしひしと伝わってきました。いよいよスタートする展示会。健太さんが表現する「Ultimate Illuminating」の世界に触れて、自分だけの光を見つけてみませんか。

後編もお楽しみに!

KENTA TAKADA JAPAN 1st exhibition 「MADE in KENTA : Ultimate Illuminating」
■会場
soko station 146 東京都江東区新木場1-4-6  2F
■開催スケジュール
2021年10月22日(金)〜 10月31日(日) 各回入れ替え制
(1)11:00〜12:30(最終入場12:00)
(2)12:45〜14:15(最終入場13:45)
(3)14:30〜16:00(最終入場15:30)
(4)16:15〜17:45(最終入場17:15)
(5)18:00〜19:30(最終入場19:00)
※下記の回はチケット販売がありません。
10月22日(金)12:45〜14:15及び、10月31日(日)18:00〜19:30 
■チケット種類 
※未就学児無料・小学生以上要チケット
▶︎チケット販売ページ 

主催:teamKENTA 
https://madeinkenta110.com/
MADE in KENTA Instagram: @kentatakada110
MADE in KENTA Twitter:@kentatakada110

編集後記

久々にお会いした健太さんでしたが、変わらず周りの人を笑顔にする空気感で撮影現場を盛り上げてくださいました。今回は今までよりクールでアーティスティックな健太さんの姿を撮り下ろし! とても素敵な写真ばかりでセレクトが大変なほど。
後編では健太さんのやりたいことなどをインタビュー。Domani編集部とのちょっとした雑談トーク(?)も交えてお届けします。



撮影/大靏 円(昭和基地) 

髙田健太さんのインタビューはほかにも!

母から最後に教わった家族の大切さ。「ただいま」と「おかえり」という言葉に込められた愛
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