【目次】
・チークブラシは本当に使うべき?
・チークブラシの選び方とは
・仕上がりをよくするおすすめのチークブラシ
・自然な血色感を作るチークブラシの使い方
・チークブラシのお手入れ方法
チークブラシは本当に使うべき?
自然な血色のある頬が作れる
(C)Shutterstock.com
コスメに付属された小さめのチークブラシでもメイクは可能ですが、ぜひ持っておきたいチークブラシは「太め」のもの。
大きめサイズで毛量が多い丸筆タイプのチークブラシは、頬の上でくるくる回しながらつけることで、よりナチュラルな血色感を演出することが可能です。
メイクの仕上がりをよりランクアップさせたい人には、必須のアイテムなのです。
チークブラシの選び方とは
理想の仕上がりに合わせて形状を選ぶ
チークブラシを選ぶときは、理想の仕上がりに合わせてブラシの形状を選びましょう。
肌に均一にパウダーをのせたい場合:丸型のブラシ
広範囲にパウダーをのせたい場合:丸平型のブラシ
自然な薄づきに仕上げたい:斜め型のブラシ
毛の種類で選ぶ
一般的にチークブラシには「天然毛」と「人工毛」の2つのタイプがあると言われています。
天然毛の特徴
・肌あたりが良い
・柔らかいものからコシのあるものまで
・お手入れが大変
・お手入れをしすぎると劣化しやすい
・アレルギーのある人は避けたほうが◯
人工毛の特徴
・丈夫で扱いやすい
・価格がリーズナブル
・お手入れがしやすい
・品質にバラつきがある場合も
自然な血色感が好みなら柔らかいものを
自然な血色感を演出するなら、コシが強く硬めのチークブラシではなく、毛束が柔らかいものがおすすめです。
コシが強いブラシではチークがつきすぎる場合があるので、メイクが苦手な方や初めてチークラシを使うという方はとくに、毛束の柔らかさはしっかりチェックしておきましょう。
外出先で使用するなら持ち運び用を
メイク直しなど外出先で使用したい場合、コンパクトな携帯用チークブラシがおすすめです。
例えばキャップがついたスライドタイプのチークブラシ。こういったタイプのブラシは、粉を含んだ後もポーチにそのまま入れることができ、持ち運びに非常に便利です。
仕上がりをよくするおすすめのチークブラシ
貝印 Nyarming ねこのメイクブラシ
肉球が可愛いチークブラシ。使用するたび色づき、肉球がほんのりと浮き出てくるタイプ。顔の細かいパーツにもフィットする形状で、メイクの仕上がりをよりきれいに。スタンプを押すように肌に押し当ててからくるくる回転させると、均一にムラなく伸ばすことが可能。
Koh Gen Do 江原道 チーク ブラシ
アニマルフリーの人工毛チークブラシ。肌あたりは優しく、毛が抜けづらいのでお手入れも簡単なのが魅力的。
シュウ ウエムラ ブラシ27
SUQQU フェイス パウダー ブラシ
(手前)シュウ ウエムラ ブラシ27
ソフトな使用感。粉含みが良く凸凹が多い顔のさまざまな部分にフィット。
(奥)SUQQU フェイス パウダー ブラシ
繊細な肌あたりで柔らかな使い心地の、SUQQU史上最高級品質の人工毛を使ったブラシ。ムラのない仕上がりを簡単に叶えてくれる。
ニールズヤード レメディーズ タッチアップフェイスブラシ
柔らかい肌あたりが特徴的な、メイク直し専用のブラシ。ファンデーションはもちろん、チークやハイライターにも使用でき、部分使いに万能。持ち運びやすいケース付きなのも嬉しい。
自然な血色感を作るチークブラシの使い方
プロ直伝「肌なりすましチーク」のプロセス
ヘア&メイクアップアーティストの佐伯エミーさんに教えてもらいました。
プロセス1:チークを取ったらティッシュになじませる
「チークに使うブラシは、大きいブラシがおすすめです。大きいブラシを使うとふわっと透けるようにチークを入れることができます。チークをブラシにとったら、ティッシュの上で何度かトントンと叩き込みながらブラシを360度回転させチークの粉をブラシ全体にまんべんなく含ませます。こうしておくと、チークが肌にベタッとつくのを防げます」(佐伯さん)
プロセス2:頬の高いところにトントンとのせる
「笑ったときに頰の一番高いところにブラシの毛先を垂直にあて、直径5cmくらいの丸形をイメージしてトントンとおきます。ほんのり血色感がつく程度でOKです」(佐伯さん)
プロセス3:チークの上下をなじませる
「丸く入れたチークの上と下にブラシをすべらせ、肌となじませます。このときチークをつけ足す必要はありません。上をなじませるときは、黒目の下くらいから緩やかな弧を描くようにして耳前までブラシをすべらせます。下をなじませるときは、上唇の高さくらいまで広めにブラシをすべらせます」(佐伯さん)
大人のハリ肌見せチークが完成!
チークブラシのお手入れ方法
お手入れは5ステップ
チークブラシのお手入れ方法は以下の5ステップ。
1. ぬるま湯を用意し、中性洗剤または専用クリーナーを加える。
2. 毛先を軽く押さえるようにしてぬるま湯につけて洗っていく。
3. しっかりブラシをすすぎ、毛先を軽く絞って水気を切る。
4. ブラシをタオルで包み、水分を取る。
5. 風通しのいい日陰に干し、しっかり乾かす。
頻度は「汚れが目立ってきたら」
ブラシは消耗品です。長持ちさせるためには、定期的にお手入れをするよりも、汚れが目立ってきたと感じたり、メイクノリが良くないと感じたりしたときにお手入れをしてあげるのが推奨されています。
ただし、頻繁にお手入れをする必要はありませんが、使用後は毎回ティッシュなどで汚れを拭き取ってあげるのがおすすめです。