『社内お見合い』『結婚作詞 離婚作曲3』など今Netflixで観るべきドラマまとめ【2022年3月・4月】

ネットフリックスオタクエディターがおすすめ！Netflixオリジナルドラマ5選

ネットフリックスヘビーユーザーのエディターＭが、2022年3月・4月に絶対おさえておくべきネットフリックスオリジナル作品をまとめて紹介します。

１：『結婚作詞 離婚作曲3』

『結婚作詞 離婚作曲』シーズン1〜2Netflixで独占配信中、シーズン3配信中

キャリアに成功した女性たちの結婚生活の不協和音を描く本作は、シーズン1、2とも高視聴率をマークし、シーズン3へ突入。今作からキム・ドンミ、パン・サヒョン、シン・ユシンの重要な役回りがキャスト変更に。監督も違う方になったので、どうなることかと思いきや、そこまで違和感がなく、1話目から安定の面白さ。ドンミの意地悪な感じやユシンの優柔不断なところ、サヒョンの間の悪さなどがそのまま活きています。

幸せの絶頂から、超絶不幸なことが起きたり、シーズン3もこちらの想像をはるかに超えるストーリー展開で、シーズンを重ねるごとにドハマりしてしまう人続出。同じくこの作品のファンである韓ドラ好き友人とは、ラジオ作家の主役イ・シウン(チョン・スギョン)が、今度こそ幸せになってほしいよねと意見が一致。

シーズン3では、前シリーズから好感度大の部長ソ・バン(ムン・ソンホ)役がキーマンに。堅実に生きている人たちが報われる人生になってほしいと、勝手に応援したくなります。

２：『社内お見合い』

Netflixシリーズ『社内お見合い』独占配信中

暗いニュースが続く昨今ですが、そんなときこそ、斜に構えず、ハッピーなドラマはいかがでしょうか。こちらは、いわゆる韓ドラ十八番のラブコメもの。ですが、よくあるラブコメよりも上をいっていて、本当に心の底から笑わせてくれるのがこの作品の強さ。

食品会社に勤める主人公シン・ハリ(キム・セジョン)は、ポジティブでドジな猪突猛進タイプ。一緒にいると落ち着かないけど、飽きない魅力的なキャラクター。相手役は、財閥の御曹司でシン・ハリが務める会社の社長カン・テム(アン・ヒョソプ)。ハーバード大卒で海外生活が長いという韓ドラあるある設定。カン・テムは『キム秘書は一体、なぜ』のイ・ヨンジュン(パク・ソジュン)に、髪型や佇まい、経歴などそっくりなのですが、あそこまでうぬぼれておらず好感がもてます。

シン・ハリの親友チン・ヨンソ(ソル・イナ)と、カン・テムの秘書室長チャ・ソンフン(キム・ミンギュ)のサイドストーリーもほっこりしていて観ていると幸せな気分に。コメディと胸キュンシーンの緩急がうまく、1話目からぐいぐい引き込まれるので止まらないはず。わかっていてもついつい声を出して笑ってしまうので、電車で観る際はご注意を。

3：『未成年裁判』

Netflixシリーズ『未成年裁判』独占配信中

連日ネットフリックスのランキングに連ねていたこちらの作品は、未成年犯罪に疑問を呈す社会派ドラマ。「未成年だから、どうせ許される！」とまったく罪悪感なく鬼畜な犯罪を犯す少年少女たちに、怒りを覚えモヤモヤするのですが、そこに、主役であり判事役のシム・ウンソク(キム・ヘス)が正義の喝を入れてくれます。

実は判事にも、過去に辛い出来事があり…。いくら未成年の犯罪でも、年齢が低いからとか、悪気ないから仕方ないでは取り返しのつかないことってありますよね。最初の事件は、13歳の中学生が小学生に危害を加えてしまうのですが、似たような事件が日本でもあったため、少年法について改めて考えさせられました。

最初は、よくわからなくても、3、4話ぐらいから点と点が線でつながっていく感じがたまらなく爽快で、気づけば一気観してしまうこと間違いなし。

4：『テルマエ・ロマエ ノヴァエ』

Netflixシリーズ『テルマエ・ロマエ ノヴァエ』独占配信中

みなさん大好きな日本が誇る大人気漫画『テルマエ・ロマエ』が10年ぶりにアニメ化し、パワーアップしてリターンズ。特筆すべきは、原作者ヤマザキマリ先生がシリーズ構成として参加し、新たな2つの書き下ろしエピソードが追加されたこと。いわゆるタイムスリップコメディで、つっこみどころは満載なのですが、それがまったく気にならないくらい面白いところがこの作品の凄み。

もちろん、今作も、日本が誇る〝フルーツ牛乳〟の神がかったおいしさや、〝トイレウォシュレット〟の素晴らしさなど、日本のお風呂、水回りカルチャーの魅力が全面的に押し出され、これが全世界に配信されると思うと日本人として嬉しい限り。こんな傑作を母国語で楽しめるなんて、私たちは本当に幸せものですね。観たら絶対にフルーツ牛乳が飲みたくなること請け合い。

5：『アンナ令嬢の真実』

Netflixシリーズ『アンナ令嬢の真実』独占配信中

自称ドイツの大富豪の令嬢アンナ(ジュリア・ガーナー)が、NYの社交界に彗星のごとく現れ、財団を立ち上げると公言。そして、大物たちに巧みな話術で投資させ、上り詰めていくストーリー。アンナが本当のセレブなのか？はたまたものすごい詐欺師なのかを、編集者ヴィヴィアン(アンナ・クラムスキー)が緻密な取材により明らかにしていきます。こちらはなんと実話を元に作られていて、アンナをはじめ、アンナを取り巻く友人たちもリアルのインスタがあり、相乗効果で楽しめます。

とにかく、アンナの豪快なお金の使いっぷりは清々しいほど。キャッシュがないのに、プライベートジェットに乗ってしまうところとか、単純に鋼のメンタルと思ってしまいます。ＮＹのウォール街のエリートや不動産業者を、手玉にとっていく様子はある意味圧巻。とにかく口が達者で、いつの間にか魅了されてしまうのです。

ファッションに強いこだわりがあり、裁判時も支給される服は納得がいかないと、(キャッシュがないのに)スタイリストをつけるほど。センスはとてもよく、ファッションも楽しめるのがこの作品の魅力。なんと、このネタの放映権により、ネットフリックスからの収入を借金返済にあてたというのですから、アンナが凄腕なことは否めません。

前回紹介した『39歳』に出演中のヨン・ウジンが、8月に日本でファンミーティングを開催する情報を入手しました。コロナが収まって、以前のように推しと触れ合えるリアルイベントが復活してくるといいですね。いちばんの推しであるチャン・ヒョクの来日まで、M子の推し活は続きます。