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LIFESTYLE 植物

2023.12.23

「勿忘草」の花言葉とは?楽しみ方や育て方も紹介

 

誕生花

勿忘草が誕生花に当てられた日は、「2月7日」「2月29日」「3月15日」「4月5日」で、ほかにも諸説あります。

もともと誕生花の由来は、花から受けるイメージや、花にまつわる伝説・文化がもとになっています。そのため誕生花は、設定した研究者や地域、団体によってさまざまなバリエーションがあるのです。

バースデーに誕生花を贈れば、より心に残る思い出に。特別な相手なら、ひとひねりして押し花やハーバリウムを贈るのも喜ばれるでしょう。

勿忘草の楽しみ方

勿忘草は切り花としても、鉢植えや花壇としても広く楽しめます。

「勿忘草を花瓶に生けたら、すぐしおれてしまった」「勿忘草にはどんなアレンジが向いているのか知りたい」という人に、切り花を長く楽しむコツや、参考になるアレンジをお伝えします。

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切り花は小さなアレンジメントや差し色に

勿忘草を切り花にした場合、花持ちは5日前後になります。水を吸い上げにくい性質のため、「湯揚げ」や「鮮度保冷剤」の利用がおすすめです。

湯揚げは新聞紙で花を保護した後、カットしたばかりの切り口を60℃以上のお湯に10〜20秒ほど沈め、用意していた深めの水に1〜2時間ほどつけておきます。

小さい花なので、バラやカーネーションといった大ぶりの花を合わせると、華やかでバランスがよくなります。小さなアレンジメントの差し色にも、勿忘草の愛らしい雰囲気がぴったりです。

鉢植えでも花壇でも育てられる

勿忘草は、ガーデナーの間でも人気があります。鉢植えでも花壇でも育てられ、あまり手間がかからないので園芸初心者にも育てやすい花です。パッと目立つ大きな花ではないため、まとめて植えた方が花の美しさが映えます。

また、春の花と組み合わせた「寄せ植え」もおすすめです。白や青系統でまとめればスッキリ爽やかな印象に、ピンクや黄色と合わせると明るく華やかになります。

植え付け用の苗は春や秋、花が咲いた鉢を買うなら3〜6月ごろに出回るので、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

勿忘草の育て方

勿忘草に興味を持った人の中には「勿忘草を自分で育ててみたい」「庭や鉢植えで楽しみたい」という人も多いかもしれません。

種まきから植え付け、水やりの方法など、勿忘草の育て方と注意点を一つずつ説明していきます。

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上手に育てるための5つのポイント
  1. 種まき
  2. 植え付け
  3. 肥料
  4. 水やり
  5. 手入れ

種まき

勿忘草を種から育てるなら、9月下旬から10月に種をまくのが一般的です。一晩ほど水につけてから種をまくと、水をたっぷり吸収して発芽しやすくなります。

花壇や庭に直接まくか、それとも一度にたくさん育てたい場合は、ポット苗に数粒ずつまいて大きくします。このとき、種の上に土を2〜3cmかけるのがポイントです。

ポット苗は乾きすぎないように日陰に置き、出てきた芽を間引きしながら育てて、本葉が3枚くらいになったら鉢か地面に植え付けます。

植え付け

9月下旬から秋の霜の降りない時期に、または暖かくなる2月下旬から4月上旬ごろに植え付けを行います。秋植えは、栽培用の不織布(べたがけシート)で種をまいた土の上を覆い、霜で根が浮き上がって抜けないように予防が必要です。

勿忘草を育てるには、風通しのよい日向が最適です。水はけがよく乾燥しすぎない場所を選び、横に広がっていくタイプなので、苗と苗の間を20cm以上空けて植え付けます。

成長したらどんな風になるか想像しながら作業すれば、楽しみが膨らむでしょう。

肥料

植え付けのときには、効果がゆっくりと続く固形肥料か、緩効性化成肥料を土に混ぜ込みます。通気性と適度な湿り気が保てるように、土は市販の草花用培養土か、赤玉土7に対して腐葉土3を混ぜた配合土が適切です。

花が咲くころに、リン酸とカリウムの多い液体肥料を、苗の様子を見ながら追加していきます。薄めた液体肥料を、月に2回が目安です。肥料が多いと花が付きにくくなるため注意が必要です。

水やり

もともと勿忘草という和名が付けられたのは、学名スコルピオイデス種でしたが、現在ではワスレナグサ属全体を広く勿忘草と呼んでいます。

園芸品種として多く出回っているのは水辺に咲くエゾムラサキ、またはその交配種なので、適度な湿り気が大事です。

鉢植えで育てる場合は水切れが起こらないように、土の表面が乾いてきたらたっぷりと水を与えます。土に直接植えている場合は、乾燥した日が続くようなら水やりをします。

手入れ

勿忘草を元気に育てるには、風通しをよくし、蒸れないようにするのがポイントです。春から秋の間に発生するアブラムシは、風通しのよい場所を嫌いますが、もし見つけたらテープに付けて剥がすか、殺虫剤で早めの駆除をおすすめします。

注意したい病気は、灰色かび病です。湿度の高い環境を避け、かびの原因となる傷んだ葉や花をこまめに取れば予防できます

また、花が終わったらすぐに花の付け根から摘むと、次々に花が咲いて長く花を楽しめます。勿忘草の涼し気なブルーを目にすれば、きっと気分も上がるはずです。

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