初心者さんでもOK!基本の植え替え方法
初夏を迎え、植物もぐんぐん育ち、鉢の植え替えを考えている…という方もいるのでは? ここでは、基本の植え替え方法をわかりやすくお伝えします!
Step1 道具を用意する
・プランター、受け皿
・ジョウロ
・スコップ
・植え替え用土
・軽石
・鉢底ネット
・土を詰めるための棒(竹串や割箸など)
Step2 植え替えようとしているプランターに鉢底ネット、軽石、植え替え用土を入れる
プランターに土を入れていく前にまずチェックしてほしいのが、プランターの底に穴があるか。穴がある場合は、その穴を塞ぐように鉢底ネットを敷きます。
そこが見えなくなるくらいを目安に軽石を敷いたら、その上に植え替え用土を、深さ3cm程度敷きます。軽石は鉢底に敷く撥水性を高めます。
Step3 植物を器から抜き出して、不要な根や土をやさしく落とす
植物を器から抜き出して、不要な根や土をやさしく落とします。根がパンパンに張って、硬くなっている場合もありますが、やさしく揉みほぐしてあげましょう。
Step4 新しいプランターに入れた後、植物の高さが適正か、位置は大丈夫か確認する
準備が整ったところで、新しいプランターに植物を植え替えていきます。そのときに意識したいのが「植物の位置」です。
植物がプランターの中央にきているか、根が高い位置になりすぎていないか、低すぎて幹が埋もれていないか、位置をしっかり確認しましょう。適正な位置で植えることで、根がしっかり伸びていき、また見た目も美しく仕上がります。
位置を決めたら、植え替え用土を入れていきます。プランターの中にまんべんなく土が行きわたるようにするために、割り箸などの棒を使ってやさしく土をつつくように敷き詰めていくのがポイント。このとき勢い余って根を傷つけないように注意してくださいね。
植物がぐらつかない程度に植え替え用土がしっかり入っていることが確認できたら、完成! 最後に底から出てくるまでお水をたっぷりとあげてください。また、より元気に育てていくために、活力剤をあげるのもおすすめです。
植え替えてから2週間程度は、新しい環境になれる繊細な時期なので、直射日光や強い日差しには当てないようにしてあげてくださいね。
底に穴がないタイプのプランターに植え替えたい場合は?
底に穴がないタイプのプランターに植え替えたい時は少し方法が変わります。動画でご紹介しているのでこちらもご参考になさってください。
“感葉植物”として、「観る」だけでなく「感じる」植物をお届けする植物のオンラインショップ。ひとつひとつの植物の個性にあわせて、関わり方をご提案。植物との新しい関係が築ける空間コーディネートを叶えます。
撮影・記事/parkERs(パーク・コーポレーション)
parkERs(パーカーズ)
フラワーショップ「青山フラワーマーケット」を展開するパーク・コーポレーションの空間デザインブランド。「日常に公園のここちよさを。」をコンセプトに、公園の心地よさを室内に取り込むデザインを追求。都会の中では気づきにくくなった自然をデザインによって身近にし、「人の感覚を呼び起こす空間デザイン」で新しい価値を生み出している。
市野澤未和(左)
プランツコーディネーターとして、都市部の室内を中心に植物を用いた空間デザインを手がける。
森美波(右)
「公園の心地よさを表現する空間デザイン」に携わる中で得た気づき・最新情報等を発信。
HP:https://www.park-ers.com/
Instagram:https://www.instagram.com/parkers_official/
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