“夏らしい植物”どんなものがおすすめ?
残暑がまだまだ続きそうなこの頃。眺めていると元気が湧いてくるような鉢合わせや、お部屋に涼やかな印象をつくってくれる植物など、サマームードを盛り上げるグリーンを集めました。
1:ジャングルを思わせる植物
もともと熱帯〜亜熱帯に育つような観葉植物は、葉の発色がよく、つやつやと光沢感があり、夏らしさ満点。室内にあるだけで、元気をもらえます。また斑(ふ)入りの品種も爽やかでおすすめ。みずみずしい印象を与えてくれます。(例:モンステラやポトスなど)
2:ワクワクしてくるビビッドカラーの花
夏らしいモカラやアンスリウムなど、見ているだけで元気になりそうなビタミンカラーの花を飾るのもおすすめ。アレカヤシやモンステラを合わせるとさらに夏らしい表情になります。
おすすめの季節の花は▶︎こちら(青山フラワーマーケット)
3:リゾートムード溢れる植物
東南アジアに自生するような植物を選べば、アジアンリゾートや南国のバカンス気分を味わえます。鉢にも、かご素材やトライバル柄などを合わせてサマームードを盛り上げて。(例:トックリヤシモドキ、ケンチャヤシ、ジャワビロウなど)
4:スイカにうりふたつ!変わり種植物も
まるでスイカみたいなキュートな植物、通称「スイカぺぺ」。ペペロミア・サンデルシーという観葉植物で、丸い縞模様の葉と赤い茎は、まさにスイカのよう!夏に仲間入りさせたい一鉢です。
暑い時期のお手入れはひと工夫!
●水やりの時間を変える
早朝や夕方など、比較的涼しい時間帯に水やりをするようにしましょう。気温が高い時間帯に水をあげると、土の中の温度も高まり、蒸れて根っこが痛みやすくなります。
●夏の強い日差しに注意
窓辺に置いている植物は、夏の強い直射日光があたって葉焼けする可能性があるので、薄いレースのカーテン越しに日があたるようにして守ってあげましょう。
●水の減り具合をチェック
暑い日が続く分、冬に比べて水が減るスピードが早いので、水が足りているかいつもより少し小まめにチェックするように心がけましょう。
●空気の流れをつくる
クーラーをつけたり室内の換気をすることが人にとって大切なように、部屋を閉めたきりにしていると植物も具合が悪くなってしまいます。空気の流れがよくなるよう、空気が循環する環境をつくってあげましょう。
夏は植物の生長期なので、新芽がたくさん出てきて、日々の生長をより実感することができる時期です。太陽の日差しをたっぷり浴びて、ぐんぐんと育っていく植物と、一緒に快適な暮らしをお楽しみください。
“感葉植物”として、「観る」だけでなく「感じる」植物をお届けする植物のオンラインショップ。ひとつひとつの植物の個性にあわせて、関わり方をご提案。植物との新しい関係が築ける空間コーディネートを叶えます。
撮影・記事/parkERs(パーク・コーポレーション)
parkERs(パーカーズ)
フラワーショップ「青山フラワーマーケット」を展開するパーク・コーポレーションの空間デザインブランド。「日常に公園のここちよさを。」をコンセプトに、公園の心地よさを室内に取り込むデザインを追求。都会の中では気づきにくくなった自然をデザインによって身近にし、「人の感覚を呼び起こす空間デザイン」で新しい価値を生み出している。
市野澤未和(左)
プランツコーディネーターとして、都市部の室内を中心に植物を用いた空間デザインを手がける。
森美波(右)
「公園の心地よさを表現する空間デザイン」に携わる中で得た気づき・最新情報等を発信。
HP:https://www.park-ers.com/
Instagram:https://www.instagram.com/parkers_official/