エスニック風が可愛い!観葉植物のコーディネート
熱帯などの高温な気候で育つ植物は、鮮やかなカラー、印象的な模様、光沢のある艶感など、ユニークな魅力があります。暑い環境でもよく育ってくれるので夏にもぴったり。暑さにも負けないパワーをもつ植物たちと一緒に、猛暑を乗り越えましょう!
●ワインレッド×ゼブラ柄の葉「エスキナンサス・ロンギカウリス」
エスキナンサスはインドやマレーシアに自生する熱帯植物で、なんと約160種程の品種があります。熱帯雨林の木や岩に根を張って這い上がったり、空中に長く垂れ下がったりして暮らしている植物です。
なかでもエスキナンサス・ロンギカウリスは、表面に薄い緑色の斑点、裏面には赤紫色と濃い朱色の斑点を持つ葉と、真っ赤な唇のような花がエキゾチックな植物。ユニークな色のコントラストを楽しめます。
トライバル柄のプランターに合わせると、原産地の熱帯ムードを彷彿とさせるコーディネートに。葉と器の柄×柄のコーディネート、鮮やかなグリーンの発色、見る角度によって様々な表情が楽しめます。
●紅い新芽が美しい「フィロデンドロン・ピンクプリンセス」
葉の形や色の違いで、様々な品種が存在するフィロデンドロン属。中南米、ブラジル、中央アフリカなど、熱帯から亜熱帯の地域に生息しています。樹木に絡みついて生長する植物で、属名の Philodendron はギリシャ語の「phileo(愛する)+dendron(樹木)」から名づけられました。
フィロデンドロン・ピンクプリンセスは、紅い色の新芽が生長するにつれて濃いグリーンに変化していくのが特徴。
モノトーンのストライプがシックなプランターを合わせて、葉の色彩が引き立つコーディネートに。ハート型の葉が、紅から緑に徐々にグラデーションがかっていく様子を楽しめる一鉢。
●リゾートムードが漂う「アレカヤシ」
アレカヤシの原産国はマダガスカルやアフリカなど、熱帯雨林気候の地に自生する植物です。細くシャープな葉が悠々と四方に広がり、さらさらと揺れる様子に南国ムードが漂います。
湿度の高いジャングルのような環境が大好きなので、こまめに霧吹きをしてあげるのがポイントです。
抽象的に描かれたリーフ柄のプランターは、爽やかなブルーとツヤツヤとしたグリーンの相性がぴったり。アレカヤシの花言葉は「元気」と「勝利」で、そばに置くとパワーをもらえそうです。
エスニックテイストのコーディネートが揃う『青山フラワーマーケット|サマーグリーンコレクション2024』
“感葉植物”として、「観る」だけでなく「感じる」植物をお届けする植物のオンラインショップ。ひとつひとつの植物の個性にあわせて、関わり方をご提案。植物との新しい関係が築ける空間コーディネートを叶えます。
撮影・記事/parkERs(株式会社パーク・コーポレーション)
parkERs(パーカーズ)
フラワーショップ「青山フラワーマーケット」を展開するパーク・コーポレーションの空間デザインブランド。「日常に公園のここちよさを。」をコンセプトに、公園の心地よさを室内に取り込むデザインを追求。都会の中では気づきにくくなった自然をデザインによって身近にし、「人の感覚を呼び起こす空間デザイン」で新しい価値を生み出している。
市野澤未和(左)
プランツコーディネーターとして、都市部の室内を中心に植物を用いた空間デザインを手がける。
森美波(右)
「公園の心地よさを表現する空間デザイン」に携わる中で得た気づき・最新情報等を発信。
HP:parkERs(パーカーズ)
Instagram:@parkers_official
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