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LIFESTYLE 植物

2023.12.23

日陰で育てられる花のおすすめ9選|日陰の種類に合わせて花を選ぼう

 

家で花を育ててみたいと思っても、あまり日当たりがよくないからと諦めている人も多いのではないでしょうか。植物の中には、日光が少なくても育つ耐陰性に優れたものも珍しくありません。日陰に適した花の育て方や、日陰の種類について詳しく解説します。

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日陰でも花は育てられる?

「植物を育てるには、日当たりのよい場所が必要だ」と考える人は多いことでしょう。しかし実際には、日光が当たりにくい場所でも育つ植物はたくさんあります。

日陰でも育てやすい花の選び方を紹介します。

日陰花 おすすめ

耐陰性が強い花を選ぼう

植物には光合成が必要ですが、日当たりがよくない場所で生育する花も存在します。日光が当たりにくい日陰でも育つ性質を「耐陰性」といい、耐陰性を持つ植物は「陰生植物」とも呼ばれているのです。

耐陰性の高い植物には、「もともと日陰を好むもの」に加えて、「本来は日当たりのよい場所を好むが、日陰でも成長するもの」が含まれます。丈夫な品種が多いため、比較的育てやすいのがメリットです。

日陰は温度が低い上に、害虫が発生しやすいので植物を育てるのが難しい環境といえるでしょう。日当たりの悪い場所で花を育てたいなら、耐陰性が強い花を選ぶのがおすすめです。

まずは日陰の種類を知ろう

日陰といっても、日光が当たる時間の長さや湿度によって条件は違っています。それぞれの環境に適した植物を選ぶため、日陰の種類をチェックしましょう。

日陰花 おすすめ 種類

半日陰

日陰といわれる場所には、1日中ほとんど光が当たらないところもあれば、間接的な光が差し込む明るいところもあります。

「半日陰」とは、1日のうちに数時間から半日ほど直射日光が当たる場所のことです。同じスペースであっても、1日の間に日向になる時間と日陰になる時間の両方があるのが半日陰です。日照時間は少ないものの直接日光が当たるため、さまざまな種類の花を育てられます。

半日陰が生まれやすい代表的な場所は、大きな木の下で薄く木漏れ日が当たる場所や、建物の陰になるスペースなどです。耐陰性の高い花はもちろん、夏の暑さが苦手な花を育てるときにも向いているでしょう。

湿った日陰

日陰で育てられる植物の種類は、土が湿っているかどうかによっても異なります。湿度の高い場所は「ダンプシェード」とも呼ばれており、土が水分を含んでいるため苔が生えやすいのが特徴です。

日本は、比較的湿度が高く水が多いため、湿った日陰が多くみられます。水辺に近い森や標高が低い場所などは水が集まりやすく、常に土が湿っているのです。

じめじめとした日陰は、土が水気を含んでいて乾きにくい環境でもあります。そのため、水はけのよい環境や乾燥した場所を好む植物にはあまり適していません。土に含まれる水分が多すぎると、根腐れを起こしてしまう植物もあります。湿った日陰で花を育てるには、土壌に適した品種を知っておくことが重要です。

乾いた日陰

湿気の多い日陰に対して、乾燥した日陰のことを「ドライシェード」といいます。日本には乾いた日陰は少ないものの、屋根などに遮られてしまい土に雨が当たらない場所もあります。

湿度が低く乾燥した日陰は土も乾燥気味になっているため、水やりの頻度に気を付けることが重要です。葉が枯れてしまわないよう、乾燥した環境を好む花を選んで植えましょう。

鉢植えで育てている場合も、置き場所によっては乾いた日陰に当てはまります。雨が当たりにくい屋根の下や建物の陰で花を育てる際は、乾燥に強い品種かどうかを事前に確認しましょう。

半日陰におすすめ!日陰で育てられる花

日の当たる時間がある半日陰では、バリエーション豊かな花々が育てられます。半日陰でも育てやすい花や、育て方のポイントを見ていきましょう。

日陰花 おすすめ 半日陰

アガパンサス

アガパンサスは、初夏から夏にかけてたくさんの小さな花を咲かせる植物です。原産地は南アフリカで、長い茎の先に百合のような花をいくつも咲かせることから「アフリカンリリー」とも呼ばれています。

基本的には日当たりのよい環境を好みますが、半日陰でも育てられるのがアガパンサスの特徴です。耐陰性があるだけでなく、暑さや寒さにも強いので初心者でもチャレンジしやすいでしょう。

アガパンサスを育てる際は、苗を購入して植え付ける方法が一般的です。肥料がなくてもよく育ちますが、湿度には弱いため水はけのよい土を選びましょう。乾燥に強いので、頻繁に水やりをする必要はありません。屋外に植える場合は、雨水だけでも問題なく育ちます。

アガパンサス 紫君子蘭

オダマキ

オダマキは北半球の温帯に幅広く分布しており、日本が原産の品種も存在します。華やかな大きな花を咲かせ、花びらの周りに大きながくが付いているのが特徴です。

日当たりのよい環境を好むものの、強い日差しには弱いため、半日陰で育てるのに適しています。基本的には、風通しのよい場所に置くようにしましょう。

春から夏にかけて開花し、寒い時期には葉が落ちて根の部分だけで冬を越し、翌年も花を咲かせる多年草です。冬に土が凍るほど寒い地域では、わらを敷くなどの対策をしておきましょう。

オダマキには数多くの品種があるため、花の色や咲き方を選ぶこともできます。葉に虫が付くことがあるので、育てる際には注意が必要です。

オダマキ 日陰花 おすすめ

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