水木しげる生誕100周年記念作品・舞台『ゲゲゲの鬼太郎』に出演! 七海ひろきさんにインタビュー
俳優・声優・アーティストとして常に新たなチャレンジを続け、そして、いつもスタイリッシュなかっこよさで私たちを魅了する七海ひろきさん。
この夏は、水木しげる生誕100周年を記念した舞台『ゲゲゲの鬼太郎』に「天邪鬼-リン」役として出演されます。1965年に週刊少年マガジンで連載がスタートして以来、漫画・アニメ・映画・小説・ドラマ・ゲーム…と半世紀以上にわたって多くに人に愛されてきた不朽の名作『ゲゲゲの鬼太郎』。その舞台に立てるとあって、七海さんもいまだ興奮さめやらぬ様子。そんな七海さんのナチュラルインタビューを、とっておきの撮り下ろしポートレートとあわせて前・後編でお届けします!
▲撮り下ろしポートレートとともにお楽しみください!
まずはじめに、舞台『ゲゲゲの鬼太郎』出演が決まったときの感想を教えてください。
「ワクワク、ドキドキ、楽しみ! そのときの気持ちをそのまま表現するとコレです(笑)。日本中の誰もが知っている国民的な作品に携われるのは、やっぱり特別なことですから…とても光栄ですし、とにかく嬉しかったです。自分自身、アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』を見て育ってきたので、あの独特の世界観・雰囲気が舞台の上でどう表現されるのか、公演が近づくにつれ、さらにワクワクが膨らんでいくと思います。あ! あとは『あの主題歌を歌えたりするんだろうか…!?』なんて思ったり(笑)」
確かにそれは気になるポイントです…!
「これに関しては私もわかっていないので、あくまでも個人的な願望です(笑)」
▲何気ない場所も、すぐさま〝自分の空間〟に変えてしまう七海さん。
今回の作品では「天邪鬼-リン」役を演じられるとのこと。これまで、多彩な役を演じられてきた七海さんですが、〝妖怪〟を演じた経験は?
「…妖怪って演じたことあったかな……そうだ、朗読劇で〝白狐〟を演じています。でも、舞台作品で妖怪を演じるのは初めて。またこうして新たな挑戦ができるのも嬉しいです。演じる役が〝天邪鬼〟だと聞いて、まずはアニメに出てくる〝天邪鬼〟をおさらいしたのですが、全身が真っ赤でムキムキで、とにかく見るからに強そうな鬼なんです。今回の舞台ではどんな鬼になるんだろう、私はどんなアプローチでこの鬼を表現していくんだろうとさらに興味が湧きました」
素直ではない性格をあらわす言葉にもなっている〝天邪鬼〟。一筋縄ではいかない役になるのでは…と想像してしまいます。
「〝天邪鬼〟は、本当の気持ちとは反対のことを言ってしまう鬼なんです。妖怪の中でもよく名の知れた存在ですが、今回の舞台では人間と妖怪の狭間で揺れる役どころ…ストーリー展開のキーパーソンともいえるキャラクターになりそうなので、頑張って演じていきたいなと思っています。それから、ビジュアルもすごく素敵に仕上げていただいたので、舞台での衣装やヘアメイクも含めて楽しみにしていてほしいです! また新たな七海ひろきをお見せできるのではと思います」
▲ふとした一瞬の仕草と視線に思わず目を奪われます…!