金銭面
「金銭面と必要性を感じないため」(30代・北海道・子ども1人)
「習い事はお金もかかるし、やりたいものが見つかったらで良いと思っている」(30代・千葉県・子ども2人)
送り迎えができない
「習い事をする場所までの送り迎えができないから」(30代・青森県・子ども2人)
「送迎できないから」(30代・宮崎県・子ども3人)
「共働きで時間がない」(30代・鹿児島県・子ども3人)
小学生が習い事をするメリット
小学生の頃から、習い事に通わせるのにはどんなメリットがあるのかチェックしてみましょう。
社交性が身につく
習い事を通じて、同年代の子どもたちや大人と関わる機会が増えるので、コミュニケーション能力や社交性が向上するでしょう。
例えば、スポーツチームやグループレッスンで新しい友達を作り、一緒に目標に向かって努力する経験を通じて、他人との協力やリーダーシップの重要性を学びます。こうした経験は、将来の社会生活において大いに役立つはずです。
自信がつく
新しいスキルを習得し、成功体験を積むことで子どもは自信を持つようになります。
例えば、楽器の演奏やスポーツの大会で成果を出すことは、自分の努力が実を結ぶ喜びを感じる瞬間です。こうした成功体験が積み重なることで、自己肯定感が高まり、他の挑戦にも積極的に取り組む姿勢が身につきます。
時間管理能力が向上する
学校と習い事を両立させることで、時間の使い方やスケジュール管理のスキルが自然に身につくでしょう。
例えば、宿題と習い事の両方を計画的にこなす力がつくことで、効率的に時間を使う習慣ができます。この能力は、学業だけでなく将来の職業生活においても非常に重要で、自己管理能力がアップするでしょう。
小学生が習い事をするデメリット
反対に、子どもにとって習い事が負担になるケースも! 習い事に通わせる前に理解しておきたいポイントをまとめました。
過度なストレス
多くの習い事を掛け持ちすると、子どもが疲れやストレスを感じることがあります。例えば、学校の宿題と習い事の両立が難しくなり、時間に追われる生活が続くと、心身ともに負担がかかるでしょう。これにより、学習意欲が低下したり、体調を崩したりするリスクが高まるのです。
自由時間の減少
習い事に時間を割くことで、自由に遊ぶ時間や家族と過ごす時間が減る可能性があります。例えば、友達と遊ぶ時間が少なくなり、リラックスしたり、自分の好きなことをする時間が制限されることもあります。
こうしたことにより、子どもの成長に必要な自由な遊びの時間が不足し、ストレスを感じることがあるかもしれません。
経済的負担
習い事には費用がかかるため、家計に負担がかかることがあります。例えば、月謝や道具代が家計を圧迫し、他の必要な支出に影響を及ぼすことも…。
経済的な負担が増えることで、家族全体の生活が圧迫されることがあり、子ども自身もその負担を感じることがあるでしょう。
小学生の習い事を選ぶポイント
親が一方的に、子どもの習い事を決めてしまうと子どもに負担になるケースもあります。習い事を選ぶ際に知っておきたいポイントを見ていきましょう。
子どもの興味を尊重する
子どもが興味を持っていることを優先して選びましょう。興味があることなら、楽しんで続けられる可能性が高いです。
例えば、スポーツが好きならサッカーやバスケットボールを選ぶと、子どもが自ら積極的に取り組むようになるはずです。興味を尊重することで、習い事の楽しさが倍増します。
無理のないスケジュール
子どもや家庭のスケジュールに無理がないように調整してみてください。過度な負担を避けるためにも、バランスが大切です。
例えば、週に1~2回の習い事から始め、生活リズムに合わせることで、ストレスを減らし、楽しんで続けられる環境を整えられますよ。
費用対効果を考える
せっかく高額なレッスン代を払っても、子どもが何も身につけられなければ意味が感じられませんよね。習い事の費用と、それに見合った効果や成果を考えて選んでみてください。
無料体験や見学を利用することで、子どもの成長につながるかどうかを判断して見るのも一案です。
最後に
習い事はさまざまな人と出会い、新しいスキルを習得できるチャンス。子どもの世界をぐっと大きくすることもできるでしょう。思いもよらない才能が開花することもあるかもしれません。気になるデメリットは上手に解消しつつ、子どもの可能性を広げてあげたいですね。
TOP画像/(c) Adobe Stock
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