Q :仕事がらみの会食、断ってもよい?
答える人/土肥麻梨子さん(株式会社ディージーワン・取締役)
A:お誘いを受けたならまずは行ってみる。ビジネスだけでなく自分の見識を広げる可能性も
私の場合、まず会食に参加することで何得られるかを考えます。誘われたら、最初から断ることは少なくて、今後のビジネスに少しでもかかわる可能性があると考えられるなら、参加するべきだと思うからです。ここでういう「何を得られるか」はただビジネスライクにというだけでなく、今の仕事に直結していなくても自分の知識や見識を広げてくださる方もいるので、お誘いいただいた中でムダな会食はないかなと個人的には思います。
ただ、明らかに徒労に終わってしまいそうな会食、それから何回かあったけれどビジネスにはつながらないという場合は、やんわりと断ります。理由はなんでもよくて、別の会食があるとか、仕事が終わらないとか…。
会食を断って関係性が微妙になってしまうことは避けたいので、その後は何かビジネスに繋げられそうな話が出てくれば、それまでと同様コミュニケーションをとっていきます。変にこちらが「断ってしまったこと」を引きずらないこともポイントだと思います。
株式会社ディージーワン・取締役
土肥麻梨子さん
株式会社ベネフィット・ワン入社。営業事務、編集・企画、サービス提携・サービス開発を歴任し、最大時は全国に30人の部下を抱える。2017年9月に同社のグループ会社である株式会社ディージーワン創立。中小企業にも簡単にマーケティングが可能なビジネスプラットフォーム「DG1」WEBマーケティング責任者。趣味はホットヨガ、海外旅行、英会話。メンバーや後輩の悩み相談の相手になることが多い。
●ご相談ごとは、domani2@shogakukan.co.jp までメールでどうぞ! 件名に「働くアラフォー質問箱」と書いてお送りください。すべてのご相談にお答えできるとは限りません。あらかじめご了承ください。