「ご厚誼」は「厚いお付き合い」に感謝する言葉!正しい意味と類語、例文を解説 | Domani

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2021.07.26

「ご厚誼」の正しい意味とは? ビジネスで活用できる「ご厚誼」3つのフレーズ

「ご厚誼(ごこうぎ)」は「お世話になりありがとうございます」と、目上の人からのお付き合いに感謝を表す言葉です。「ご交誼」と混同されがちですが、使用するシーンは異なります。正しい意味や類語を理解し「ご厚誼」の使い方をマスターしていきましょう。

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【目次】
 ・「ご厚誼」の意味と使用するシーン
 ・ビジネスで活用!「ご厚誼」3つのフレーズ
 ・「ご厚誼」を言い換えるなら?3つの類語
 ・3つのシーン別「ご厚誼」の使い方を例文でマスター
 ・「ご厚誼」の意味を理解し大人のマナーを身に付けよう

「ご厚誼」の意味と使用するシーン

「ご厚誼(ごこうぎ)」は、目上の人へ感謝を伝えるていねいな表現です。主にビジネス文書や公の場でのスピーチなど、格式ばったシーンで使用されます。言葉を正しく使用するために、まずは「ご厚誼」の意味と活用シーンを確認していきましょう。

ご厚誼

■「ご厚誼」は「厚いお付き合い」への感謝を表す言葉

「厚誼」の「厚」には、「ぶあつい」「ゆたか」といった意味合いがあります。「誼」は訓読みで「よしみ」と読み、親しい間柄を意味する漢字です。

ふたつの文字で構成される「厚誼」という言葉には、「厚いよしみ」という意味があります。「情愛がこもった親しい付き合い」という意味でも使用される言葉です。

「ご(御)」は、名詞の前に置くことで、相手への尊敬の意を表します。「厚誼」に「ご」を付けた「ご厚誼」は、「厚くお付き合いしていただく」と、相手を敬うていねいな表現です。そのため、取引先や上司など、目上の人への使用に適しています。

■「ご厚誼」を使用するのは格式のあるシーン

「ご厚誼」は、主に格式あるシーンで使用される言葉です。委任や就任のスピーチ、メールなどに用います。正式なビジネス文書にも適した表現です。結婚式や葬儀のスピーチ、喪中はがきなどでも「ご厚誼」を使用します。

かしこまったシーンに適した「ご厚誼」は、日常生活で使用すると相手に違和感を与えかねません。「ご厚誼」はあくまでも、正式な文書や挨拶で使用することを理解し、多用しないように気を付けましょう。

ビジネスで活用!「ご厚誼」3つのフレーズ

「ご厚誼」は、「お願いいたします」「御礼申し上げます」という言葉を続けて使用します。ビジネスシーンで活用できる3つのフレーズを覚えておきましょう。

ご厚誼

1.「ご厚誼のほどお願いいたします」

「ご厚誼のほどお願いいたします」は、「変わらぬお付き合いをお願いいたします」と伝えるフレーズです。目上の人や取引先の挨拶に用います。

直接対面するときだけなく、ビジネスメールでも活用できる表現です。「今年もよろしくお願いします」という意味を込め、年賀状に使用することも合わせて覚えておきたいですね。

例文
・昨年中は格別のご高配を賜り誠にありがとうございました。今後ともご厚誼のほどよろしくお願いいたします。
・この度、新しく課長補佐役に就任いたしました。〇〇と申します。今後ともご厚誼のほどお願いいたします。

2.「ご厚誼を賜りますようお願い申し上げます」

「もらう」の謙譲語である「賜る(たまわる)」を用いると、さらにていねいな表現になります。かしこまった表現が好まれる、公式のビジネス文書にも適したフレーズです。主に文章の末尾に使用します。

例文
・本年もご厚誼を賜りますようお願い申し上げます。
・来年も倍旧のご厚誼を賜りますよう、お願い申し上げます。

3.「ご厚誼にあずかり御礼申し上げます」

「ご厚誼にあずかり御礼申し上げます」は、「いつもお世話になりありがとうございます」とお付き合いへの感謝を伝える表現です。「あずかる」は「受ける」「もらう」のていねいな表現であり、相手へかしこまった印象を与えます。

「本当にありがとうございます」と感謝の気持ちを強調したいときには、「厚く」を付け加えると良いでしょう。

例文
・平素は格別のご厚誼にあずかり御礼申し上げます。
・昨年中はひとかたならぬご厚誼にあずかり、厚く御礼申し上げます。

「ご厚誼」を言い換えるなら?3つの類語

「ご厚誼」には、同じように相手を敬う3つの類語があります。正確な意味合いは異なるため、使用時は注意が必要です。特に「ご交誼(ごこうぎ)」は目上の人に使用することはできません。それぞれの意味合いをよく理解しておきましょう。

ご厚誼

1.「ご交誼(ごこうぎ)」

「交誼」には、「友人としての親しい付き合い」という意味があります。「よしみ」という意味を持つ点では「厚誼」と同様ですが、相手が「対等な関係」であることが大きな違いです。

そのため、「ご」を付け「ご交誼」と表したとしても、目上の人に使用することはできません。友人や親戚など、身近な人へていねいな挨拶したいときに使用しましょう。

例文
・どうぞ末永くご交誼賜りますよう、お願い申し上げます。
・来年も変わらぬご交誼をお願い申し上げます。

2.「ご高配(ごこうはい)」

「ご高配」は、相手への思いやりや配慮を敬った言葉です。「ご厚誼」と比べると若干くだけた表現になるため、訃報や喪中には使用しません。ビジネス文書の冒頭や、締めの文章で用いると覚えておくと良いでしょう。

例文
・今後とも変わらぬご高配を賜りますよう、お願い申し上げます。
・ご高配にあずかりますこと、誠に恐れ入ります。

3.「ご厚情(ごこうじょう)」

「厚情」には、「深い情けや思いやり」といった意味があります。「ご」を付けた「ご厚情」は、相手からの情けに敬意を表した言葉です。「ご厚誼」と同様に、目上の人への感謝を表す言葉として用いられます。

相手からの親切に恐縮するときは「ご厚情に痛み入る」、親切心に応えたいときは「ご厚情にお応えする」など、ビジネスシーンでの活用が多い言葉であることを覚えておきましょう。

例文
・皆様からのご厚情に厚く御礼申し上げます。
・お足元の悪いなかご足労いただいた上、結構なお品まで頂戴しご厚情に痛み入ります。
・ご厚情にお応えできるよう、尽力いたします。

3つのシーン別「ご厚誼」の使い方を例文でマスター

「ご厚誼」は、格式ばったシーンに適した言葉です。ビジンスシーンでの挨拶のほか、訃報や喪中の知らせでも使用されます。それぞれの具体的な例文を参考に、使い方をマスターしましょう。

ご厚誼

シーン1. 異動や委任、就任の挨拶

「厚いお付き合い」への感謝を伝える「ご厚誼」は、ビジネスシーンでお世話になった相手へ感謝を表したい場面に適しています。そのため、異動や委任、就任の挨拶に用いられる言葉です。

「お世話になりありがとうございました」「今後とも変わらぬお付き合いをお願いします」という思いを込め、以下のように使用しましょう。

例文
・このたび〇月〇日付で〇〇勤務を命ぜられ、この程着任いたしました。在勤中は公私とも大変お世話になり、誠にありがとうございました。今後ともよろしくご指導とご厚誼を賜りますよう、お願い申し上げます。

シーン2. 喪中を知らせるはがき

「ご厚誼」は喪中はがきの締めの文章に使用されます。類語である「ご厚情」で生前の思いやりに感謝しつつ、今後も変わらぬお付き合いをお願いしますと「ご厚誼」を末尾に添えましょう。喪中はがきでは句点や句読点を使用しないことも、合わせて覚えておきたいですね。

例文
・喪中につき新年のご挨拶を失礼させていただきます
本年中に賜りましたご厚情に深謝いたしますとともに
明年も変わらぬご厚誼のほどお願い申し上げます

シーン3. 追悼のスピーチ

社葬や合同葬といった比較的大規模な葬儀では、友人や社員代表として、参列者がスピーチを述べることもあります。故人を悼む気持ちと遺族を気遣う気持ちを中心に、挨拶の末尾は「ご厚誼」を用いた感謝の言葉を述べましょう。

例文
・生前のご厚誼を深謝し、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

「ご厚誼」の意味を理解し大人のマナーを身に付けよう

「ご厚誼」は、目上の人への感謝の気持ちを伝える言葉です。ビジネスやプライベートでは、格式あるシーンで使用されます。言葉の意味だけでなく使用法を理解しながら、大人のマナーを身に付けていきましょう。

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