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LIFESTYLE レジャー

2023.08.30

大人も子どもも大満足!実は海外旅行よりお得!?【親子で行くクルーズ旅】

実に4年ぶりとなる自由な夏休み!今年は娘の誕生日も兼ねて、ふたりでクルーズ旅へ行ってきました。敷居が高いイメージがあるクルーズ旅ですが、実は海外旅行よりお得なことも。そこで今回はその魅力をママ目線でたっぷりと紹介します。

Text:
川口ゆかり
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何がいいって、時差&移動がないこと!

今回、私たち親子が乗船したのは世界最大のプレミアムクルーズライン「プリンセス・クルーズ」。豪華客船ながら、乗務員はとってもフレンドリー。5年ほど前、両親に勧められるがままクルーズ旅に出たのがきっかけでトリコに。娘にとっては初、筆者にとっては2回目の乗船となりました。

客船のデッキから見える海と空の景色

クルーズ旅の魅力は、なんといっても大きなホテルごと移動して、朝起きたら違う土地についているという〝手軽さ”。広々とした空間なので、エコノミー症候群などとは無縁で、移動に伴う疲労が少ないんです。

通常の旅は新幹線や飛行機、ホテルを予約して、飲食にアクティビティ代と、どうしたって出費がかさむじゃないですか。それがクルーズ旅は、まるっと旅行代金に含まれているので(時期やお部屋のタイプによっては1日1万円台~の手頃な価格も)同じ日数、海外旅行に行くよりも圧倒的にコスパがいいんです。Wi-Fiも使えるからワーケーション利用もおすすめ。

何時に起きてもいいし、何時に寝てもいい

終電や帰りのタクシーを気にせず、面倒な食器の片付けも部屋の掃除も不要。毎日、お部屋はきれいになっているし、新しいタオルが支給される。まさに至れりつくせり。

仕事に家事、子育てと日々忙しく過ごしているワーママにとって、この〝何もしなくていい”って、贅沢以外の何物でもないですよね。もちろん、船内はセキュリティーがしっかりしているので、海外旅行のように治安を気にする心配もない。控えめに言って最高!

船内は基本キャッシュレス!

電子決済ができるメダル型の機械

IDの代わりに「メダリオン」という端末を使って、会計を済ませたり、専用のアプリと連動させ、レストランの予約やイベントを確認することができます。ルームキー代わりにもなるので、手ぶらでおでかけも可能。子連れ旅なのに身軽ってラクちん~!

クルーズ旅に必要なもの・あると便利なもの

筆者と娘さんがパスポートをかざして撮ったセルフィー

    ●パスポート(クルーズ終了時に6ヶ月以上の残存有効期間が必要)
    ●歯ブラシ、歯磨き粉など
    ●水着・運動する人は運動靴
    ●きれいめな服

    ラグジュアリーホテル同様、タオルやシャンプーリンス、ドライヤーなどは客室に完備されていますが、歯ブラシなどはなかったのでご持参を。プールで必要な水着・ラッシュガードや日焼け止め。運動したい方は靴も。レストランでの食事用に、きれいめな服が1セットあるといいかなと思います。

    子どもも大人の大満足の食事

    ラーメン、ポップコーン、ステーキなどの船内の食事のレパートリー

    船内には、メイン・ダイニング5箇所以外に食事や軽食、スイーツ(ラーメンも!)などが楽しめるビュッフェスタイルのレストランや子どもが大好きなアイスクリームバーやピザ、ハンバーガーも。もちろん、何回食べてもFREE(一部、有料レストランもあり)。豊富な選択肢があるので、長い船旅でも飽きることがないんです。

    顔と同じくらいの大きさのピザを持っていている様子

    食べ盛りの娘にとっては、これが何よりうれしかったようで、何度も何度もおかわりしていました。特にこの焼きたてのピザが美味しくて。FREEで良かったよ…。というのも、海外旅行に行った友人ファミリー(家族3人)がランチにハンバーガーを食べたら1万円だった(!!)、なんて話も聞いていまして。朝・昼・晩におやつと毎回、食事代を支払っていたらと思うと……ゾッとします。 

    子連れにおすすめしたいポイント

    子連れにおすすめしたいのは、専任スタッフが常駐する「キッズセンター」を完備していること(もちろん代金はFREE!)。大人だけでなく、子どもにとっても天国なわけです。

    筆者と娘さんがレストランで着ぐるみのクマと記念撮影をしている様子

    今回の旅で一番印象に残ったのは、ファミリー向けの特別プログラム「スタンリー ブレックファスト」。公式マスコットのスタンリーといっしょに食事が楽しめるというもの。これ、小さなお子さんは絶対お好きかと。この日は娘がお誕生日だったこともあり、乗務員の方々に盛大にお祝いしていただき、とてもいい記念になりました(カチューシャは参加者全員にプレゼントされます)。

    船の中で何してた?

    船内の舞台で行われているショーを正面から撮影したもの▲毎晩開催される本格的なショー。フラッシュなしであれば撮影OKでした。

    基本的に朝、港に到着するので日中は街を観光して、夕方帰船します。終日航海する日でも、さまざまなイベントやアクティビティがあるので、まったく退屈しない。娘はこの旅で初めてショーを鑑賞して、大興奮。「もう一度観たい」といわれ、2回も足を運んだほどです。

    朝からフィットネス・センターで体を動かして朝食

    筆者の娘さんがフィットネスセンターでストレッチをする様子

    船内のプール

    プール&ランチを済ませて夕方からはシアターで本格的な舞台を観たり、ポップコーン片手にプールデッキで映画鑑賞と大忙し。圧倒的に時間が足りない(笑)。

    娘にとってはネイティブな英語に触れ合い、見るものすべてが初めてで刺激的な毎日。きっと将来、何かプラスにはたらくんじゃないかと勝手に思っている次第です。単なる移動手段としてだけでなく、大人にとっても子どもにとってもウィンウィンなクルーズ旅。次のバケーションリストのひとつに追加してみては、いかがでしょうか?

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    エディター

    川口ゆかり

    女性誌やWeb広告でエディターとして活躍するかたわら、JSIA飾り巻き寿司1級インストラクター資格を取得。2016年夏より、東京・青山で料理教室『おもてなしごはん東京』をスタート。不定期に飾り巻き寿司レッスンを開催しながら、ファッション誌のフードスタイリングや企業のレシピ開発なども行う。プライベートでは2児の母。おしゃれ業界人がたびたび登場する本人のインスタグラム(@yucarikawaguchi)も話題♡

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