【目次】
憧れの女性をお手本にする
自己プロデュースにおいて、いちばん手っ取り早いのが「こうなりたい」という目標を見つけること。元銀座のNo.1ホステス・勝友の場合は、勤めることになった銀座のクラブのママがお手本だったそう。
「ツンデレの加減が本当に絶妙で、同性から見ても惚れ惚れする女性だった」とか。
もともと昼は別の仕事をしながら、週3のアルバイトホステスだった勝友が、夜の仕事一本にしぼり、No.1まで上り詰めることができたのは、ママというお手本があったからなのかもしれない。
まずは、職場やプライベートで素敵だなと思う人、もしくは憧れの芸能人をお手本にするといいらしい。
ここで気をつけたいのは、自分とまったくタイプが違う人を目標にしないこと。
たとえどんなに憧れていたとしても、小柄で童顔な人が米倉涼子を目ざすのも、逆にスラリとしたクールビューティ系が永作博美を目ざすのも無理があるということ。顔立ちや体型、醸し出す雰囲気など、どこかしら共通点がある人を目標に定めるほうが、目標に近づきやすい。
ところで…、真似をしていることが、本人やまわりの人にバレたらちょっと恥ずかしくない? という素朴な疑問を勝友に投げかけてみたところ、「○○さんに憧れてるんですって公言しちゃえばいいと思います。どうしてもまわりにバレるのが嫌なら、もうひとり目標を見つけて、ふたりからいいとこ取りをすれば問題なし」と返ってきた。
結論。『まずは自分のキャラクターと方向性を把握して、お手本を定めることが、自己プロデュースにマストである』