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LIFESTYLE インタビュー

2023.11.04

俳優・猪塚健太さん「素敵な座長と共演者のおかげで『ゼイチョー』の現場が楽しすぎて、すでにロスの予感です」

 

「ちょっと特別感のあるお店でしゃぶしゃぶを食べるとものすごく幸福感を味わえるんです」家族との思い出や習慣が、大人になった今も残っている

猪塚健太さん 表情アップ

シリアスな表情からやさしい笑顔まで。撮り下ろし写真をすべて見る

 

──小さな頃は、どんな子供でしたか?

子供のころは、とにかく真面目で小学校の低学年ごろから高校卒業するまで、ずっと学級委員をしていました。人前に立つのが好きだったのかもしれませんね。学級委員って、クラスを代表して前に立って話したりするじゃないですか。そういうのが多分、嫌いじゃなかったんだと思います。

──ご家族との思い出で、印象に残っている出来事は。

小学生のとき、家族全員でオーストリアにホームステイしたことが印象に残っていますね。

──ご家族全員で! どなたが「行こう」と提案されたんでしょう?

もともと実家で、ホームステイの受け入れをしていたんです。それでかつて我が家を訪れた方のもとへ、今度は家族で会いにいこうということになりました。その方とは今も繋がりがあって、インスタを通じて僕のお仕事を応援してくれています。家族の思い出が、僕の今の活動にもつながった感じがしてうれしいですね。これまで、色々な国の方がホームステイで我が家に滞在しましたが、物心ついたころには普通のことで、まったく違和感がありませんでした。「次は誰がくるの?」という感じ。今、振り返ると他にあまりない、貴重な環境だったなと思います。

──最近ハマっていることはありますか?

最近ハマっていることは…、コンビニで買える焼き魚! とくに鯖の塩焼きですね。レンジでチンするだけで食べられるんですが、それがとんでもないクオリティだと気づいてしまって。何種類かある中、一通り試した結果、個人的には鯖の塩焼きがいちばん美味しかったです。脂がのっていて…毎日食べたいくらい。

──ハマりっぷりが伝わってきますね! ご飯といえば、がんばったときの“ご褒美ご飯”はありますか?

しゃぶしゃぶ。それも、「木曽路」のしゃぶしゃぶです。子供のときから、いいことがあると連れていってもらえた場所なんです。なので、ちいさな頃から僕の“ご褒美ご飯”ですね。大人になった今も、木曽路のしゃぶしゃぶを食べるとものすごく幸福感を味わえるんです。だから、普段は行かずに大切なときだけ行くようにしています!

──ご家族との思い出や習慣が、大人になった今も残っているのは素敵ですね。

俳優の仕事をするようになって、初めて家族に木曽路でご馳走したことがあるんです。そのとき「こんなにいいものを食べさせてくれていたんだ」とようやくわかりまして。ずっとこんな“ご褒美”をもらっていたと思うと、ますます好きになりました。家族のことも、木曽路のことも(笑)。

──今年も残すところ2か月ですが、今のうちにやってみたいことはありますか?

やりたいこと…(しばし思案して)ゴルフです。『ポルノグラファー』ご一緒した竹財輝之助さんのおすすめもあって2年前ぐらいからずっと(やってみたいと)言っているんですけど…はじめの一歩がなかなか踏み出せていません。通いやすそうなゴルフ場、練習できる場所、おすすめのクラブとか…情報だけはいろいろ調べているのですが(笑)。

──周囲の人からすすめられることも多そうですよね。

それこそ、『ゼイチョー』でご一緒している光石研さんとも「身体を動かすなら、ゴルフがいいんじゃないですか?」って話し合ったりしています。ですが、なかなか…。

──残り2か月に期待です(笑)。落ち込んだときに気持ちを切り替える方法はありますか?

気持ちを切り替えるのって難しいですよね。僕はどちらかというと落ち込みやすいほうで、そのくせ誰にも相談できないタイプで。サウナが好きでよく行きますが、サウナに入っているときは逆に考え込んでしまうので、落ち込んだときには向かないかな。どちらかというと、運動するのがいいですよね。

──そうするとやっぱりゴルフですね!

あはは、どのルートをたどってもゴルフにつながってしまいますね(笑)。ゴルフにまだ手が出せていない今は、ジムにいくことが多いです。筋トレ中はしんどくて他のことが考えられなくなるし、俳優にとって体づくりは大切ですから、一石二鳥です。

正面を見て笑顔の猪塚健太さん

──忙しい毎日を過ごしていると思いますが、日々をご機嫌に過ごすために心がけていることは?

欠かさずやっているのは、起きてすぐ洗濯機をまわして、そのあいだに掃除をすること。1年以上続いています。

──素晴らしい家事力!

僕、今すごく家事力が高いと思います(笑)。でも、掃除ってたまにやると大変で嫌になりますが、毎日やれば汚れもそんなに溜まらず毎朝サッと掃除するだけで家がきれいになるので、逆にすごく楽なんですよ。

「トイレの神様」ってありますよね。それって、身の周りをきれいにすれば気分が良くなって、結果日々にもプラスの影響をもたらすということだなって。自分で取り組んでみて気づきました。

──見習いたい習慣です。では、1日お休みがあったら何をしますか?

撮り溜めたドラマや映画を観るのが第一優先ですね。最近おもしろかったのは、映画だと『バッド・ランズ』と『福田村事件』。韓国ドラマの『ムービング』も素晴らしかったです!「なんでこんなに面白いんだ」って悔しくもあり、楽しくもあり。ドラマや映画で休日が終わることが多いので…やっぱりゴルフを始める時間はなかなか作れそうありません(笑)。

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問い合わせ先
エンケル TEL 03-6812-9897
ティーニー ランチ TEL 03-6812-9341

撮影/高木亜麗 スタイリスト/秋山貴紀 ヘア&メイク/Emiy 取材・文/徳永留依子

俳優

猪塚健太(いづか・けんた)

1986年10月8日生まれ、愛知県出身。舞台・ドラマ・映画でマルチに活躍。出演作にドラマ『ポルノグラファー』『今日から俺は!!』『ハレーションラブ』、映画『娼年』『禁じられた遊び』など。現在、土曜ドラマ『ゼイチョー ~「払えない」にはワケがある~』、U-NEXTオリジナルドラマ『MARICE』に出演中。11月3日より映画『人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした』が公開中。

▶︎オフィシャルTwitter
▶︎オフィシャルInstagram

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