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LIFESTYLE 雑学

2018.08.10

【洗濯の選択】「柔軟剤の量は増やしてOK?」「ドラム型と縦型どっちがいい?」さて、この正解は?

洋服も洗剤もそして洗濯機も日々進化して、おしゃれ着もどんどん自宅で洗濯ができるように。でも、いざやると、疑問や失敗も浮上しているよう。そこで、Domani読者にアンケートを実施! アンケート結果をもとにした、リアルなQ&A方式で改めて知っておきたい洗濯法を紹介します。

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知っておきたい!知っておくべき”おうち洗い”で大切なこと

洗える服が増えた今、服が傷んだり形が変わったりしないよう洗濯の仕方を知っておくことが大切!ホームケアの仕方で衣類のもちが変わってくるので、プロに洗濯の仕方をしっかり教えてもらいましょう。

読者の悩み&疑問にコメントするのは…

花王 ファブリックケアPR

河野千絵さん

〝アタック〞や〝エマール〞などのPRを担当。「衣類ケアこそ、おしゃれの第一歩」「洋服好きこそ、ケアを怠るなかれ」がモットー。

ライオン お洗濯マイスター

大貫和泉さん

2児の母としての経験と、20年以上にわたる洗濯用洗剤の研究経験をもとに、日々の洗濯に役立つ情報を女性目線で発信中!

パナソニック 広報

石井由美さん

洗濯機やアイロン、掃除機などのPRを務める。「黄ばみ衣類を見ると、温水つけおきで洗いたくなる…!」という職業病も。

【洗濯機にまつわるQuestion】

Q. 縦型洗濯機のおしゃれ着洗いのコースって水量も少ないけど、ちゃんと洗えているの?
A. 遠心力のパワーで衣類の汚れを落とします。

叩いたり揉んだりせず、洗剤液を衣類に通過させることで洗浄しているそう。「遠心力で槽の内壁に衣類を広げ、そこに洗剤液を噴射。服の絡みや型崩れを防ぎつつ、繊維の奥までしっかり洗います(パナソニック/石井さん)」

Q. どれくらいの頻度で手入れをすればいい?

A. なるべくマメに。特に乾燥フィルターは要注意。

週1回は洗濯後に乾燥運転させて槽を乾燥、また月1回は槽の洗浄を行うのが理想的だとか。「乾燥コースを一度使うだけで、乾燥フィルター(写真1)にはこんなにホコリがたまることも。使用のたびにフィルターのホコリを取るよう心がけて。排水フィルター(写真2)のお手入れは、縦型は洗濯のたび、ドラムは週1回、洗剤投入口(写真3)も汚れやヌメリがついていたら掃除を。ドラムのフタのパッキン部分(写真4)は汚れを見落としがち。やわらかな布でときどきふいて(パナソニック/石井さん)」

Q. 買い替えを検討中。ドラム式と縦型、どちらがいいの?

A. よく洗う服の汚れの種類や乾燥コースの利用頻度で判断を。

「少量かつ高濃度の洗剤液で洗いあげるドラム式は皮脂汚れに効果的、衣類を揉み洗いする縦型は泥や食べこぼしなどの固形汚れに強い…などの特徴はありますが、最新機種は洗浄力に大きな差はありません。ただ、乾燥機能はドラム式のほうが上。よく乾燥を使う人にはドラム式をオススメします(パナソニック/石井さん)」
外出先からスマホで洗濯操作が可能(右)、縦型に温水洗浄機能を初搭載(左)など、洗濯機の進化が止まらない! 右/ななめドラム洗濯乾燥機 NA-VX9800 ¥380,000・左/全自動洗濯機 NA-FA120V1 ¥200,000(編集部調べ・パナソニック)

Q. より効果を出したい。洗剤は多めに入れてもいい?
A. 必ず適量を守って。柔軟剤の量も注意!

最新機種は計量いらず!

「適量を超えると洗浄力は頭打ちに。すすぎが不十分になるだけです。柔軟剤の入れすぎもNG。衣類の吸水性低下の原因になることも…(花王/河野さん)」 スタート時に表示される水位を見て、商品裏面に記載された適量を投入して。上の写真のドラム式洗濯機は、まとめて入れた洗剤を洗濯量やコースに合わせて自動計量・投入する機能も。

Q. 服と洗剤を入れて、ボタンを押すだけ。それなのに失敗するのは私だけ?(涙)
A. 失敗の多くは〝うっかり〞が原因。 小さなミスに注意を。

《うっかり point1》衣類の入れ方、入れる量

「通常コースで洗う衣類の中におしゃれ着が紛れてしまい、見事に縮んだ…」「ため込んだ洗濯物を一気に洗ったら、容量を超えていて、一部は濡れてすらいなかった…」なんて声も。投入前に、仕分け&量を再CHECK!

《うっかり point2》洗濯コースのセレクト

「ニットを洗うとき、誤って乾燥までのコースを設定してしまい、シワシワ&極小サイズに…」など、〝わかっていたのに〞お気に入りの服をダメにしたという切ない声がたくさん。当然ですがボタンは間違えずに押して!

Q. ネットには入れられるだけ入れていい?

→1枚1着です! サイズにも気をつけて。

「複数枚を入れると、汚れ落ちが悪くなるほか、衣類同士がこすれて傷むことも。シワや型崩れを防ぐため、たたんで入れるのも基本。ネットの大きさは、収納する時のように普通にたたんだ服がちょうど入るサイズで。大きすぎると衣類が偏ってシワになりやすく、小さすぎると洗濯が不十分に(ライオン/大貫さん)」

Domani2018年7月号『洗える服の「洗い方」』より
本誌撮影時スタッフ:撮影/諸田 梢 構成/旧井菜月
●この特集で紹介している洗濯、取り扱い方法はあくまで一例です。洗濯表示などを十分に確認した上、自己責任で行うようにしてください。

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